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公開番号
2025131074
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028582
出願日
2024-02-28
発明の名称
液体吐出ヘッド、液体吐出装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20250902BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】本発明では、冷媒流路による冷却効果を高めることを課題とする。
【解決手段】互いに接して設けられた、線膨張係数の異なるヘッドタンク102および第2フレーム部材103と、第2フレーム部材103の内側を通過した温調液流路12と、を備えた液体吐出ヘッド100であって、温調液流路12は、温調液の送り方向と異なる方向へ突出した突出部である第1温調プール106および第2温調プール107を有し、温調液流路12における温調液の送り方向において、ヘッドタンク102および第2フレーム部材103が接触する接触面Cよりも上流側と下流側のうちの一方側に第1温調プール106が設けられ、接触面Cよりも上流側と下流側のうちの他方側に第2温調プール107が設けられることを特徴とする。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに接して設けられた、線膨張係数の異なる第1部材および第2部材と、
前記第2部材の内側を通過した冷媒流路と、を備えた液体吐出ヘッドであって、
前記冷媒流路は、前記冷媒の送り方向と異なる方向へ突出した突出部である第1突出部および第2突出部を有し、
前記冷媒流路における冷媒の送り方向において、前記第1部材および前記第2部材が接触する接触面よりも上流側と下流側のうちの一方側に前記第1突出部が設けられ、前記接触面よりも上流側と下流側のうちの他方側に第2突出部が設けられることを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記第1部材および前記第2部材の線膨張係数の差が8×10
―5
〔/K〕以上である請求項1記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記第1部材はその線膨張係数が10×10
―5
〔/K〕以上の樹脂材で形成され、液体吐出ヘッドが吐出する液体を貯める液体貯留部材で、
前記第2部材はその線膨張係数が2×10
―5
〔/K〕以下の材料により形成される請求項2記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記冷媒流路の内側に、前記接触面を跨いで前記第1部材および前記第2部材の側に、前記冷媒の流れを妨げる抵抗部材が設けられる請求項1記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記突出部が、前記接触面を跨いで前記第1部材および前記第2部材の側に設けられる請求項1記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記第1部材と前記第2部材との間に塗布剤が塗布される請求項1記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
その内側に、前記冷媒流路の一部で前記第1部材に隣接する流路を形成する冷媒流路部材を備え、
前記冷媒流路部材と前記第1部材との間が塗布剤で埋められている請求項1記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
液体を吐出する吐出孔を複数有する吐出孔形成部材と、
前記冷媒流路の一部、および、吐出される液体の流路である液体流路をその内側に有する流路部材と、を備え、
前記吐出孔からの液体を吐出する方向と垂直な平面上において、
前記流路部材の中心位置に対して、前記冷媒流路の前記流路部材に対する入口部分および出口部分が対角の位置に配置される請求項1記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
請求項1から8いずれか1項に記載の液体吐出ヘッドを備えた液体吐出装置。
【請求項10】
記録材に液体を吐出する請求項9記載の液体吐出装置であって、
前記液体吐出ヘッドよりも記録材搬送方向の上流側に乾燥装置を備えた液体吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッド、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
液体吐出ヘッドでは、例えば圧電アクチュエーターを駆動させて個別液室内に圧力を発生させ、個別液室内のインクをノズルから吐出する。この際、圧電アクチュエーター内の圧電素子が発熱するため、液体吐出ヘッド内が高温になる。
【0003】
これに対して、冷媒としての冷却水を流す冷媒流路を設けて高温になることを防止する液体吐出ヘッドの発明が既に存在する(例えば特許文献1(特許第7196569号公報))。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷媒流路を設けることで液体吐出ヘッドに対する一定の冷却効果を得られる。しかし、液体吐出ヘッド内で、線膨張係数が異なる第1部材と第2部材とが重ね合わせされて設けられる構成において、第1部材と第2部材との熱膨張後の熱収縮差によって部材に割れが生じるという問題があった。
【0005】
本発明では、冷媒流路による冷却効果を高めることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明は、互いに接して設けられた、線膨張係数の異なる第1部材および第2部材と、前記第2部材の内側を通過した冷媒流路と、を備えた液体吐出ヘッドであって、前記冷媒流路は、前記冷媒の送り方向と異なる方向へ突出した突出部である第1突出部および第2突出部を有し、前記冷媒流路における冷媒の送り方向において、前記第1部材および前記第2部材が接触する接触面よりも上流側と下流側のうちの一方側に前記第1突出部が設けられ、前記接触面よりも上流側と下流側のうちの他方側に第2突出部が設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、冷媒流路による冷却効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る液体吐出ヘッドを備えたインクジェット記録装置の要部構成図である。
インクジェット記録装置の平面図である。
上記液体吐出ヘッドに設けられるヘッド本体を簡易的に示す分解斜視図である。
ヘッド本体の各部材をノズル面側から示す平面図である。
ヘッド本体の各部材を積層圧電素子側から示す平面図である。
液体吐出ヘッドの、図3におけるA-A’断面に相当する横断面図である。
図6のB-B’線断面図である。
第1フレーム部材における温調液流路の配置を示す図で、(a)図が液体吐出ヘッドを示す斜視図、(b)図が(a)図のE-E’断面図、(c)図が温調液流路を簡易的に示す平面図である。
液体吐出ヘッドの変形例を示す断面図である。
液体吐出ヘッドの変形例を示す断面図である。
液体吐出ヘッドの変形例を示す断面図である。
液体吐出装置の他の例を示す要部構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置(液体吐出装置)の基本的な構成について説明する。図1は、インクジェット記録装置の要部構成図である。図2は、同要部構成を示す平面図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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