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公開番号
2024046359
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-03
出願番号
2022151688
出願日
2022-09-22
発明の名称
通信システム
出願人
株式会社日立国際電気
代理人
個人
主分類
H04W
72/0446 20230101AFI20240327BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 送信時間や送信周期に制約があっても、ネットワークの揺らぎを反映した送信開始時刻を設定して、広域網を利用してセキュリティを確保しつつダイバシティ受信を行うことができる通信システムを提供する。
【解決手段】 複数の無線装置3と通信制御装置1が広域網で接続され、複数の無線装置3が、時刻情報を取得して通信制御装置1に送信し、通信制御装置1は、複数の無線装置3からの時刻情報を受信し、受信した無線装置3の時刻情報と当該受信時の時刻情報とから到達時間を演算して記憶し、記憶した複数の無線装置3に対応した到達時間の最大値から通信開始時刻を決定して複数の無線装置3に送信し、複数の無線装置3は、通信制御装置1から送信された通信開始時刻でデータの送信を行い、通信制御装置1は、通信開始時刻から到達時間の最大値に基づく特定のタイムアウト時間が経過した後に到達したデータは誤りとして処理する通信システムである。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
無線によりデータの送受信を行う複数の無線装置と、前記複数の無線装置と広域ネットワークにより接続する通信制御装置とを有する通信システムであって、
前記複数の無線装置及び前記通信制御装置は各々時刻情報を取得するものであり、
前記複数の無線装置は、取得した時刻情報を前記通信制御装置に送信し、
前記通信制御装置は、前記複数の無線装置からの時刻情報を受信し、前記受信した無線装置の時刻情報と当該受信時の時刻情報の差分から到達時間を演算して記憶し、当該記憶した複数の無線装置に対応した到達時間の最大値から通信開始時刻を決定して前記複数の無線装置に送信すると共に前記到達時間の最大値からタイムアウト時間を設定し、
前記複数の無線装置は、前記通信制御装置から送信された通信開始時刻でデータの送信を行い、
前記通信制御装置は、前記通信開始時刻から前記タイムアウト時間の経過後に到達したデータは誤りとして処理することを特徴とする通信システム。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記通信制御装置は、受信データをフレーム毎に記憶する受信フレームリストと、前記フレーム毎に誤り状況を記憶する誤り状況リストとをデータリンク制御部に備え、前記誤り状況リストを前記複数の無線装置に送信し、前記誤り状況リストで誤りのあるフレームの受信データを前記複数の無線装置から再度受信して、誤りのない受信フレームリストを生成して、接続するユーザ端末に出力することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
【請求項3】
前記通信制御装置は、前記複数の無線装置からの受信データを記憶するキャッシュマップをネットワークインタフェース部に備え、前記誤り状況リストで誤りのあるフレームの受信データを前記複数の無線装置から再度受信すると、前記キャッシュマップに記憶して、前記ネットワークインタフェース部が誤りのない受信データを前記データリンク制御部に出力することを特徴とする請求項2記載の通信システム。
【請求項4】
前記無線装置は、前記通信制御装置に暗号による接続を要求し、
前記通信制御装置は、前記無線装置の認証情報を判断して、暗号方式を決定して前記無線装置からの接続を許可することを特徴とする請求項1又は2記載の通信システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システムに係り、特に送信時間や送信周期に制約がある場合でも、セキュリティを確保しつつ広域網を利用してダイバシティ受信を行うことができる通信システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
[先行技術の説明:図10]
従来、専用回線を用いたネットワーク上の複数拠点に配置された無線装置を用いて送受信を行う通信システムがある。
従来の通信システムの構成について図10を用いて説明する。図10は、従来の通信システムの概略構成を示す説明図である。
図10に示すように、従来の通信システムは、通信制御装置51と、複数の音声回線交換機52と、複数の無線装置53とを備えており、音声信号による専用回線で接続されている。
【0003】
通信制御装置51は、システム全体を制御する。
音声回線交換機52は、回線交換制御を行う。
無線装置53は、拠点ごとに複数設けられ、移動局(図示せず)と無線通信を行うと共に、音声回線交換機52を介して通信制御装置51と通信を行う。
【0004】
[従来の無線装置の構成:図11]
従来の無線装置53の構成について図11を用いて説明する。図11は、従来の無線装置53の概略構成を示す説明図である。
図11に示すように、従来の無線装置53は、音声入出力部531と高周波部532とを備えている。
【0005】
そして、音声入出力部531は、通信制御装置51から送信された音声信号を入力し、アナログ変調を行って高周波部532に出力し、高周波部532からの音声信号を入力して、アナログ復調を行って通信制御装置51に送信する。
高周波部532は、音声入出力部531からの音声信号を高周波信号に変換して電力増幅し、アンテナに出力する。また、高周波部532は、アンテナから入力された他通信局からの高周波を低雑音化し、音声信号に変換して音声入出力部531に出力する。
【0006】
[従来の通信制御装置の構成:図12]
次に、従来の通信制御装置の構成について図12を用いて説明する。図12は、従来の通信制御装置の構成を示す説明図である。
図12に示すように、従来の通信制御装置51は、制御部54と、変復調部55と、音声入出力部56とを備えている。
更に、制御部54は、フレーム生成部541と、フレーム選択・合成部542と、ユーザ情報変換部543と、通信制御部544とを備えている。
【0007】
フレーム生成部541は、ユーザ端末からの送信用のデータに基づいて送信用のフレームを生成し、変復調部55に出力する。
フレーム選択・合成部542は、変復調部55から入力された受信データについて、フレーム形成後に受信の誤り有無を見て受信誤りのないフレームを選択、合成(ダイバシティ)する。
ユーザ情報変換部543は、受信データをユーザ向けの情報に変換して、ユーザ端末に出力する。
通信制御部544は、ユーザ端末からの指示に応じて無線装置53と制御情報の送受信を行う。
【0008】
変復調部55は、変復調・誤り訂正部551を備え、送信フレームについて誤り訂正符号化を施してデジタル変調し、音声信号に変換して音声入出力部に出力する。
また、変復調部55は、音声入出力部56からの受信信号についてデジタル復調し、誤り訂正復号化を行って制御部54に出力する。
音声入出力部56は、音声信号の入出力を行う。
【0009】
通信制御装置51において、ユーザ端末からの送信データは、制御部54でフレームに生成され、変復調部55で誤り訂正符号化及びデジタル変調が行われて音声信号に変換され、音声入出力部56から専用回線に出力されて無線装置53に伝送される。
また、無線装置53で受信され専用回線を介して伝送された音声信号は、音声入出力部56から入力されて変復調部55でデジタル復調及び誤り訂正復号化が施され、制御部54で誤りのないフレームが選択されて合成され、ユーザ向けの情報に変換されて、ユーザ端末に出力される。
【0010】
[従来の通信システムにおける通信の流れ:図13]
次に、従来の通信システムにおける移動局から通信制御装置51への通信の流れについて図13を用いて説明する。図13は、従来の通信システムにおける通信の流れを示す説明図である。
図13では、ユーザ端末、通信制御装置51、音声回線交換機52を備えた中央局と、音声回線交換機52と、複数の無線装置53を備えた無線局#1及び無線局#2とを有する通信システムが、移動局(送信局)60からの信号を受信する際の通信の例を示している。尚、送信局60は、図を簡単にするために、複数の移動局をまとめて示したものである。
(【0011】以降は省略されています)
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