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公開番号2024044836
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022150605
出願日2022-09-21
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240326BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 固体露光方式の露光装置の発熱によって、隣接して配置された現像装置の温度が上昇して凝集塊が発生し易くなる。
【解決手段】 静電潜像担持体である感光ドラムと、該感光ドラム上を均一に帯電するための帯電装置と、前記感光ドラムを露光する露光装置と、前記感光ドラム上にトナーを供給し静電潜像を現像するための現像装置と、を備え、前記現像装置は、前記露光装置に対して前記感光ドラムの回転方向下流側に隣接して配置され、該露光装置が露光するための画素情報及び画像形成装置内の温度に基づいて現像容器の温度を予測する温度予測手段を備え、該温度予測手段によって予測した温度情報から該現像容器に接する現像剤の状態を予測し、予測した現像剤の状態に基づいて該現像装置の駆動を逆回転することで現像剤の凝集を抑制し、解すことができる。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
静電潜像を担持する静電潜像担持体と、前記静電潜像担持体を均一に帯電するための帯電装置と、
前記静電潜像担持体を露光する発光素子を有する露光装置としての光プリントヘッドと、
前記静電潜像担持体にトナーを供給し静電潜像を現像するための現像装置と、を備え、
前記現像装置は、前記光プリントヘッドに対して前記静電潜像担持体の回転方向下流側に隣接して配置され、該露光装置が露光するための画素情報及び画像形成装置内の温度に基づいて現像容器の温度を予測する温度予測手段を備え、該温度予測手段によって予測した温度情報から該現像容器に接する現像剤の状態を予測し、予測した現像剤の状態に基づいて該現像装置の駆動を制御することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
プリント画像の画素情報を処理してページ当たりの消費量を算出する演算部と、現像装置の連続駆動時間をカウントするカウンタ、画像形成装置内の温度を検知する機内温度センサを有し、現像装置の連続駆動時間、機内温度、消費量と連続時間によって該現像装置の温度を算出し、該現像装置の温度算出結果に基づいて現像装置駆動の逆回転頻度を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画素情報を処理する際に、潜像形成領域を複数の領域に分割し、分割した領域毎に消費量を算出し、連続駆動時間、機内温度、該領域ごとの消費量に基づいて該現像装置の温度を算出し、該温度算出結果に基づいて現像装置駆動の逆回転頻度を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
該温度算出結果に基づいて前記現像装置を逆回転する回数を変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
該光プリントヘッドの基板に温度検知手段を備え、現像装置の逆回転動作判断には該光プリントヘッドの温度検出手段によって検出した温度を使用することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
静電潜像担持体上に残留したトナーを回収するクリーニング手段を備え、該温度算出結果に基づいた逆回転動作閾値を超えた領域に対応した位置において該逆回転制御終了後に画像形成を行い、該静電潜像担持体上に画像形成されたトナーは前記クリーニング手段によって回収することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
該現像剤を該現像剤担持体に薄層コートするための現像剤規制部材を備え、該現像剤規制部材は樹脂製であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
該樹脂製の現像剤規制部材の場合には、該現像装置の温度が下がった場合にも所定時間現像装置駆動の逆回転頻度変更を期間維持することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式を用いた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式や静電記録方式を用いた画像形成装置では、感光ドラムなどの静電潜像保持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置が使用されている。また、近年は該感光ドラム上に静電潜像を形成するための露光装置は、レーザー光を多面体鏡によって操作する方式のレーザスキャナから描画点を並べた光プリント(LEDアレイ)ヘッド方式に移り変わってきている。該露光装置をLEDアレイヘッドにすることで、可動部を減らして稼働状態への立ち上がり時間を大幅に短縮するなどの性能向上を達成している。
【0003】
また、現像装置、露光装置を含む電子写真方式の画像形成装置は小型省スペース化が進んでおり、該現像装置と該露光装置は感光ドラムに沿って近接して配置される。LEDアレイヘッドは主に基板と発光素子で構成されており、潜像を形成するために発光素子が発光すると前述の発光素子及び基板に発熱を伴う。該発光素子の発熱量は、発光時間、発光素子の数に依存することから、画像パターンなどに応じてLEDアレイヘッドの発熱量分布が変動する。また、前述のように露光装置であるLEDアレイヘッドは現像装置に近接しているため、LEDアレイヘッドの発熱が現像装置の昇温に影響を及ぼしているので、重要な課題となってきている。
【0004】
ここで、特許文献1には、画像情報を基にLEDアレイヘッドそのものを冷却する発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-345319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明の目的とするところは、エアフローによるトナー飛散などの弊害を発生することなくLED露光装置の発熱による現像装置の昇温を抑制し、高品質な画像形成装置を提供することである。
【0007】
上述のような、特許文献1に記載の発明を用いた場合、発熱している基板の裏側などを冷却することは可能であるが、発光面から現像器への熱伝導、輻射熱を完全に防止することはできない。
【0008】
また、例えば、LED露光装置だけでなく現像装置にもエアフローを当てることで、現像装置も冷却仕様とした場合、感光ドラムとの近接部である現像領域近傍にもエアフローが回り込むため、トナー飛散が発生し、画像形成装置内に付着してしまう、という別の課題が発生する。
【0009】
そこで、本件ではLED露光装置が発熱した場合にも、現像装置の昇温を抑えることができ、現像剤への熱の影響を最小限にすることができる画像形成を達成可能な手段として、次の手段を提示する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために本発明の一様態に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、前記静電潜像担持体を均一に帯電するための帯電装置と、前記静電潜像担持体を露光する発光素子を有する露光装置としての光プリントヘッドと、前記静電潜像担持体にトナーを供給し静電潜像を現像するための現像装置と、を備え、前記現像装置は、前記光プリントヘッドに対して前記静電潜像担持体の回転方向下流側に隣接して配置され、該露光装置が露光するための画素情報及び画像形成装置内の温度に基づいて現像容器の温度を予測する温度予測手段を備え、該温度予測手段によって予測した温度情報から該現像容器に接する現像剤の状態を予測し、予測した現像剤の状態に基づいて該現像装置の駆動を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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