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公開番号
2025137005
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035967
出願日
2024-03-08
発明の名称
シート排出装置、後処理装置、及び、画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65H
31/20 20060101AFI20250911BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】シート排出トレイに載置されるシートの種類に関わらず、シート排出トレイ上におけるシートのスタック性や整合性を良好にする。
【解決手段】シート排出トレイ71は、中央部トレイ72と、中央部トレイ72の排出方向下流側端面と幅方向両端面とに接触可能又は対向可能な凹部73aが形成されて、中央部トレイ72とともに一体化された大トレイ面Mを形成可能な外周部トレイ73と、が設けられている。そして、第1、第2昇降機構110、120(昇降手段)によって中央部トレイ72に対して外周部トレイ73を相対的に上方に移動して大トレイ面Mより面積の小さな中央部トレイ72による小トレイ面Nを形成したときに、中央部トレイ72に排出されるシートPの排出方向下流側端部と幅方向両端部とのうち少なくとも一方の端部が接触可能なストッパ部74が、凹部73aに設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の排出方向に排出されるシートを載置可能なシート排出トレイと、
前記シート排出トレイに載置されたシートの排出方向上流側端部が接触可能に上下方向に起立する壁部と、
を備え、
前記シート排出トレイは、
中央部トレイと、
前記中央部トレイの排出方向下流側端面と幅方向両端面とに接触可能又は対向可能な凹部が形成されて、前記中央部トレイとともに一体化された大トレイ面を形成可能な外周部トレイと、
を具備し、
昇降手段によって前記中央部トレイに対して前記外周部トレイを相対的に上方に移動して前記大トレイ面より面積の小さな前記中央部トレイによる小トレイ面を形成したときに、前記中央部トレイに排出されるシートの排出方向下流側端部と幅方向両端部とのうち少なくとも一方の端部が接触可能なストッパ部が、前記凹部に設けられたことを特徴とするシート排出装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記小トレイ面に載置可能なシートが排出されるとき、前記昇降手段によって前記中央部トレイに対して前記外周部トレイを相対的に上方に移動して前記小トレイ面を形成して、
前記小トレイ面に載置できずに前記大トレイ面に載置可能なシートが排出されるとき、前記昇降手段によって前記中央部トレイに対して前記外周部トレイが同じ高さ位置になるように相対的に移動して前記大トレイ面を形成することを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項3】
前記昇降手段は、第1昇降モータの駆動によって前記中央部トレイを昇降する第1昇降機構と、第2昇降モータの駆動によって前記外周部トレイを昇降する第2昇降機構と、を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート排出装置。
【請求項4】
前記昇降手段は、1つの昇降モータの駆動を連結したり連結解除したり切替え可能な切替機構による切替えによって、前記中央部トレイと前記外周部トレイとを同時に昇降したりいずれか1つのみを昇降したりすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート排出装置。
【請求項5】
前記小トレイ面に載置できずに前記大トレイ面に載置可能なシートが載置された状態を検知可能なシート検知手段が、前記外周部トレイに設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート排出装置。
【請求項6】
前記ストッパ部は、前記昇降手段によって前記中央部トレイに対して前記外周部トレイが相対的に上方に移動したときの移動量に応じて伸縮することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート排出装置。
【請求項7】
前記中央部トレイは、前記小トレイ面の面積を可変できるように変形可能に構成され、
前記外周部トレイは、前記小トレイ面の面積の変化に応じて前記凹部の面積を可変できるように変形可能に構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート排出装置。
【請求項8】
シートに対して後処理を施す後処理装置であって、
請求項1又は請求項2に記載のシート排出装置を備えたことを特徴とする後処理装置。
【請求項9】
シートに対して折り処理を施す折り処理装置を備え、
前記折り処理装置で折り処理が施されたシートが前記シート排出装置によって前記シート排出トレイに排出されるときに、前記昇降手段によって前記中央部トレイに対して前記外周部トレイが相対的に上方に移動して前記小トレイ面が形成されることを特徴とする請求項8に記載の後処理装置。
【請求項10】
シートに画像を形成する画像形成装置と、請求項8に記載の後処理装置と、を備えたことを特徴とする画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、シートを排出するシート排出装置と、それを備えた後処理装置と、それを備えた画像形成システムと、に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置に接続された後処理装置などにおいて、所定の排出方向に排出されるシートを載置可能な排出トレイが設置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
一方、特許文献1には、ステイプル処理が可能な後処理装置の排紙トレイ(シート排出トレイ)を幅方向に2分割にして、2分割された2つの排紙トレイに高さ方向の段差が形成されるように上下動させることで、排紙トレイ上におけるステイプル処理後のシート束の整合性を向上させる技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のシート排出装置は、シート排出トレイに載置されるシートの種類によって、シート排出トレイ上におけるシートのスタック性や整合性が低下してしまうことがあった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、シート排出トレイに載置されるシートの種類に関わらず、シート排出トレイ上におけるシートのスタック性や整合性が良好である、シート排出装置、後処理装置、及び、画像形成システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明におけるシート排出装置は、所定の排出方向に排出されるシートを載置可能なシート排出トレイと、前記シート排出トレイに載置されたシートの排出方向上流側端部が接触可能に上下方向に起立する壁部と、を備え、前記シート排出トレイは、中央部トレイと、前記中央部トレイの排出方向下流側端面と幅方向両端面とに接触可能又は対向可能な凹部が形成されて、前記中央部トレイとともに一体化された大トレイ面を形成可能な外周部トレイと、を具備し、昇降手段によって前記中央部トレイに対して前記外周部トレイを相対的に上方に移動して前記大トレイ面より面積の小さな前記中央部トレイによる小トレイ面を形成したときに、前記中央部トレイに排出されるシートの排出方向下流側端部と幅方向両端部とのうち少なくとも一方の端部が接触可能なストッパ部が、前記凹部に設けられたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シート排出トレイに載置されるシートの種類に関わらず、シート排出トレイ上におけるシートのスタック性や整合性が良好である、シート排出装置、後処理装置、及び、画像形成システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成システムを示す全体構成図である。
シート排出装置を示す斜視図である。
シート排出トレイにおいて大トレイ面が形成された状態を示す図である。
シート排出トレイにおいて小トレイ面が用いられるときの動作を示す図である。
シート排出トレイにおいて小トレイ面が用いられるときの制御を示すフローチャートである。
画像形成システムの制御系を示すブロック図である。
変形例1としての、シート排出装置を示す斜視図である。
図7のシート排出装置におけるシート排出トレイにおいて小トレイ面が用いられるときの動作を示す図である。
図8の動作の制御を示すフローチャートである。
変形例2としての、シート排出トレイを示す上面図である。
変形例3としての、シート排出装置を示す側面図である。
変形例4としての、シート排出トレイの動作を示す上面図である。
図12のシート排出トレイの動作を示す側面図である。
変形例5としての、シート排出トレイを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1にて、画像形成システム100における全体の構成・動作について説明する。
本実施の形態において、画像形成装置1は、後処理装置40が着脱可能に設置されていて、後処理装置40とともに1つの画像形成システム100を構成している。
また、画像形成装置1は、コピー機能とプリンタ機能とスキャナ機能とを備えた複合機である。画像形成装置1には、ネットワークを介して遠隔入力装置としてのパソコンが接続されている。そして、ユーザーは、パソコンを用いて画像形成装置1に対して通信によって種々の指令をおこなって所望の印刷(画像形成動作)をおこなったり、操作部としての操作表示パネル95の画面上に表示される操作ボタンや操作キーを手動操作して種々の指令をおこなって所望の印刷(画像形成動作)をおこなったりすることになる。
また、後処理装置40には、複数枚のシートPが積載されてなるシート束PTに対して綴じ処理をおこなう綴じ装置80や、シートPに対して折り処理をおこなう折り処理装置60や、シートPやシート束PTを排出トレイ71に排出するシート排出装置70などが設置されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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