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公開番号2024036799
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-18
出願番号2022141274
出願日2022-09-06
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03B 17/55 20210101AFI20240311BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ドームカバーを容易に交換できるようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明の撮像装置は、ドームカバー220が略半球状のドーム部221と、ドーム部221の内面に沿って配置される発熱部230と、発熱部230と導通する電極部240と、を有する。また、固定部材250は、電極部240と接した状態で筐体110に結合されることによりドームカバー220を筐体110に固定し、更に、電極部240を介して発熱部230に通電するために少なくとも電極部240と接する部位に電圧が印加される導通部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
撮像ユニットと、
前記撮像ユニットを覆うドームカバーと、
前記ドームカバーを支持する筐体と、
前記ドームカバーを前記筐体に固定する固定部材と、を有する撮像装置であって、
前記ドームカバーは、
略半球状のドーム部と、前記ドーム部の内面に沿って配置される発熱部と、前記発熱部と導通する電極部と、を有し、
前記固定部材は、
前記電極部と接した状態で前記筐体に結合されることにより前記ドームカバーを前記筐体に固定し、
更に、前記電極部を介して前記発熱部に通電するために少なくとも前記電極部と接する部位に電圧が印加される導通部を有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記導通部と当接する電気接点を有し、
前記電気接点を通じて前記導通部に電圧が印加されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記筐体は、第1の筐体部材と第2の筐体部材とにより分離可能に構成され、
前記固定部材が前記第1の筐体部材の側に設けられ、前記電気接点が前記第2の筐体部材の側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記電気接点は、前記第1の筐体部材が前記第2の筐体部材に対して分離される方向に付勢されていることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記固定部材を挟んだ前記電極部とは反対側の位置であって、前記固定部材に近接または当接する位置に、前記ドーム部の頂点側から力が付加されたときに前記固定部材を介して力を受ける受け部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記ドームカバーは、前記ドーム部の周縁に位置するフランジ部を有し、
前記フランジ部に近接または当接する位置に、前記ドーム部の頂点側から力が付加されたときに前記フランジ部を介して力を受ける受け部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記筐体は、絶縁性のある部材で構成され、
前記固定部材は、全体が導電性のある部材で構成されており、締結部材を介して前記筐体に結合されていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記筐体は、導電性のある部材で構成され、
前記固定部材は、導電性のある部材で構成されており、締結部材を介して前記筐体に結合され、
前記固定部材と前記筐体との間、前記固定部材と前記締結部材との間に絶縁部材が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記ドームカバーは、前記ドーム部の周縁に位置するフランジ部を有し、
前記固定部材は、前記フランジ部との間で前記電極部を挟み込んだ状態で前記筐体に結合されていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項10】
一対の前記電極部がそれぞれ対極の位置となるように前記ドームカバーに配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、カバーを備えた撮像装置が知られている。このような撮像装置を屋外に設置するとカバーへの着氷や結露によって鮮明な画像を取得できない場合がある。
【0003】
特許文献1には、着氷や結露を防止するためにドームカバーに透明なヒータを搭載した監視カメラが開示されている。具体的に、特許文献1の監視カメラは、ドームカバーに透明導電膜を成膜して、一対の電極間に通電することによって透明導電膜を発熱させてドームカバーを加熱し、着氷や結露を抑制するものである。
【0004】
また、ドームカバーを有する撮像装置を屋外に設置するとドームカバーは紫外線により劣化したり、飛来物により傷付いたり、汚れが付着したりする。したがって、時間とともに画像の鮮明さが失われるためにドームカバーを交換する需要がある。そのため、ドームカバーの交換性を考慮してヒータに電力を供給したり制御したりする構造を確立する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-12352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ドームカバーに搭載されたヒータに電力を供給するためにプリント基板やコネクタをドームカバーと共に筐体に固定する構造では、ドームカバーを交換するときに複数の部品を組付けたり、リード線を配線し直したりする必要がある。したがって、ユーザはドームカバーを容易に交換することが困難である。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、ドームカバーを容易に交換できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、撮像ユニットと、前記撮像ユニットを覆うドームカバーと、前記ドームカバーを支持する筐体と、前記ドームカバーを前記筐体に固定する固定部材と、を有する撮像装置であって、前記ドームカバーは、略半球状のドーム部と、前記ドーム部の内面に沿って配置される発熱部と、前記発熱部と導通する電極部と、を有し、前記固定部材は、前記電極部と接した状態で前記筐体に結合されることにより前記ドームカバーを前記筐体に固定し、更に、前記電極部を介して前記発熱部に通電するために少なくとも前記電極部と接する部位に電圧が印加される導通部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ドームカバーを容易に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
カメラの全体の構成を示す断面図である。
上部ユニットと下部ユニットを分離した状態を示す分解斜視図である。
上部ユニットを下側から見た図である。
ドームカバーの固定構造を示す断面図である。
固定部材を上筐体部材に結合するねじの周辺の構成を示す断面図である。
第2の受け部の周辺の構成を示す断面図である。
上部ユニットの構成を示す分解斜視図である。
温度センサの周辺の構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の好ましい実施形態の撮像装置について添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図には説明を容易にするために便宜的に上、下を表記している。本実施形態では、撮像装置がカメラ100である場合について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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