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公開番号2024059312
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022166921
出願日2022-10-18
発明の名称加熱調理器
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類A47J 27/00 20060101AFI20240423BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】撹拌性能を向上させることができる加熱調理器の提供を目的とする。
【解決手段】加熱調理器(1)は、筐体(11)と、筐体に対して開閉する蓋体(12)と、筐体に収容される内鍋(21)と、内鍋の内部の食材を撹拌する撹拌装置(41)と、を有する本体部(10)と、本体部の下方に位置し、本体部を傾斜可能に支持する台座部(60)と、を備え、本体部は、傾斜した状態で固定可能である。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、前記筐体に対して開閉する蓋体と、前記筐体に収容される内鍋と、前記内鍋の内部の食材を撹拌する撹拌装置と、を有する本体部と、
前記本体部の下方に位置し、前記本体部を傾斜可能に支持する台座部と、を備え、
前記本体部は、傾斜した状態で固定可能である、加熱調理器。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記本体部を前記台座部に対して傾斜させる駆動部をさらに備える、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記駆動部は、
前記台座部に設けられたラックと、
前記本体部と接続された第1軸部を回転軸とし、前記ラックと噛み合う第1歯車と、
前記蓋体の開閉に連動して回転する第2軸部を回転軸とし、前記第1歯車と噛み合う第2歯車と、を備える、請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記駆動部は、
前記本体部および前記台座部のうちの一方に設けられたラックと、
前記本体部および前記台座部のうちの他方と接続された第3軸部を回転軸とし、前記ラックと噛み合う第3歯車と、
前記第3軸部を回転駆動するモータと、を備える、請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記撹拌装置により前記内鍋の内部の食材を撹拌する時間の少なくとも一部の間に前記本体部を前記台座部に対して傾斜させるように、前記モータを駆動させる制御部をさらに備える、請求項4に記載の加熱調理器。
【請求項6】
前記本体部は、前記蓋体の開閉の中心が位置する背面側とは反対側の正面側に前記蓋体の上面が向くように傾斜する、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項7】
前記本体部は、前記本体部の高さ以下にある回転軸を中心に回転することにより傾斜する、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項8】
前記本体部は、前記台座部に載置され、
前記台座部の上面は、凹状に湾曲した曲面であり、
前記本体部の下面は、凸状に湾曲した曲面である、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項9】
前記本体部は、前記蓋体の開閉の中心が位置する背面側とは反対側の正面側に前記蓋体の上面が向くように傾斜し、
前記台座部の上面における前記背面側の端部は、前記台座部の上面における前記正面側の端部よりも上方にある、請求項8に記載の加熱調理器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食材を加熱して調理する加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、食材を撹拌する撹拌装置により加熱調理を行う加熱調理器が知られている。例えば、特許文献1には、筐体と、当該筐体に収容される内鍋と、当該内鍋を開閉する蓋体とを備え、蓋体の内側に回転可能に設けられている回転体に取り付けられた撹拌アームを回転させることによって食材を撹拌する加熱調理器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-223705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のような加熱調理器では、食材の種類または量によっては撹拌アームの回転により内鍋内の食材全体が滑ったように移動し、撹拌性能が低減する可能性があるといった問題がある。
【0005】
本発明の一態様は、撹拌性能を向上させることができる加熱調理器の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器は、筐体と、前記筐体に対して開閉する蓋体と、前記筐体に収容される内鍋と、前記内鍋の内部の食材を撹拌する撹拌装置と、を有する本体部と、前記本体部の下方に位置し、前記本体部を傾斜可能に支持する台座部と、を備え、前記本体部は、傾斜した状態で固定可能である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、撹拌性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1に係る加熱調理器を示す斜視図である。
上記加熱調理器における蓋体の開状態を示す斜視図である。
上記加熱調理器における撹拌装置の撹拌可能状態を示す斜視図である。
上記加熱調理器の制御系統の構成を示すブロック図である。
上記加熱調理器が水平状態であるときの筐体の内部構造を示す斜視図である。
図5の領域A1を拡大した拡大斜視図である。
上記加熱調理器が水平状態であるときの筐体の内部構造を示す側面図である。
上記加熱調理器が傾斜状態であるときの筐体の内部構造を示す斜視図である。
図8の領域A2を拡大した拡大斜視図である。
上記加熱調理器が傾斜状態であるときの筐体の内部構造を示す側面図である。
上記加熱調理器が傾斜状態であるときの内鍋の内部を示す断面図である。
本発明の実施形態2に係る加熱調理器が傾斜状態であるときの筐体の内部構造を示す斜視図である。
上記加熱調理器の制御系統の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
(加熱調理器1の概略構成)
図1は、本発明の実施形態1に係る加熱調理器1を示す斜視図である。図2は、加熱調理器1における蓋体12の開状態を示す斜視図である。加熱調理器1は、本体部10と台座部60とを備える。なお、図1および図2では、台座部60の図示を省略している。
【0010】
図1および図2に示すように、本体部10は、筐体11と、筐体11に対して開閉する蓋体12と、筐体11に収容される内鍋21と、内鍋21の内部の食材を撹拌する撹拌装置41とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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