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公開番号2024050038
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156612
出願日2022-09-29
発明の名称光受信装置
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類H04B 10/69 20130101AFI20240403BHJP(電気通信技術)
要約【課題】光信号のボーレートに応じた帯域特性を確保する光受信装置を提供する。
【解決手段】複数の光送信装置がいずれも光合波器と光学的に接続され、複数の光受信装置がいずれも光分波器と光学的に接続され、光合波器と光分波器が光伝送路を介して接続されている光伝送システムにおいて、光受信装置80は、光信号である主信号Sf2を電気的なデータ信号に変換するPD(Photodiode)132と、主信号Sf2のボーレートに基づいて、ピーキングの調整値を変更する制御部150と、制御部150が変更した調整値に基づいて、PD132の帯域特性を変化させる増幅器であるTIA(Transimpedance Amplifier)131と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
光信号を電気的なデータ信号に変換する変換デバイスと、
前記光信号のボーレートに基づいて、ピーキングの調整値を変更する制御部と、
前記制御部が変更した前記調整値に基づいて、前記変換デバイスの帯域特性を変化させる増幅器と、
を備える光受信装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記ピーキングは、前記変換デバイスの帯域特性における振幅成分を増幅させる特性である、
ことを特徴とする請求項1に記載の光受信装置。
【請求項3】
前記増幅器は、前記調整値に基づいて、前記ピーキングを調整することにより、前記変換デバイスの前記帯域特性を変化させる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光受信装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記ボーレートと前記調整値との対応関係を定めるテーブルを記憶するメモリを備え、前記テーブルに基づいて、前記ボーレートに応じた前記調整値を決定する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光受信装置。
【請求項5】
前記対応関係は、前記ボーレートの低下に応じて、前記調整値が低下する関係である、
ことを特徴とする請求項4に記載の光受信装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記ボーレートと前記調整値との対応関係を定める数式情報を保持し、前記数式情報に基づいて、前記ボーレートに応じた前記調整値を算出する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光受信装置。
【請求項7】
前記対応関係は、前記ボーレートの低下に応じて、前記調整値が低下する関係である、
ことを特徴とする請求項6に記載の光受信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本件は光受信装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ディジタルコヒーレント光送受信装置で使用される光受信器に、トランスインピーダンスアンプを内蔵することが知られている。また、ディジタルコヒーレント伝送方式でないIMDD伝送方式においては、光送受信装置内のプリント基板や電気コネクタからなる内部高周波線路を伝播する高周波信号の損失に対処する技術として、アナログ回路技術を用いて周波数特性にピーキングをかける手法が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
その他、周波数ピーキング制御機能を備えたコア回路を有するトランスインピーダンスアンプが知られている(例えば特許文献2参照)。ピーキングに関する種々の技術も知られている(例えば特許文献3及び4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-146515号公報
特開2013-090128号公報
特開2011-217321号公報
特開2013-150154号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、光受信装置においては、ピーキングを活用して、より高いボーレートの光信号を受信する研究が行われている。例えば、64Gbaud(ギガボー)といった低ボーレートから96Gbaudといった中ボーレートの範囲を超えた130Gbaud前後といった高ボーレートの光信号を受信する研究が行われている。
【0006】
しかしながら、ボーレートを増加させると、周波数利用効率が低下する可能性がある。また、ボーレートを増加させると、光伝送路の途中に設けられたROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)内で受ける帯域狭窄の量が増加する可能性もある。
【0007】
このような観点から、光受信装置においては、高ボーレートの光信号を受信できるだけでなく、低ボーレートから中ボーレートの範囲の光信号も受信できる広範なボーレートに対応可能な光受信装置を実現することが好ましい。
【0008】
ここで、光受信装置の帯域特性を例えば低ボーレートの光信号を受信可能な帯域特性に固定的に設定すると、高ボーレートの光信号の帯域特性は設定された帯域特性により歪み、伝送性能が低下するおそれがある。このため、光受信装置の帯域特性を高ボーレートの光信号を受信可能な帯域特性に固定的に設定することが想定される。これにより、低ボーレートから高ボーレートの範囲の光信号を歪ませずに受信することが可能となる。
【0009】
ところが、光受信装置の帯域特性を高ボーレートの光信号を受信可能な帯域特性に固定的に設定した状態で、低ボーレートの光信号を受信する場合、以下の課題が発生する。すなわち、波長多重伝送においては、設定された帯域特性と低ボーレートの光信号との間の領域に、光信号に隣接する別の光信号の信号成分が存在する。この信号成分は光受信装置が備えるTIA(Transimpedance Amplifier)といった増幅器の増幅率を下げるため、光信号の信号品質を低下させるおそれがある。このように、光受信装置の帯域特性を高ボーレートの光信号を受信可能な帯域特性に固定的に設定すると、低ボーレートの光信号を利用した波長多重伝送においては光信号が歪まないが、隣接する光信号の信号成分により伝送性能が低下するおそれがある。
【0010】
そこで、1つの側面では、光信号のボーレートに応じた帯域特性を確保する光受信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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