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公開番号2024094453
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022210994
出願日2022-12-28
発明の名称画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20240703BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】本開示は、部品を追加することなく、かつ、現像剤の詰まりが発生しやすい場合である現像剤が減少しているときに現像剤収容容器に衝撃を与え、効率良く現像剤の残量を低減させて現像剤の無駄を削減することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示に係る画像形成装置は、装置本体に脱着可能で現像剤を収容する現像剤収容容器と、前記現像剤収容容器が備える収容容器側カップリングと、前記現像剤収容容器が装着された際に前記収容容器側カップリングと係合する本体側カップリングと、前記現像剤収容容器の現像剤量を把握する検知部と、前記本体側カップリングを正回転及び逆回転する制御部と、を備え、前記現像剤収容容器から現像剤を供給する際に、前記制御部は前記本体側カップリングを逆回転させ、前記本体側カップリングが前記収容容器側カップリングに衝撃を与えることを特徴とする。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
装置本体に脱着可能で現像剤を収容する現像剤収容容器と、
前記現像剤収容容器が備える収容容器側カップリングと、
前記現像剤収容容器が装着された際に前記収容容器側カップリングと係合する本体側カップリングと、
前記現像剤収容容器の現像剤量を把握する検知部と、
前記本体側カップリングを正回転及び逆回転する制御部と、
を備え、
前記収容容器側カップリングは、前記本体側カップリングに対面する面に凹部を有し、
前記本体側カップリングは、前記収容容器側カップリングに対面する面に前記凹部に係合する凸部を有し、
前記凹部は、前記本体側カップリングに対面する面と垂直な凹部側第1の面と、前記本体側カップリングに対面する面と垂直でない凹部側第1の斜面と、を有し、
前記凸部は、前記収容容器側カップリングに対面する面と垂直な凸部側第1の面と、前記収容容器側カップリングに対面する面と垂直でない凸部側第1の斜面と、を有し、
前記現像剤収容容器から現像剤を供給する際に、前記制御部は前記本体側カップリングを正回転させ、
前記検知部が一定量未満の前記現像剤量を検知した場合に、前記制御部は前記本体側カップリングを逆回転させ、前記本体側カップリングが前記収容容器側カップリングに衝撃を与えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記凹部は、前記本体側カップリングに対面する面の周方向の異なる位置に、前記凹部側第1の面と平行な凹部側第2の面をさらに有し、
前記凸部は、前記収容容器側カップリングに対面する面の周方向の異なる位置に、前記凸部側第1の面と平行な凸部側第2の面をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記凸部は、前記凹部との接触面に弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記本体側カップリングに対面する面でかつ逆回転時の上流には、前記凹部よりも浅い溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記凹部は、前記本体側カップリングに対面する面の周方向の異なる位置に、前記凹部側第1の斜面と平行な凹部側第2の斜面を有し、
前記凸部は、前記収容容器側カップリングに対面する面の周方向の異なる位置に、前記凸部側第1の斜面と平行な凸部側第2の斜面を有し、
前記凹部側第2の斜面と、前記凸部側第2の斜面とは平行であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
印字中に前記制御部は、前記本体側カップリングを逆回転させ、前記本体側カップリングが前記収容容器側カップリングに衝撃を与えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記本体側カップリングには、前記収容容器側カップリングと反対側に弾性体が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、画像形成装置に備わるトナーボトルの現像剤の詰まりを抑制することが開示されている。
【0003】
例えば、特許文献1では、画像形成装置に備わるトナーボトルの下に装置本体からバネで付勢する突起部を設けて、突起部をトナーボトルに衝突させて、トナーボトルを上下方向に振動させ現像剤の詰まりを抑制することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018-112639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
実際に振動を与えたいタイミングは、現像剤(トナー)の詰まりが発生しやすい場合である現像剤が減少しているときだけである。しかしながら、特許文献1における画像表示装置では、現像剤の残量が多い場合にも打撃を与えているため、常に衝突の際に発生する騒音が発生している。また、特許文献1における画像表示装置では、振動を与える部分のスペースを改めて設け、さらに部品を追加して設ける必要がある。
【0006】
そこで、本開示は上記問題に鑑み、部品を追加することなく、かつ、現像剤の詰まりが発生しやすい場合である現像剤が減少しているときに現像剤収容容器に衝撃を与え、効率良く現像剤の残量を低減させて現像剤の無駄を削減することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る画像形成装置は、装置本体に脱着可能で現像剤を収容する現像剤収容容器と、前記現像剤収容容器が備える収容容器側カップリングと、前記現像剤収容容器が装着された際に前記収容容器側カップリングと係合する本体側カップリングと、前記現像剤収容容器の現像剤量を把握する検知部と、前記本体側カップリングを正回転及び逆回転する制御部と、を備え、前記収容容器側カップリングは、前記本体側カップリングに対面する面に凹部を有し、前記本体側カップリングは、前記収容容器側カップリングに対面する面に前記凹部に係合する凸部を有し、前記凹部は、前記本体側カップリングに対面する面と垂直な凹部側第1の面と、前記本体側カップリングに対面する面と垂直でない凹部側第1の斜面と、を有し、前記凸部は、前記収容容器側カップリングに対面する面と垂直な凸部側第1の面と、前記収容容器側カップリングに対面する面と垂直でない凸部側第1の斜面と、を有し、前記現像剤収容容器から現像剤を供給する際に、前記制御部は前記本体側カップリングを正回転させ、前記検知部が一定量未満の前記現像剤量を検知した場合に、前記制御部は前記本体側カップリングを逆回転させ、前記本体側カップリングが前記収容容器側カップリングに衝撃を与えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本開示によれば、部品を追加することなく、かつ、現像剤の詰まりが発生しやすい場合である現像剤が減少しているときに現像剤収容容器に衝撃を与え、効率良く現像剤の残量を低減させて現像剤の無駄を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示に係る画像形成装置の第1実施形態の全体構成を示す側面図である。
図2は、第1実施形態に係る画像形成装置に備える現像剤収容容器が装着されたことを示す側面図である。
図3は、図2のIIの拡大図である。
図4は、現像剤収容容器が備える収容容器側カップリングを示す斜視図である。
図5は、本体側カップリングを示す斜視図である。
図6は、第1実施形態に係る画像形成装置における収容容器側カップリングと本体側カップリングのイメージ図であり、凹部に凸部が係合し、本体側カップリングが正回転する様子を示す断面図である。
図7は、第1実施形態に係る画像形成装置における収容容器側カップリングと本体側カップリングのイメージ図であり、本体側カップリングが逆回転して、凸部が凹部から移動する様子を示す断面図である。
図8は、図7における本体側カップリングがさらに逆回転して、凸部が凹部から移動し、再び凹部に移動する直前の様子を示す断面図である。
図9は、図8における本体側カップリングがさらに逆回転して、再び凹部に移動して本体側カップリングが収容容器側カップリングに衝撃を与える直前の様子を示す断面図である。
図10は、図9における本体側カップリングが収容容器側カップリングに衝撃を与えた様子を示す断面図である。
図11は、第2実施形態に係る画像形成装置における収容容器側カップリングと本体側カップリングのイメージ図であり、本体側カップリングが逆回転して、凸部が凹部から移動する前の様子を示す断面図である。
図12は、図11における本体側カップリングがさらに逆回転して、凸部が凹部から移動している最中の様子を示す断面図である。
図13は、図12における本体側カップリングがさらに逆回転して、再び凹部に移動して本体側カップリングが収容容器側カップリングに衝撃を与えている際中の様子を示す断面図である。
図14は、図13における本体側カップリングがさらに逆回転して、本体側カップリングが収容容器側カップリングに衝撃を与えた様子を示す断面図である。
図15は、第3実施形態に係る画像形成装置における収容容器側カップリングと本体側カップリングのイメージ図であり、凹部よりも浅い溝が設けられていることを示す断面図である。
図16は、第3実施形態に係る画像形成装置における収容容器側カップリングと本体側カップリングのイメージ図であり、凹部よりも浅い溝が設けられていることを示す断面図である。
図17は、第4実施形態に係る画像形成装置における収容容器側カップリングと本体側カップリングのイメージ図であり、本体側カップリングが逆回転して、凸部が凹部から移動する前の様子を示す断面図である。
図18は、図17における本体側カップリングがさらに逆回転して、凸部が凹部から移動している最中の様子を示す断面図である。
図19は、図18における本体側カップリングがさらに逆回転して、再び凹部に移動する直前の様子を示す断面図である。
図20は、図19における本体側カップリングがさらに逆回転して、再び凹部に移動している最中の様子を示す断面図である。
図21は、図20における本体側カップリングがさらに逆回転して、本体側カップリングが収容容器側カップリングに衝撃を与えた様子を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本開示の解決手段として必須であるとは限らない。なお、図面では、各構成の位置関係を説明しやすくするため、X、Y、Zを用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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