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公開番号
2024157767
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072320
出願日
2023-04-26
発明の名称
画像形成装置、画像形成システム、検査方法、プログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
29/393 20060101AFI20241031BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】読み取り部に起因した欠陥を解消するための清掃を低減する技術を提供すること。
【解決手段】本発明は、印刷装置で印刷した印刷物を読み取り部で読み取り、第1の被検査画像を生成する印刷画像読取部と、前記印刷物の印刷データから生成されたマスター画像と、前記第1の被検査画像とに基づいて、前記印刷物の欠陥を判定する第1欠陥判別処理部と、通紙なしで前記読み取り部が生成した第2の被検査画像の欠陥を検知する第2欠陥判別処理部と、前記第2欠陥判別処理部が検知した欠陥箇所を、前記第1欠陥判別処理部が欠陥を検知しない検査除外領域に設定する除外領域設定部と、前記第1欠陥判別処理部が前記検査除外領域から前記印刷物の欠陥を検知するか、又は、前記検査除外領域でない領域から前記印刷物の欠陥を検知するかによって、異なる態様で欠陥箇所を表示するユーザーI/F部と、を有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷装置で印刷した印刷物を読み取り部で読み取り、第1の被検査画像を生成する印刷画像読取部と、
前記印刷物の印刷データから生成されたマスター画像と、前記第1の被検査画像とに基づいて、前記印刷物の欠陥を判定する第1欠陥判別処理部と、
通紙なしで前記読み取り部が生成した第2の被検査画像の欠陥を検知する第2欠陥判別処理部と、
前記第2欠陥判別処理部が検知した欠陥箇所を、前記第1欠陥判別処理部が欠陥を検知しない検査除外領域に設定する除外領域設定部と、
前記第1欠陥判別処理部が前記検査除外領域から前記印刷物の欠陥を検知するか、又は、前記検査除外領域でない領域から前記印刷物の欠陥を検知するかによって、異なる態様で欠陥箇所を表示するユーザーI/F部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
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【請求項2】
前記ユーザーI/F部は、前記検査除外領域から前記印刷物の欠陥が検知された場合と、前記検査除外領域でない領域から前記印刷物の欠陥が検知された場合とによって異なる色で、前記第1欠陥判別処理部が検知した欠陥箇所を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記ユーザーI/F部は、前記検査除外領域から前記印刷物の欠陥が検知された場合と、前記検査除外領域でない領域から前記印刷物の欠陥が検知された場合とによって異なる線種で、前記第1欠陥判別処理部が検知した欠陥箇所を囲むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記ユーザーI/F部は、前記第2欠陥判別処理部が前記第2の被検査画像の欠陥を検知した場合、検知された欠陥箇所と前記欠陥箇所を囲む前記検査除外領域を表示する請求項1~3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記ユーザーI/F部は、前記第1欠陥判別処理部が前記検査除外領域から前記印刷物の欠陥を検知した場合に、前記検査除外領域から検知された欠陥箇所を表示するか否かの設定を受け付ける請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1欠陥判別処理部が前記検査除外領域及び前記検査除外領域でない領域から前記印刷物の欠陥を検知した場合、
前記ユーザーI/F部は、1つの画面に異なる態様で複数の欠陥箇所を表示する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
印刷装置で印刷した印刷物を読み取り部で読み取り、第1の被検査画像を生成する印刷画像読取部と、
前記印刷物の印刷データから生成されたマスター画像と、前記第1の被検査画像とに基づいて、前記印刷物の欠陥を判定する第1欠陥判別処理部と、
通紙なしで前記読み取り部が生成した第2の被検査画像の欠陥を検知する第2欠陥判別処理部と、
前記第2欠陥判別処理部が検知した欠陥箇所を、前記第1欠陥判別処理部が欠陥を検知しない検査除外領域に設定する除外領域設定部と、
前記第1欠陥判別処理部が前記検査除外領域から前記印刷物の欠陥を検知するか、又は、前記検査除外領域でない領域から前記印刷物の欠陥を検知するかによって、異なる態様で欠陥箇所を表示するユーザーI/F部と、
を有することを特徴とする画像形成システム。
【請求項8】
印刷画像読取部が、印刷装置で印刷した印刷物を読み取り部で読み取り、第1の被検査画像を生成する処理と、
第1欠陥判別処理部が、前記印刷物の印刷データから生成されたマスター画像と、前記第1の被検査画像とに基づいて、前記印刷物の欠陥を判定する処理と、
第2欠陥判別処理部が、通紙なしで前記読み取り部が生成した第2の被検査画像の欠陥を検知する処理と、
除外領域設定部が、前記第2欠陥判別処理部が検知した欠陥箇所を、前記第1欠陥判別処理部が欠陥を検知しない検査除外領域に設定する処理と、
ユーザーI/F部が、前記第1欠陥判別処理部が前記検査除外領域から前記印刷物の欠陥を検知するか、又は、前記検査除外領域でない領域から前記印刷物の欠陥を検知するかによって、異なる態様で欠陥箇所を表示する処理と、
を実施することを特徴とする検査方法。
【請求項9】
画像形成装置を、
印刷装置で印刷した印刷物を読み取り部で読み取り、第1の被検査画像を生成する印刷画像読取部と、
前記印刷物の印刷データから生成されたマスター画像と、前記第1の被検査画像とに基づいて、前記印刷物の欠陥を判定する第1欠陥判別処理部と、
通紙なしで前記読み取り部が生成した第2の被検査画像の欠陥を検知する第2欠陥判別処理部と、
前記第2欠陥判別処理部が検知した欠陥箇所を、前記第1欠陥判別処理部が欠陥を検知しない検査除外領域に設定する除外領域設定部と、
前記第1欠陥判別処理部が前記検査除外領域から前記印刷物の欠陥を検知するか、又は、前記検査除外領域でない領域から前記印刷物の欠陥を検知するかによって、異なる態様で欠陥箇所を表示するユーザーI/F部、
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、画像形成システム、検査方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷データに基づいて用紙に画像を形成する印刷装置と、この画像を読み取り部で読み取り、元の印刷データから生成されたマスター画像と比較する検査装置と、を有する印刷システムが知られている。検査装置は、比較した結果に応じて印刷品質を評価できる。印刷品質の適正な評価のためには、読み取り部に汚れなどの欠陥が生じていないことが好ましい。
【0003】
読み取り部に起因する欠陥を検知する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、通紙なしで欠陥を検知し、欠陥を排除する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、読み取り部に起因した欠陥の解消のためにユーザーによる読み取り部の清掃が必要であるという問題がある。読み取り部に起因した欠陥の場合、印刷品質は正常なので、ユーザーとしては清掃せずに印刷を進めたい場合がある。しかし、ユーザーは、検知された欠陥が印刷品質に起因するのか、読み取り部の汚れなどに起因するのか不明のため、ユーザーが読み取り部を清掃せざるを得ない場合があった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、読み取り部に起因した欠陥を解消するための清掃を低減する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、印刷装置で印刷した印刷物を読み取り部で読み取り、第1の被検査画像を生成する印刷画像読取部と、前記印刷物の印刷データから生成されたマスター画像と、前記第1の被検査画像とに基づいて、前記印刷物の欠陥を判定する第1欠陥判別処理部と、通紙なしで前記読み取り部が生成した第2の被検査画像の欠陥を検知する第2欠陥判別処理部と、前記第2欠陥判別処理部が検知した欠陥箇所を、前記第1欠陥判別処理部が欠陥を検知しない検査除外領域に設定する除外領域設定部と、前記第1欠陥判別処理部が前記検査除外領域から前記印刷物の欠陥を検知するか、又は、前記検査除外領域でない領域から前記印刷物の欠陥を検知するかによって、異なる態様で欠陥箇所を表示するユーザーI/F部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
読み取り部に起因した欠陥を解消するための清掃を低減する技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
印刷システムの概略のシステム構成図の一例である。
DFEの機能ブロック図の一例である。
プリンタが有する機能を説明する機能ブロック図の一例である。
検査装置の機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図の一例である。
ジョブ管理情報の一例を示す図である。
通紙なし検知モードにおいて、欠陥検知処理後の流れを示すフローチャート図の一例である。
検査除外領域登録の処理を説明するフローチャート図の一例である。
検査装置が表示する読み取り部欠陥検知メッセージ及び検査除外領域設定画面を示す図の一例である。
検査装置が表示する検知結果表示画面を示す図の一例である。
検査装置が表示する検知結果表示画面を示す図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として検査装置と、検査装置が行う検査方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】
<処理の概略>
本実施形態の印刷システムは、実際の印刷物を読み取り部で読み取り被検査画像(第1の被検査画像の一例)を生成し、印刷物に形成された元の印刷データから生成したマスター画像と比較することで、期待する品質で印刷物が出力されたかどうか判定することができる。被検査画像とマスター画像に一定以上の差異が生じる(欠陥あり)場合には、印刷工程に何らかの不具合がある場合と、読み取り部に汚れなどの欠陥がある場合とがあった。しかし、ユーザーは、検知された欠陥が印刷工程に起因するのか、読み取り部の汚れなどに起因するのか不明のため、読み取り部を清掃せざるを得ない場合があり、印刷物の生産性が低下するおそれがあった。欠陥が検知された場合、ユーザーに適切なメンテナンス方法を提示するために、印刷システムは、欠陥の発生原因を、読み取り起因か、又は、印刷起因かに切り分ける必要がある。
(【0011】以降は省略されています)
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