TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024039450
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022144028
出願日2022-09-09
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/14 20060101AFI20240314BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 複数枚分の印刷用紙の種類を先行して先読みを行って搬送速度を決定する場合、先読みしている間は印刷が開始できないため、1枚目の印刷完了までの時間(ファーストコピータイム)が増加してしまう。
【解決手段】 先行して先読みを行って得た印刷用紙の情報に、最低速の用紙情報を確認した場合、先読みの完了を待たずに、印字を開始することで、印刷予定情報に要する時間を削減し、ファーストコピータイムの増加を抑制する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
印刷ページ情報を外部装置から受信するページ情報受信部と、
前記ページ情報受信部から印刷ページ情報を所定枚数分受信したのちに、画像形成時の用紙の搬送速度を決定する第一の搬送速度決定部と、
すでに受信した印刷ページ情報から画像形成時の用紙の搬送速度を決定する第二の搬送速度決定部と、
前記第一の搬送速度決定部、または、前記第二の搬送速度決定部にて決定した搬送速度に従って画像形成を行う画像形成部と、を備え、
所定枚数分受信する前に、前記第一の搬送速度決定部が所定枚数受信をまって搬送速度を決定する前に、前記第二の搬送速度決定部がすでに受信済みの印刷ページ情報から搬送速度を決定することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記第一の搬送速度決定部、および、前記第二の搬送速度決定部は、印刷ページ情報に含まれる用紙サイズ、紙種、および、坪量のうち少なくとも1つの情報に基づいて、画像形成時の用紙の搬送速度を決定することを特徴とする、請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第一の搬送速度決定部、および、前記第二の搬送速度決定部は、最も遅い搬送速度となる印刷ページ情報を受信した場合に、所定枚数分の印刷ページ情報の受信を待たずに搬送速度を決定することを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
最近、異なる種類の用紙を使い分けながら一連の画像形成ジョブを実行し得る画像形成装置が実用化されている。例えば表紙には厚紙を用い、これらに挟まれた本文には薄紙を用いるといったことが可能となる。また、スキャナで複数の原稿群を一度にスキャンしておき、最初にスキャンした原稿群については薄紙で複写し、次にスキャンした原稿群については厚紙で複写するといったこともできる。これと同様に、パーソナルコンピュータ等のクライアント装置から供給される複数の画像データ毎に用紙の種類を変えてプリントする、といったことも実現できる。
【0003】
このような複数種類の用紙を使い分けるためには、定着装置の表面温度を用紙に応じて調整する必要がある。従って、用紙の種類が変わった直後は、定着装置の表面温度が所定の温度になるまで画像形成ジョブを中断しなければならず、そのジョブが全て完了するまでに非常に長い時間がかかってしまうという問題がある。
【0004】
上記問題に対処するために、定着器の温調温度を切り替えて画質を優先する画質優先モードと、各用紙種類に共通の定着器の温調温度で切り替えを行わずに印刷完了までの時間を優先する速度優先モードを設け、ユーザが選択したモードに基づいて動作を行う技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-321478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、超厚紙といった熱量が多く必要な用紙に対しては、各用紙種類に共通の定着器の温調温度を設定できないだけでなく、搬送速度を低速にしなければ定着性を確保することが難しい。そのため、定着器の温度切り替えだけなく、搬送に要する時間もかかってしまう。
【0007】
そこで、複数枚分の印刷用紙の種類を先行して先読みを行い、それに基づいて定着器の温調温度切り替えと搬送時間を含めた印刷完了までの時間が早くなるような搬送速度を予測で決定する方法が考えられる。
【0008】
この場合、先読みする枚数が多いほど予測精度が高くなるが、先読みしている間は印刷が開始できないため、1枚目の印刷完了までの時間(ファーストコピータイム)がかかってしまうという課題がある。
【0009】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、先読みを行って印刷完了までの時間が早くなるように搬送速度を決定する場合であっても、ファーストコピータイムの増加を抑制する画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、印刷ページ情報を外部装置から受信するページ情報受信部と、前記ページ情報受信部から印刷ページ情報を所定枚数分受信したのちに、画像形成時の用紙の搬送速度を決定する第一の搬送速度決定部と、すでに受信した印刷ページ情報から画像形成時の用紙の搬送速度を決定する第二の搬送速度決定部と、前記第一の搬送速度決定部、または、前記第二の搬送速度決定部にて決定した搬送速度に従って画像形成を行う画像形成部と、を備え、所定枚数分受信する前に、前記第一の搬送速度決定部が所定枚数受信をまって搬送速度を決定する前に、前記第二の搬送速度決定部がすでに受信済みの印刷ページ情報から搬送速度を決定することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3日前
株式会社リコー
画像形成装置
9日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
三菱製紙株式会社
感光性樹脂組成物
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
16日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
22日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
25日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
25日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
25日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
25日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
24日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
25日前
続きを見る