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公開番号2023111801
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-10
出願番号2022059167
出願日2022-03-31
発明の名称収納体
出願人個人
代理人
主分類A47G 29/00 20060101AFI20230803BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】収納物を収納体から出し入れする際に手間を要さず、収納物が周囲の物と直接触れないようにできる、収納体を提供する。
【解決手段】 収納体は、収納体を構成するシートが、任意の形状の二枚のシートを重ね合わせる、あるいは、任意の形状の一枚のシートを垂直または水平方向に曲げる、ことによって第一の部分と第二の部分を備えた状態に形成され、この収納体を構成するシートの任意の箇所に、一又は複数個の開孔が設けられ、設けられた一又は複数個の開孔に、挿通部材が、シートの第一の部分と第二の部分の間に収納物を保持できる状態に挿通されて構成される。
なお、開孔に挿通された挿通部材の、シートの第一の部分と第二の部分の間に位置する部分に、一又は複数個の収納物保持用部材が取り付けられていると、収納物の保持が収納物保持用部材によってできるようになる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
収納体を構成するシートが、任意の形状の二枚のシートを重ね合わせる、あるいは、任意の形状の一枚のシートを垂直または水平方向に略二分する位置などで曲げる、ことによって第一の部分と第二の部分を備えた状態に形成され、前記収納体を構成する前記シートの任意の箇所に、一又は複数個の開孔が設けられ、
前記一又は複数個の開孔に、挿通部材が、前記収納体を構成する前記シートの前記第一の部分と前記第二の部分の間に収納物を保持できる状態に挿通されて構成される、
ことを特徴とする収納体。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記収納体を構成する前記シートが略方形状である、
ことを特徴とする、請求項1に記載の収納体。
【請求項3】
前記収納体を構成する前記シートの前記第一の部分と前記第二の部分が重なった領域の周囲の辺の一部または大部分が、閉じられた状態に構成されている、
ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の収納体。
【請求項4】
前記収納体を構成する前記シートの前記第一の部分と前記第二の部分が重なった領域の前記周囲の辺の一部または大部分または全部に、開閉手段が備わっていて、
前記周囲の辺の一部または大部分または全部が、容易に開閉可能な状態に構成されている、
ことを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の収納体。
【請求項5】
前記収納体を構成する前記シートが、広げられた状態から手を離された時に、垂直あるいは水平方向に自然と筒状または筒状に近い形状に丸まる復元性を備えている、
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の収納体。
【請求項6】
前記挿通部材が、自在に曲げられる性質を持っている、
ことを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の収納体。
【請求項7】
前記挿通部材が、前記収納体を、鞄、衣服、腰ベルト、または首など身体の一部、などに取り付けるための取付部材、あるいは前記収納体の持ち手、としての役割も兼ねるように構成される、
ことを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の収納体。
【請求項8】
さらに、前記収納体を構成する前記シートの外側の面に、鞄、衣服、腰ベルト、または、首など身体の一部、などに取り付けるための着脱手段が備えられて構成される、
ことを特徴とする、請求項1~7のいずれか一項に記載の収納体。
【請求項9】
さらに、前記挿通部材の、
前記収納体を構成する前記シートの前記第一の部分と前記第二の部分の間に位置する部分に、
一又は複数個の収納物保持用部材が取り付けられて構成される、
ことを特徴とする、請求項1~8のいずれか一項に記載の収納体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、収納体に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ハンカチを掛ける吊り具に滑り止めのチューブが通され、吊り具を一まとめにした部分にハンカチを固定するビーズが設けられ、ハンカチを上部より覆うキャップに吊り具を通すための穴が設けられ、キャップの外側には衣服に固定するための留め具が設けられる、ことを特徴とするハンカチを携帯するためのホルダーが提案されている。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
これにより、ハンカチを携帯することができるホルダーを吊り具によって首から吊るすことができ、また、キャップの外側に設けられた留め具で衣服に固定することができるため、かばんやポケットの有無に関係なく手ぶらでハンカチを携帯することができる、という利点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-61979号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上述の従来例のハンカチを携帯するためのホルダーは、首から吊るして携帯することができるように、吊り具は、首から吊るすことができるだけの余裕を持たせた長さに構成されるが、キャップの外側に設けられた留め具で、このホルダーを衣服に固定して携帯しようとする場合には、首から吊るす場合と異なり吊り具が上方向に引っ張られないため、ハンカチがキャップの中にとどまらずにキャップの底部側から落ちてしまうという問題がある他、長過ぎる吊り具が絡まったり何処かに引っ掛かりやすい、などの問題もある。
これを解決するためには、ハンカチがキャップの中にとどまるように吊り具の長さを短くすればよいが、吊り具の長さを短くすると、キャップに設けられている穴から下方向に吊り具が長く引き出されなくなることによって、キャップに覆われているハンカチを取り出す際に、ハンカチを都度、吊り具から外さなければならない事態が生じる。
このように、吊り具からハンカチを外すあるいは掛ける、等の作業をキャップの中に手を差し入れて行わなければならない事態になると、キャップのサイズやこのホルダーの使用者の手のサイズによっては、こうした作業が困難になることが懸念される。
【0006】
本発明の収納体は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、収納物を収納体から出し入れする際に手間を要さず、中に収めた収納物が周囲の物と直接触れないようにできる、収納体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した目的を達成するために、本発明の収納体は、収納体を構成するシートが、任意の形状の二枚のシートを重ね合わせる、あるいは、任意の形状の一枚のシートを垂直または水平方向に略二分する位置などで曲げる、ことによって第一の部分と第二の部分を備えた状態に形成され、この収納体を構成するシートの任意の箇所に、一又は複数個の開孔が設けられ、設けられた一又は複数個の開孔に、挿通部材が、シートの第一の部分と第二の部分の間に収納物を保持できる状態に挿通されて構成される。
なお、開孔に挿通された挿通部材の、シートの第一の部分と第二の部分の間に位置する部分に、一又は複数個の収納物保持用部材が取り付けられていると、収納物の保持が収納物保持用部材によってできるようになる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の収納体では、中に収まっている収納物を外に出す際は、収納体を構成するシートの第一の部分と第二の部分の間から手を入れて収納物を取り出すことにより、収納物を収納体から出すことができる。
【0009】
また、本発明の収納体では、外に出されている収納物を中に収める際は、収納体を構成するシートの第一の部分と第二の部分の間から収納物を入れることで、収納物を収納体に収めることができる。
【0010】
これにより、収納物を収納体から出し入れする際に手間を要さず、収納物の迅速な使用が可能になるとともに、中に収めた収納物が周囲の物と直接触れないようにできる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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