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公開番号2024095198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022212304
出願日2022-12-28
発明の名称定着装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20240703BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】反射部材および遮蔽部材の過昇温を抑制し、かつ、省エネルギー化を図ることができる定着装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着装置20は、回転する定着部材たる定着ベルト21と、定着ベルト21の外周面に当接して形成されたニップ部を通過する記録材たる用紙を加圧する加圧部材たるかあるローラ22とを有している。また、定着ベルト21の内側には、熱源たる加熱装置23と、定着ベルト21へ向かう加熱装置23の輻射熱を遮蔽する遮蔽部材29と、輻射熱を定着ベルト21の内周面に向けて反射する反射部26aを有する反射部材26とを有している。この反射部材26は、加圧ローラ22の加圧力を定着ベルト21を介して受ける加圧受け部26bと、遮蔽部材29が接触する接触部26cとを有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
回転する定着部材と、
前記定着部材の外周面に当接して形成されたニップ部を通過する記録材を加圧する加圧部材と、
前記定着部材の内側に配置された熱源と、
前記定着部材の内側に、前記定着部材に沿って移動可能に設けられ、前記定着部材へ向かう前記熱源の輻射熱を遮蔽する遮蔽部材と、
前記熱源の輻射熱を前記定着部材の内周面に向けて反射する反射部を有する反射部材と、を備えた定着装置において、
前記反射部材は、前記加圧部材の加圧力を前記定着部材を介して受ける加圧受け部と、前記遮蔽部材が接触する接触部とを有することを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
請求項1に記載の定着装置において、
前記遮蔽部材は、前記定着部材へ向かう前記熱源の輻射熱を遮蔽する遮蔽位置と、前記遮蔽位置から退避した退避位置との間を移動可能であり、
前記反射部材の前記接触部は、前記遮蔽部材が前記遮蔽位置に位置するときに前記遮蔽部材に接触することを特徴とする定着装置。
【請求項3】
請求項1に記載の定着装置において、
前記遮蔽部材は、前記定着部材へ向かう前記熱源の輻射熱を遮蔽する遮蔽位置と、前記遮蔽位置から退避した退避位置との間を移動可能であり、
前記反射部材の前記接触部は、前記遮蔽部材が前記退避位置に位置するときに前記遮蔽部材に接触することを特徴とする定着装置。
【請求項4】
請求項3に記載の定着装置において、
前記加圧受け部は、前記ニップ部の前記記録材の搬送方向の下流側端部まで延びており、
前記接触部を、前記加圧受け部の前記搬送方向の下流側端部から延伸させて設けたことを特徴とする定着装置。
【請求項5】
請求項1に記載の定着装置において、
前記加圧受け部と前記定着部材との間に前記加圧受け部の表面よりも前記定着部材の内周面に対する摺動性が高い摺動部材を設けたことを特徴とする定着装置。
【請求項6】
請求項1に記載の定着装置において、
前記遮蔽部材の端部の前記接触部に接触する被接触部が、内側に折り曲げられて形成されていることを特徴とする定着装置。
【請求項7】
記録材に画像を形成する画像形成部と、
前記記録材に形成された画像を前記記録材に定着させる定着装置とを備えた画像形成装置において、
前記定着装置として、請求項1に記載の定着装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、回転する定着部材と、定着部材の外周面に当接して形成されたニップ部を通過する記録材を加圧する加圧部材と、定着部材の内側に配置された熱源と、定着部材の内側に、定着部材に沿って移動可能に設けられ、定着部材へ向かう熱源の輻射熱を遮蔽する遮蔽部材と、熱源の輻射熱を定着部材の内周面に向けて反射する反射部を有する反射部材とを備えた定着装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記定着装置として、ニップ部で定着部材の内周面に接触し定着部材の熱を受けて記録材の幅方向に熱を拡散させる均熱部材に遮蔽部材を接触させるものが記載されている。具体的には、遮蔽部材の記録材の幅方向両側を定着部材の表面移動方向に延ばし、遮蔽部材が熱源の輻射熱を遮蔽する遮蔽位置に位置するときに、均熱部材の記録材搬送方向の上流側端部に接触させる。遮蔽部材を均熱部材に接触させることで、遮蔽部材の熱を均熱部材に逃がすことができ、遮蔽部材の過昇温が抑制できると記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、反射部材が過昇温するおそれがあり、かつ、省エネルギー化が不十分であった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、回転する定着部材と、前記定着部材の外周面に当接して形成されたニップ部を通過する記録材を加圧する加圧部材と、前記定着部材の内側に配置された熱源と、前記定着部材の内側に、前記定着部材に沿って移動可能に設けられ、前記定着部材へ向かう前記熱源の輻射熱を遮蔽する遮蔽部材と、前記熱源の輻射熱を前記定着部材の内周面に向けて反射する反射部を有する反射部材と、を備えた定着装置において、前記反射部材は、前記加圧部材の加圧力を前記定着部材を介して受ける加圧受け部と、前記遮蔽部材が接触する接触部とを有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、反射部材および遮蔽部材の過昇温を抑制し、かつ、省エネルギー化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係るプリンタの概略構成図。
定着装置の概略構成図。
遮蔽部材の平面図。
各ハロゲンヒータの発熱部を示す図。
遮蔽部材が、小サイズ対応遮蔽位置に位置している状態を示す図。
反射部材の概略斜視図。
遮蔽部材の被接触部および反射部材の接触部を、幅方向全域に設けた例を示す図。
変形例1の定着装置の概略構成図。
変形例2の定着装置の概略構成図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
以下、本発明を適用した定着装置を備えた画像形成装置として、電子写真方式のカラープリンタ(以下、プリンタ100という)の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンタ100の概略構成図である。
図1に示したプリンタ100は、複数の色画像を形成する作像部が中間転写体としての中間転写ベルト11の展張方向に沿って並置されたタンデム方式のカラープリンタである。しかし、本実施形態の定着装置が適用可能な画像形成装置は、この方式に限られず、またプリンタだけではなく複写機やファクシミリ装置等の画像形成装置にも適用することも可能である。
【0010】
プリンタ100は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に分解された色にそれぞれ対応する像としての画像を形成可能な像担持体としての感光体ドラム120Y,C,M,Bkを並設したタンデム構造が採用されている。
プリンタ100では、各感光体ドラム120Y,C,M,Bkに形成されたトナー像からなる可視像が、各感光体ドラムに対峙しながら矢印A方向に移動可能な無端ベルトである中間転写ベルト11に対して一次転写される。この一次転写行程の実行によってそれぞれの色の画像が重畳転写され、その後、記録材たるシート状の用紙Pに対して二次転写行程を実行することで一括転写される。
(【0011】以降は省略されています)

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