TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024039397
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-03-22
出願番号
2022143920
出願日
2022-09-09
発明の名称
端末装置
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
個人
主分類
H04W
72/12 20230101AFI20240314BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】特定のエリアにメッセージを効率よく配信する技術を提供する。
【解決手段】
通信部110は、他の端末装置100と時分割無線通信を実行する。記憶部130は、通信部110から送信した通信信号または通信部110において受信した通信信号を記憶する。制御部120は、通信部110における送信を制御する。制御部120は、通信信号に含まれる情報をもとに送信時刻を算出する。通信部110は、制御部120において算出した送信時刻において、記憶部130に記憶した通信信号を送信する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
他の端末装置と時分割無線通信を実行する通信部と、
前記通信部から送信した通信信号または前記通信部において受信した通信信号を記憶する記憶部と、
前記通信部における送信を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記通信信号に含まれる情報をもとに送信時刻を算出し、
前記通信部は、前記制御部において算出した前記送信時刻において、前記記憶部に記憶した前記通信信号を送信する端末装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記通信信号の情報を数値化してから、数値化した値を素数で除算することによって、前記送信時刻を算出する請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
自端末装置の位置情報を取得する位置取得部と、
端末装置間で共通の現在時刻を取得する時刻取得部とをさらに備え、
前記通信信号は、前記通信信号の送信が許可される端末装置の位置を規定する範囲情報を含み、
前記記憶部は、前記制御部において算出された前記送信時刻を前記通信信号と関連付けて記憶し、
前記通信部は、前記時刻取得部で取得した現在時刻が、前記通信信号の送信が許可される期限時刻よりも前の時刻で、かつ前記位置取得部で取得した自端末装置の位置情報が前記範囲情報の範囲内である場合に、前記制御部において算出した前記送信時刻において、前記記憶部に記憶した前記通信信号を送信する請求項1または2に記載の端末装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信技術に関し、特に通信信号を送信する端末装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
マルチホップ無線ネットワークでは、各無線局が中継を実行して情報を伝達する。これにより、互いに直接通信できない無線局間においても、それらの間に存在する1つ以上の無線局が信号を中継することによって通信が可能になる(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-237764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
被災地においては、無線基地局または通信ネットワークなどの機能が被災して使用できない場合がある。このような状況において特定のエリアに存在する無線局の全てに情報を伝達することが求められる。その際、情報が迅速に拡散される必要がある。しかしながら、従来のマルチホップ無線ネットワークでは、特定の無線局への通信を対象として中継経路が決定され、特定のエリアに存在する全ての無線局を対象として情報が伝達されていない。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、特定のエリアにメッセージを効率よく配信する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の端末装置は、他の端末装置と時分割無線通信を実行する通信部と、通信部から送信した通信信号または通信部において受信した通信信号を記憶する記憶部と、通信部における送信を制御する制御部とを備える。制御部は、通信信号に含まれる情報をもとに送信時刻を算出し、通信部は、制御部において算出した送信時刻において、記憶部に記憶した通信信号を送信する。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、特定のエリアにメッセージを効率よく配信できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例に係る無線通信システムの構成を示す図である。
図1の端末装置の構成を示す図である。
図2の通信部において受信または送信される通信信号のフォーマットを示す図である。
図2の記憶部に記憶されるメッセージテーブルのデータ構造を示す図である。
図2の記憶部に記憶されるタイムテーブルのデータ構造を示す図である。
図2の端末装置による送信手順を示すフローチャートである。
図2の端末装置による受信手順を示すフローチャートである。
図2の端末装置による転送手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施例を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本実施例は、複数の端末装置により通信信号が転送される無線通信システムに関する。前述のごとく、このような無線通信システムにおいて、特定のエリアにメッセージを効率よく配信することが求められる。そのため、本実施例では、例えば、災害対策用の端末装置において、特定のエリアにだけにメッセージを効率よく配信するマルチホップ無線ネットワークを提供する。具体的には、複数の端末装置間で同期を確立して送信するサイマルキャスト方式と、必要なエリア内にのみメッセージを配信するための指定方法とが提供される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
ヘッドホン
19日前
個人
車両の制御装置
4日前
株式会社シグマ
撮像装置
18日前
個人
スピーカーシステム
1か月前
個人
デジタル放送受信装置
2か月前
個人
スピーカーキャビネット
2か月前
エムケー精工株式会社
音響装置
2か月前
日本精機株式会社
遠隔操作装置
1か月前
日本精機株式会社
遠隔操作装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
表示装置
26日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
個人
配信用音源制作システム
1か月前
パイオニア株式会社
音響装置
8日前
パイオニア株式会社
音響装置
8日前
個人
インターネット通信装置
1か月前
パイオニア株式会社
音響装置
8日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
11日前
大日本印刷株式会社
写真撮影装置
11日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
2か月前
三菱電機株式会社
中継装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像処理システム
2か月前
富士通株式会社
光信号増幅
2か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
18日前
株式会社バッファロー
無線通信装置
4日前
アイホン株式会社
インターホン機器
29日前
綜合警備保障株式会社
遠隔監視装置
2か月前
国立大学法人大阪大学
回路システム
2か月前
株式会社JVCケンウッド
管理装置
1か月前
綜合警備保障株式会社
遠隔監視装置
2か月前
株式会社日立国際電気
無線システム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る