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公開番号2025132630
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030316
出願日2024-02-29
発明の名称媒体供給装置及び画像形成システム
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 3/44 20060101AFI20250903BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】サイドフェンスが画像形成装置から離間して配設される態様において、スキュー発生を低減することができる媒体供給装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100の媒体供給部140に媒体を供給する媒体供給装置10であって、媒体の給送方向Dと直交する媒体の幅方向を規制するサイドフェンス11と、サイドフェンス11に着脱可能に装着され、サイドフェンス11の給送方向下流側の先端部11aと媒体供給部140との間隙を短縮する補助フェンス部材12と、を備える媒体供給装置10である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置の媒体供給部に媒体を供給する媒体供給装置であって、
媒体の給送方向と直交する媒体の幅方向を規制するサイドフェンスと、
前記サイドフェンスに着脱可能に装着され、前記サイドフェンスの給送方向下流側の先端部と前記媒体供給部との間隙を短縮する補助フェンス部材と、を備えることを特徴とする媒体供給装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記サイドフェンスは磁性を有する材料からなり、
前記補助フェンス部材は、前記サイドフェンスに吸着する磁石を備えることを特徴とする請求項1に記載の媒体供給装置。
【請求項3】
前記補助フェンス部材は、前記サイドフェンスの給送方向下流側の先端部と係合する段差部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の媒体給送装置。
【請求項4】
前記画像形成装置の前記媒体供給部が手差し供給部であることを特徴とする請求項3に記載の媒体供給装置。
【請求項5】
媒体が封筒であることを特徴とする請求項3に記載の媒体供給装置。
【請求項6】
媒体に画像を形成する画像形成手段を備えた画像形成装置と、
前記画像形成装置へ向けて媒体を給送する媒体給送装置と、を備えた画像形成システムにおいて、
前記媒体給送装置として、請求項1または2に記載の媒体給送装置を用いたことを特徴とする画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体供給装置及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
プリンタや複写機、ファクシミリなどの画像形成装置では、筐体の外部側面に媒体供給部(以下、「手差し給紙部」ともいう)を備えるものが知られている。
手差しトレイには、普通紙以外の特殊な媒体も供給される。特に、厚みが不均一でフラップを有する封筒は、搬送中にガイド板などに引っ掛かりやすいため、手差し給紙部から供給されるのが一般的である。
【0003】
手差し給紙部は、画像形成装置本体に対して開閉自在に支持される手差しトレイを備え、媒体は手差しトレイ上に積載される。
しかしながら、手差しトレイは、一般に媒体の積載量が少なく設計されており、大量の媒体を連続して供給する用途には適していない。そこで、画像形成装置の外部に媒体供給装置を設け、手差し給紙部に対して大量の媒体を供給する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1には、載置面に載置された媒体の側縁を案内するように幅方向に移動自在に支持された第一の幅規制板(サイドフェンス)と、画像形成装置の手差用給紙ローラとの間に配置されて媒体の幅方向に移動自在に支持された第二の幅規制板(サイドフェンス)と、第一の幅規制板と第二の幅規制板とをトレイ本体の下部で連結する連結部材とを具備する構成が開示されている。なお、第一、第二の幅規制板は共通のトレイ本体に設けられているため、常時連結状態に維持されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら手差しトレイは開閉機構を有するため、構造上、媒体供給装置のサイドフェンスを手差用給紙ローラの近傍まで常設できない場合がある。
また、一般に封筒フィーダーとして知られている媒体供給装置は、画像形成装置の手差し給紙部に連結されることはなく、離間して配置される。そのため、サイドフェンスの先端から画像形成装置の手差し給紙部入口までの間には隙間が存在することとなる。
【0006】
隙間となる区間では、サイドフェンスにより媒体の幅方向の位置が規制されないため、スキュー(傾斜)が生じるおそれがある。特に、厚みが一定ではない封筒ではスキューが発生しやすく、印刷のズレやジャムの発生等につながるという問題がある。
【0007】
そこで本発明は、サイドフェンスが画像形成装置から離間して配設される態様において、スキュー発生を低減することができる媒体供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の媒体供給装置は、画像形成装置の媒体供給部に媒体を供給する媒体供給装置であって、媒体の給送方向と直交する媒体の幅方向を規制するサイドフェンスと、前記サイドフェンスに着脱可能に装着され、前記サイドフェンスの給送方向下流側の先端部と前記媒体供給部との間隙を短縮する補助フェンス部材と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、サイドフェンスが画像形成装置から離間して配設される態様において、スキュー発生を低減することができる媒体供給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る画像形成システムの概略構成図である。
画像形成システムを構成する画像形成装置の一例の概略構成図である。
従来の画像形成システムにおける媒体供給部近傍の写真である。
従来の画像形成システムにおける媒体供給部近傍の説明図である。
本発明の画像形成システムにおける媒体供給部近傍の写真である。
本発明の画像形成システムにおける媒体供給部近傍の説明図である。
サイドガイドに補助フェンス部材を装着した状態の説明図である。
補助フェンス部材の斜視説明図である。
スキュー量の説明図である。
補助フェンス部材の有無によるスキュー量を示す表である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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