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公開番号2024097630
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-19
出願番号2023001218
出願日2023-01-06
発明の名称誤り率測定装置及び誤り率測定方法
出願人アンリツ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04L 1/00 20060101AFI20240711BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ハイスピードシリアルバス規格で定義されるFlit内の1FlitごとのFECシンボルエラーとFlitとして定義されない領域のシンボルエラーとを区別してエラーサーチを行うことができる。
【解決手段】誤り率測定装置1は、被測定物WからのPAM4信号をハイスピードシリアルバス規格で定義される1Flit内でFECシンボルごとに区切り、ハイスピードシリアルバス規格で定義されるECC Groupごとに識別して並べて表示画面に表示制御する表示制御手段7dと、ハイスピードシリアルバス規格で定義されるFlit内の1FlitごとのFECシンボルエラーとFlitとして定義されない領域のシンボルエラーとを区別してエラーをサーチするエラーサーチ手段7eと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被測定物WのFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置(1)であって、
前記被測定物からのPAM4信号をハイスピードシリアルバス規格で定義される1Flit内でFECシンボルごとに区切り、前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるECC Groupごとに識別して並べて表示画面に表示制御する表示制御手段(7d)と、
前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるFlit内の1FlitごとのFECシンボルエラーと前記Flitとして定義されない領域のシンボルエラーとを区別してエラーをサーチするエラーサーチ手段(7e)と、を備えたことを特徴とする誤り率測定装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記区切った領域のFECシンボルとして定義されない領域をマスクしたときの前記ECC GroupごとのFECシンボルエラーをカウントするエラーカウント手段(7c)を備え、
前記表示制御手段は、前記エラーカウント手段にてカウントされたECC GroupごとのFECシンボルエラーのエラー数を前記表示画面に表示制御することを特徴とする請求項1に記載の誤り率測定装置。
【請求項3】
被測定物WのFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定方法であって、
前記被測定物からのPAM4信号をハイスピードシリアルバス規格で定義される1Flit内でFECシンボルごとに区切り、表示制御手段(7d)により前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるECC Groupごとに識別して並べて表示画面に表示制御するステップと、
エラーサーチ手段(7e)により前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるFlit内の1FlitごとのFECシンボルエラーと前記Flitとして定義されない領域のシンボルエラーとを区別してエラーをサーチするステップと、を含むことを特徴とする誤り率測定方法。
【請求項4】
前記区切った領域のFECシンボルとして定義されない領域をマスクしたときの前記ECC GroupごとのFECシンボルエラーをエラーカウント手段(7c)によりカウントするステップと、
前記エラーカウント手段にてカウントされたECC GroupごとのFECシンボルエラーのエラー数を前記表示制御手段により前記表示画面に表示制御するステップと、を含むことを特徴とする請求項3に記載の誤り率測定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被測定物を信号パターン折り返しのステートに遷移させた状態で既知パターン(PAM4信号)をテスト信号として被測定物に送信し、このテスト信号の送信に伴って被測定物から折り返して受信する入力データのビット誤り率を測定するにあたって、特に、被測定物のFEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置及び誤り率測定方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
誤り率測定装置は、固定データを含む既知パターンのテスト信号を被測定物に送信し、このテスト信号の送信に伴って被測定物から折り返して受信した被測定信号と基準となる参照信号とをビット単位で比較してビット誤り率(BER:Bit Error Rate)を測定する装置として従来から知られている。
【0003】
従来の誤り率測定装置では、例えば下記特許文献1に開示されるように、IEEE 802.3規格に準拠したRS-FEC測定機能を有しており、コードワード長で区切った領域のコードワード長ごとのFECシンボルエラー数を集計し、各々のエラーカウント数及びエラーレートを取得しGUIに表示していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-136651号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に示す従来の誤り率測定装置では、PCI Express6規格特有のFlitデータに対応しておらず、キャプチャデータにエラーがあった場合、Flit内でのFECシンボルエラーの探索を行うことができなかった。しかも、Flit外データにエラーが分布しているのかも把握できなかった。
【0006】
また、上記特許文献1に示す従来の誤り率測定装置では、ユーザが設定したデータ長ごとに連続でエラーが挿入された場合、設定したシンボル(FECシンボル或いは1b/1b Encodingシンボル)数以上の条件で連続したエラーを探索してサーチすることができなかった。このため、連続シンボル(FECシンボル或いは1b/1b Encodingシンボル)のエラー発生箇所を目視で探索する必要があり、被測定物のデバッグを進めることが困難となる問題があった。
【0007】
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、ハイスピードシリアルバス規格で定義されるFlit内の1FlitごとのFECシンボルエラーとFlitとして定義されない領域のシンボルエラーとを区別してエラーサーチを行うことができる誤り率測定装置及び誤り率測定方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載された誤り率測定装置は、被測定物WのFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置1であって、
前記被測定物からのPAM4信号をハイスピードシリアルバス規格で定義される1Flit内でFECシンボルごとに区切り、前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるECC Groupごとに識別して並べて表示画面に表示制御する表示制御手段7dと、
前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるFlit内の1FlitごとのFECシンボルエラーと前記Flitとして定義されない領域のシンボルエラーとを区別してエラーをサーチするエラーサーチ手段7eと、を備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項2に記載された誤り率測定装置は、請求項1の誤り率測定装置において、
前記区切った領域のFECシンボルとして定義されない領域をマスクしたときの前記ECC GroupごとのFECシンボルエラーをカウントするエラーカウント手段7cを備え、
前記表示制御手段は、前記エラーカウント手段にてカウントされたECC GroupごとのFECシンボルエラーのエラー数を前記表示画面に表示制御することを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項3に記載された誤り率測定方法は、被測定物WのFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定方法であって、
前記被測定物からのPAM4信号をハイスピードシリアルバス規格で定義される1Flit内でFECシンボルごとに区切り、表示制御手段7dにより前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるECC Groupごとに識別して並べて表示画面に表示制御するステップと、
エラーサーチ手段7eにより前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるFlit内の1FlitごとのFECシンボルエラーと前記Flitとして定義されない領域のシンボルエラーとを区別してエラーをサーチするステップと、を含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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