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公開番号2024122349
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029844
出願日2023-02-28
発明の名称インターホン機器
出願人アイホン株式会社
代理人個人
主分類H04M 1/02 20060101AFI20240902BHJP(電気通信技術)
要約【課題】夜間等においてもネーム表示部の表示を視認しやすいインターホン機器を提供する。
【解決手段】ネーム表示部7が、ネームプレート30と、ネームプレート30を収納するプレート収納部材10とを備えているとともに、プレート収納部材10におけるネームプレート30が収納される収納凹部13の上方に、光拡散性を有する合成樹脂を、収納凹部13上へ向けて前方へ張り出す庇状に形成された照明部20を設けている。また、本体ケース内における照明部20の後側に、照明部20へ向けて発光するようにLED32、32・・が設置されている。そして、LED32、32・・を発光させることで照明部20が光るとともに、特に照明部20の下板20Aが光ることによって、ネームプレート30が上側から照らされるようにした。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
本体ケースの前面にネーム表示部が設けられたインターホン機器であって、
前記ネーム表示部が、ネームプレートと、前記ネームプレートが取り付けられるプレート取付部と、前記プレート取付部を照らす照明部とを備えており、
前記照明部が、光拡散性を有する合成樹脂を、前記プレート取付部の上方において前方へ張り出す庇状で、少なくとも下面が光るように形成してなるともに、
前記本体ケース内における前記照明部の後側に、前記照明部へ向けて発光する発光手段が設置されていることを特徴とするインターホン機器。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
光拡散性を有する合成樹脂製の本体と、前記本体の前面に組み付けられるネームカバーとを有するプレート収納部材を備え、
前記本体に、前記照明部と、後方へ凹んでいて前記ネームプレートを収納可能な前記プレート取付部とが一体的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のインターホン機器。
【請求項3】
前記本体の後面における前記照明部の後側となる位置に、前記発光手段へ向かって突出する照明リブが設けられているとともに、前記照明リブの後端上面に、後側へ向かって下方へ傾斜するテーパ部が設けられており、
前記テーパ部と前記発光手段とが前後方向で対向していることを特徴とする請求項2に記載のインターホン機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえば本体ケースの前面に居住者の氏名等を表示するネームプレートが収納されるネーム表示部を設けてなるインターホン機器に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来周知のインターホン機器には、たとえば特許文献1に記載されているように、本体ケースの前面にネーム表示部を設けてなるものが考案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-11583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されているインターホン機器では、夜間になるとネーム表示部の表示が見づらいという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、夜間等においてもネーム表示部の表示を視認しやすいインターホン機器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、本体ケースの前面にネーム表示部が設けられたインターホン機器であって、ネーム表示部が、ネームプレートと、ネームプレートが取り付けられるプレート取付部と、プレート取付部を照らす照明部とを備えており、照明部が、光拡散性を有する合成樹脂を、プレート取付部の上方において前方へ張り出す庇状で、少なくとも下面が光るように形成してなるとともに、本体ケース内における照明部の後側に、照明部へ向けて発光する発光手段が設置されていることを特徴とする。
本発明によれば、ネーム表示部が、ネームプレートと、ネームプレートが取り付けられるプレート取付部と、プレート取付部を照らす照明部とを備えており、照明部が、光拡散性を有する合成樹脂を、プレート取付部の上方において前方へ張り出す庇状に形成してなるとともに、本体ケース内における照明部の後側に、照明部へ向けて発光する発光手段が設置されている。したがって、照明部によりネームプレートを上側から照らすことができるため、夜間等においてもネーム表示部の表示を視認しやすいインターホン機器とすることができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、光拡散性を有する合成樹脂製の本体と、本体の前面に組み付けられるネームカバーとを有するプレート収納部材を備え、本体に、照明部と、後方へ凹んでいてネームプレートを収納可能なプレート取付部とが一体的に設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、光拡散性を有する合成樹脂製の本体と、本体の前面に組み付けられるネームカバーとを有するプレート収納部材を備え、本体に、照明部と、後方へ凹んでいてネームプレートを収納可能なプレート取付部とを一体的に設けている。したがって、ネーム表示部に係る部品点数を削減することができるとともに、構造の簡素化や製造工程の簡略化を図ることができる。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、本体の後面における照明部の後側となる位置に、発光手段へ向かって突出する照明リブが設けられているとともに、照明リブの後端上面に、後側へ向かって下方へ傾斜するテーパ部が設けられており、テーパ部と発光手段とが前後方向で対向していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、本体の後面における照明部の後側となる位置に、発光手段へ向かって突出する照明リブを設けるとともに、照明リブの後端上面に、後側へ向かって下方へ傾斜するテーパ部を設けており、テーパ部と発光手段とを前後方向で対向させている。したがって、発光手段から発せられた光を効果的に拡散させることができ、照明部を含めた本体を全体的に発光させることができるため、夜間等においてネーム表示部の表示を一層視認しやすいインターホン機器とすることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ネーム表示部が、ネームプレートと、ネームプレートが取り付けられるプレート取付部と、プレート取付部を照らす照明部とを備えており、照明部が、光拡散性を有する合成樹脂を、プレート取付部の上方において前方へ張り出す庇状で、少なくとも下面が光るように形成してなるとともに、本体ケース内における照明部の後側に、照明部へ向けて発光する発光手段が設置されている。したがって、照明部によりネームプレートを上側から照らすことができるため、夜間等においてもネーム表示部の表示を視認しやすいインターホン機器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
インターホン子機を正面から示した説明図である。
分解状態にあるインターホン子機を前側から示した斜視説明図である。
プレート収納部材を示した説明図であり、(a)は前側から、(b)は右側から夫々示している。
分解状態にあるプレート収納部材及びネームプレートを前側から示した斜視説明図である。
分解状態にあるプレート収納部材及びネームプレートを後側から示した斜視説明図である。
図1中のA-A線断面を示した説明図である。
図6におけるネーム表示部周りを拡大して示した説明図である。
図3中のB-B線断面を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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