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公開番号2024056375
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163200
出願日2022-10-11
発明の名称画像復号装置および画像符号化装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 19/70 20140101AFI20240416BHJP(電気通信技術)
要約【課題】デコーダ側イントラモード導出において、隣接ブロックと対象ブロックの性質に応じてイントラ予測モードの導出を切り替えて精度を向上させる。
【解決手段】画像復号装置の予測画像生成部において、DIMD予測部のDIMDモードに応じて対象ブロックの隣接画像を選択する参照サンプル導出部と、選択された隣接画像を用いて、画素単位の勾配を導出する勾配導出部及び勾配からイントラ予測モードを導出する角度モード導出部を有する角度モード導出装置と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
DIMDモードに応じて対象ブロックの隣接画像を選択する参照サンプル導出部と、選択された隣接画像を用いて、画素単位の勾配を導出する勾配導出部、勾配からイントラ予測モードを導出する角度モード選択部を備える画像復号装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
符号化データから上記対象ブロックのDIMDフラグとDIMDモードを復号するエントロピー復号部を備え、上記DIMDフラグがtrueの場合に、さらにDIMDモードを復号し、さらに導出されたイントラ予測モードを用いて予測画像生成を行う予測画像生成部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項3】
DIMDモードは、少なくとも、上と左、左、上を上記隣接画像として切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項4】
DIMDモードは、第1ビットと第2ビットから構成され、第1ビットは上と左か否か、第2ビットで左もしくは上かを選択肢として、上記隣接画像を選択することを特徴とする請求項3に記載の画像復号装置。
【請求項5】
上記エントロピー復号部は、上記第1ビットの復号には確率を保持するコンテキストを用い、上記第2ビットはコンテキストを用いない等確率を用いて、上記DIMDモードを復号することを特徴とする請求項3に記載の画像復号装置。
【請求項6】
上記エントロピー復号部は、上記第1ビットと上記2ビットの復号には確率を保持するコンテキストを用いて、上記DIMDモードを復号することを特徴とする請求項3に記載の画像復号装置。
【請求項7】
上記エントロピー復号部は、対象ブロックの幅と高さを利用してコンテキストインデックスを導出することを特徴とする請求項3に記載の画像復号装置。
【請求項8】
上記エントロピー復号部は、上記第2ビットには対象ブロックが正方形か否かの判定を用いてコンテキストインデックスを導出することを特徴とする請求項4に記載の画像復号装置。
【請求項9】
上記勾配導出部は、dimd_modeに応じて参照するライン数を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項10】
上記勾配導出部は、上記対象ブロックのサイズに応じて参照するライン数を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像復号装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、画像復号装置および画像符号化装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
動画像を効率的に伝送または記録するために、動画像を符号化することによって符号化データを生成する動画像符号化装置、および、当該符号化データを復号することによって復号画像を生成する動画像復号装置が用いられている。
【0003】
具体的な動画像符号化方式としては、例えば、H.264/AVCやHEVC(High-Efficiency Video Coding)にて提案されている方式などが挙げられる。
【0004】
このような動画像符号化方式においては、動画像を構成する画像(ピクチャ)は、画像を分割することにより得られるスライス、スライスを分割することにより得られる符号化ツリーユニット(CTU:Coding Tree Unit)、符号化ツリーユニットを分割することで得られる符号化単位(符号化ユニット(Coding Unit:CU)と呼ばれることもある)、及び、符号化単位を分割することより得られる変換ユニット(TU:Transform Unit)からなる階層構造により管理され、CU毎に符号化/復号される。
【0005】
また、このような動画像符号化方式においては、通常、入力画像を符号化/復号することによって得られる局所復号画像に基づいて予測画像が生成され、当該予測画像を入力画像(原画像)から減算して得られる予測誤差(「差分画像」または「残差画像」と呼ぶこともある)が符号化される。予測画像の生成方法としては、画面間予測(インター予測)、および、画面内予測(イントラ予測)が挙げられる。
【0006】
また、近年の動画像符号化及び復号の技術として非特許文献1が挙げられる。非特許文献1には、デコーダが隣接領域の画素を用いてイントラ方向予測モード番号を導出することにより予測画像を導出するデコーダ側イントラモード導出(Decoder-side Intra Mode Derivation, DIMD)予測が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
M. Abdoli, T. Guionnet, E. Mora, et. al, “Non-CE3: Decoder-side Intra Mode Derivation with Prediction Fusion Using Planar”, JVET-O0449, Gothenburg, July 2019.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
非特許文献1では対象領域隣接画像の画素値の勾配を用いてデコーダ側でイントラモードを導出するが、隣接画像の角度勾配と対象ブロックの角度勾配は必ずしも一致しないという課題があった。
【0009】
本発明は、デコーダ側イントラモード導出において、隣接ブロックと対象ブロックの性質に応じてイントラ予測モードの導出を切り替えて精度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
DIMDモードに応じて対象ブロックの隣接画像を選択する参照サンプル導出部と、選択された隣接画像を用いて、画素単位の勾配を導出する勾配導出部、勾配からイントラ予測モードを導出する角度モード選択部を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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