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公開番号2023138209
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-02
出願番号2022063142
出願日2022-03-17
発明の名称穀類保存容器
出願人個人
代理人
主分類A47J 47/04 20060101AFI20230922BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】穀物などの保存容器において、先に入れた穀物を、あとから追加した穀物より先に出すのに好適な保存容器に関する。
【解決手段】上下の底面に開口部を設けた容器本体と、前記開口部を塞ぐ蓋と、前記蓋の裏に設けた緩衝部から構成される保存容器を構成する。穀物を充分に補充すると、緩衝部が容器本体の空間を埋め容器本体の上下を逆さまにしても穀物は動かない。容器本体の上と下に蓋を設けたので、容易に古い穀物を先に取り出せる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上面と下面に穀物の出し入れを行う開口部を有する容器本体、この容器本体の開口部をそれぞれ塞ぐ一対且つ上下対象の第1及び第2蓋、この各蓋にそれぞれ設けられた蓋用固定具、及び前記各蓋の裏面に、貯蔵穀物の露出面と直接または間接的に接するようにそれぞれ配置され、上側に位置するとき貯蔵穀物の上面を押し付けるように圧接する第1緩衝部と、下側に位置するとき貯蔵穀物の重さで圧縮状態になる第2緩衝部とによって構成された緩衝部を備えたことを特徴とする穀類保存容器。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記緩衝部は、スポンジクッション材又は圧縮コイルばね又は板ばねのいずれかの弾性部材で構成され、前記貯蔵穀物の上面及び下面とそれぞれ接するよう設けた隔壁板と前記各蓋との間に配置されることを特徴とするとする請求項1に記載の穀類保存容器。
【請求項3】
前記隔壁板は、ヒノキ材で構成されていることを特徴とする請求項2に記載の穀類保存容器。
【請求項4】
前記第1蓋及び第2蓋の裏面に、前記各緩衝部として、スポンジクッションをそれぞれ保管する第1内蓋、第2内蓋を設け、容器本体を逆さまにする場合には、前記第1内蓋、第2内蓋から取り出した前記各スポンジクッションが、前記貯蔵穀物の上面及び下面と前記各内蓋との間に配置されることを特徴とするとする請求項1に記載の穀類保存容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、一般家庭において米、麦、豆、などの穀類を保存すると共に、一定的に米を掬いだして調理する米びつ等の穀類保存容器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
開口部が上向きと下向きの2か所に設けられた保存容器として、容器下部に備えた引き出しを手前に引いて、米を計量する摺動式米びつが開示されている(特許文献1)。
特許文献1の米びつは、引き出しに設けられた一合の計量升に米を蓄え、引き出しを前進限まで引き出すと、計量升の底板が下方に向けて解放し、米が受け箱に落ちる仕組みである。
【0003】
上向きの開口部のみで、古い米を先に取り出せる公知の米びつとしては、特許文献2にも、開示されているように、容器本体に高さの異なる上向きの開放部を2か所設け、上部にある開放部から米を補充し、手前にある下部の開放部から米を取り出す米びつが、ある。
【0004】
古い保存物を先に取り出せる公知の保存容器としては、底に蓋があり、保存物を補充後に容器本体を逆さまにして古い保存物を取り出す、乾物用保存容器が市販されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-231697号公報
意匠登録1574073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に示される従来の計量米びつでは、機構が複雑で大型になる。
特許文献2のような、容器本体に上向きの開口部を2か所設けた米びつでは、下層の米を手前に誘導する為に容器本体の構造が複雑になる。又新しい米が下層に流れ込む可能性がある。
市販されている乾物用保存容器では、保存物が穀物のように細かい物では、容器本体を逆さまにした時に古い穀物と新しい穀物が入り混じる可能性がある。
【0007】
本発明の目的は、収容している穀物の上に、新しい穀物を補充しても、先に入れた穀物を先に消費出来る、コンパクトで安価な保存容器を提供する事にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上面と下面に穀物の出し入れを行う開口部(1A)(1B)を有する容器本体(1)、この容器本体(1)の開口部(1A)(1B)をそれぞれ塞ぐ一対且つ上下対象の第1蓋(2A)及び第2蓋(2B)、前記各蓋(2A)(2B)にそれぞれ設けられた蓋の固定具(3A)(3B)、及び前記各蓋の裏面に、貯蔵穀物の露出面と直接または間接的に接するようにそれぞれ配置され、上側に位置するとき貯蔵穀物の上面を押し付けるように圧接する第1緩衝部(4A)と、下側に位置するとき貯蔵穀物の重さで圧縮状態になる第2緩衝部(4B)とによって構成された緩衝部(4)(スポンジ、圧縮コイルばね他)を備えたことを特長とする穀類保存容器を構成する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の効果は、緩衝部で容器の隙間を埋め、穀物の動きを抑えながら、容器本体の上と下を逆さにする事で、下層の穀物を上層にする。容器本体の上と下の底面にそれぞれ開口部を設けているので、穀物を容易に取り出せる。
保存している穀物が減って少量になると穀物を計量カップですくいにくい。又穀物が足りなくて、計量カップが、すりきりにならない事もある。しかし、本発明の穀類保存容器では、計量に充分な穀物を常時保存出来る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態1を示す縦断面図である。
本発明の実施の形態1に係る外観の斜視図である。
本発明の実施の形態1に係る隔壁板を説明する平面図である。
本発明の実施の形態2を示す部分縦断面図である。
本発明の実施の形態3を示す縦断面図である。
本発明の実施の形態4を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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