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公開番号2024157702
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023072214
出願日2023-04-26
発明の名称現像剤収容体、画像形成ユニット、及び画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社,株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20241031BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】現像剤の飛散を低減できる現像剤収容体、画像形成ユニット、及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像剤収容体(5)は、現像剤を収容する現像剤収容部(50)と、前記現像剤収容部(50)から前記現像剤を排出可能に設けられた排出口(500)と、前記排出口(500)を塞ぐ閉位置と前記排出口(500)を開状態にする開位置との間で移動自在に設けられた開閉部材(51)と、前記開閉部材(51)又は前記現像剤収容部(50)に取り付けられ、前記開閉部材(51)が前記開位置にあるときに前記排出口(500)を通じて前記現像剤収容部(50)の外に向けて突出する突出部材(512)とを有する。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
現像剤を収容する現像剤収容部と、
前記現像剤収容部から前記現像剤を排出可能に設けられた排出口と、
前記排出口を塞ぐ閉位置と前記排出口を開状態にする開位置との間で移動自在に設けられた開閉部材と、
前記開閉部材又は前記現像剤収容部に取り付けられ、前記開閉部材が前記開位置にあるときに前記排出口を通じて前記現像剤収容部の外に向けて突出する突出部材と
を有することを特徴とする現像剤収容体。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記開閉部材における前記排出口を塞ぐ閉止面が前記開位置から前記閉位置に移動する際の移動方向を閉方向とし、前記開閉部材において前記突出部材が取り付け可能な取付面のうちの、前記排出口に対する前記閉方向の上流側の取付面を第1の取付面とし前記閉方向の下流側の取付面を第2の取付面とした場合、前記突出部材は、前記開閉部材の前記第1の取付面側に取り付けられた
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容体。
【請求項3】
前記開閉部材における前記排出口を塞ぐ閉止面が前記開位置から前記閉位置に移動する際の移動方向を閉方向とし、前記開閉部材において前記突出部材が取り付け可能な取付面のうちの、前記排出口に対する前記閉方向の上流側の取付面を第1の取付面とし前記閉方向の下流側の取付面を第2の取付面とした場合、前記突出部材は、前記開閉部材の前記第1の取付面側に取り付けられた第1の突出部材と前記開閉部材の前記第2の取付面側に取り付けられた第2の突出部材とを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容体。
【請求項4】
前記開閉部材は、前記現像剤収容部内に配置され、
前記突出部材は、前記開閉部材に取り付けられ、前記開閉部材が前記開位置にあるときに前記排出口を通じて前記現像剤収容部の外に向けて突出する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の現像剤収容体。
【請求項5】
前記第1の取付面は、前記開閉部材が前記開位置から前記閉位置に移動する際に前記排出口を前記閉方向に移動して横切る面であり、
前記排出口の淵部のうちの、前記第1の取付面側の淵部を第1の淵部とし、前記第2の取付面側の淵部を第2の淵部とした場合、前記第1の淵部は前記第1の取付面よりも前記第2の淵部に向けて突出している
ことを特徴とする請求項2又は3のいずれか1項に記載の現像剤収容体。
【請求項6】
前記突出部材は、前記開閉部材が前記開位置にあるときに、前記排出口の淵部に当接された状態で保持される
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の現像剤収容体。
【請求項7】
前記開閉部材が前記閉位置にあるときに、前記現像剤収容部と前記開閉部材との間に前記突出部材が収納される収納部をさらに有する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の現像剤収容体。
【請求項8】
前記突出部材は、可撓性を有するフィルム部材である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の現像剤収容体。
【請求項9】
請求項1から3のいずれか1項に記載の現像剤収容体と、
前記排出口から排出された現像剤の補給を受け付ける現像剤受入口を備えた画像形成ユニット本体と
を有し、
前記開閉部材が前記開位置にあるときに、前記突出部材は、前記排出口を通じて前記現像剤受入口に向けて突出する
ことを特徴とする画像形成ユニット。
【請求項10】
請求項1から3のいずれか1項に記載の現像剤収容体を有することを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、現像剤収容体、画像形成ユニット、及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真プロセスによって画像を形成する画像形成装置で使用される着脱可能部品として、開閉部材が設けられた排出口を通じて現像剤収容部内の現像剤を排出可能な現像剤収容体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-45553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、画像形成装置の画像形成部に装着されている現像剤収容体を取り外すときに、現像剤収容体の排出口の周囲に付着している現像剤が飛散することがあるという問題があった。
【0005】
本開示は、現像剤の飛散を低減できる現像剤収容体、画像形成ユニット、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の現像剤収容体は、現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部から前記現像剤を排出可能に設けられた排出口と、前記排出口を塞ぐ閉位置と前記排出口を開状態にする開位置との間で移動自在に設けられた開閉部材と、前記開閉部材又は前記現像剤収容部に取り付けられ、前記開閉部材が前記開位置にあるときに前記排出口を通じて前記現像剤収容部の外に向けて突出する突出部材とを有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、現像剤収容体の取り外し時における現像剤の飛散を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る画像形成装置の構造を示す断面図である。
図1の画像形成装置(前面カバーが開けられ、画像形成ユニットが取り外されているとき)の構造を示す断面図である。
実施の形態1に係る画像形成ユニット(トナーカートリッジがドラムユニットに装着されているとき)の構造を示す断面図である。
実施の形態1に係る画像形成ユニット(トナーカートリッジがドラムユニットに装着されていないとき)を示す断面図である。
実施の形態1に係る画像形成ユニットのドラムユニットを示す斜視図である。
実施の形態1に係るトナーカートリッジの外観(斜め上から見たとき)を示す斜視図である。
実施の形態1に係るトナーカートリッジの外観(斜め下から見たとき)を示す斜視図である。
実施の形態1に係るトナーカートリッジの排出口から出ている突出部材を示す斜視図である。
実施の形態1に係るトナーカートリッジの状態(シャッターが閉位置にあるとき)を示す概略断面図である。
実施の形態1に係るトナーカートリッジの状態(シャッターが開位置にあるとき)を示す概略断面図である。
実施の形態1に係るトナーカートリッジのシャッターの閉動作を示す断面図(その1)である。
実施の形態1に係るトナーカートリッジのシャッターの閉動作を示す断面図(その2)である。
実施の形態1に係るトナーカートリッジのシャッターの閉動作を示す断面図(その3)である。
実施の形態1に係るトナーカートリッジの引き抜き動作を示す断面図である。
実施の形態2に係るトナーカートリッジの状態(シャッターが開位置にあるとき)を示す断面図である。
実施の形態2に係るトナーカートリッジの状態(シャッターが閉位置に移動しているとき)を示す断面図である。
実施の形態2に係るトナーカートリッジの状態(シャッターが閉位置にあるとき)を示す断面図である。
実施の形態3に係るトナーカートリッジの状態(シャッターが開位置にあるとき)を示す断面図である。
実施の形態4に係るトナーカートリッジの状態(シャッターが開位置にあるとき)を示す断面図である。
実施の形態4に係るトナーカートリッジの状態(シャッターが閉位置にあるとき)を示す断面図である。
実施の形態1の変形例に係るトナーカートリッジの構造及び動作を示す概略断面図(その1)である。
実施の形態1の変形例に係るトナーカートリッジの構造及び動作を示す概略断面図(その2)である。
実施の形態1の変形例に係るトナーカートリッジの構造及び動作を示す概略断面図(その3)である。
実施の形態1の変形例に係るトナーカートリッジの構造及び動作を示す概略断面図(その4)である。
実施の形態1の変形例に係るトナーカートリッジの構造及び動作を示す概略断面図(その5)である。
実施の形態3の変形例に係るトナーカートリッジの構造及び動作を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示の実施の形態に係る現像剤収容体、現像剤収容体を有する画像形成ユニット、及び現像剤収容体を有する画像形成装置を、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、実施の形態を適宜組み合わせること及び各実施の形態を適宜変更することが可能である。なお、以下の説明において、同じ又は同様の機能を持つ要素には、同じ符号が付されている。
【0010】
《1》実施の形態1
《1-1》構成
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置1の構造を示す断面図である。図2は、画像形成装置1(前面カバー6が装置前方に90度程度開けられ、画像形成ユニット3が取り外されているとき)の構造を示す断面図である。実施の形態1では、画像形成装置1がモノクロ印刷用の電子写真プリンタである例を説明するが、画像形成装置1は、カラー印刷用の電子写真プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、又は複合機などであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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