TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024097629
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-19
出願番号2023001217
出願日2023-01-06
発明の名称誤り率測定装置及び誤り率測定方法
出願人アンリツ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04L 1/00 20060101AFI20240711BHJP(電気通信技術)
要約【課題】被測定物から取得したデータをハイスピードシリアルバス規格で定義されるECC Groupごとに見やすく表示画面上に表示する。
【解決手段】誤り率測定装置1は、被測定物WのFEC動作が可能か否かを測定するにあたって、表示制御手段7dは、被測定物WからのPAM4信号をハイスピードシリアルバス規格で定義される1Flit内でFECシンボルごとに区切り、ハイスピードシリアルバス規格で定義されるECC Groupごとに識別して並べて表示画面に表示制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被測定物WのFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置(1)であって、
前記被測定物からのPAM4信号をハイスピードシリアルバス規格で定義される1Flit内でFECシンボルごとに区切り、前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるECC Groupごとに識別して並べて表示画面に表示制御する表示制御手段(7d)を備えたことを特徴とする誤り率測定装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるFlit長で区切った領域のFECシンボルとして定義されない領域をマスクしたときの前記ECC GroupごとのFECシンボルエラーをカウントするエラーカウント手段(7c)を備え、
前記表示制御手段は、前記エラーカウント手段にてカウントされたECC GroupごとのFECシンボルエラーのエラー数を前記表示画面に表示制御することを特徴とする請求項1に記載の誤り率測定装置。
【請求項3】
被測定物WのFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定方法であって、
前記被測定物からのPAM4信号をハイスピードシリアルバス規格で定義される1Flit内でFECシンボルごとに区切り、表示制御手段(7d)により前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるECC Groupごとに識別して並べて表示画面に表示制御するステップを含むことを特徴とする誤り率測定方法。
【請求項4】
前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるFlit長で区切った領域のFECシンボルとして定義されない領域をマスクしたときの前記ECC GroupごとのFECシンボルエラーをエラーカウント手段(7c)によりカウントするステップと、
前記エラーカウント手段にてカウントされたECC GroupごとのFECシンボルエラーのエラー数を前記表示制御手段により前記表示画面に表示制御するステップと、を含むことを特徴とする請求項3に記載の誤り率測定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被測定物を信号パターン折り返しのステートに遷移させた状態で既知パターン(PAM4信号)をテスト信号として被測定物に送信し、このテスト信号の送信に伴って被測定物から折り返して受信する入力データのビット誤り率を測定するにあたって、特に、被測定物のFEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置及び誤り率測定方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
誤り率測定装置は、固定データを含む既知パターンのテスト信号を被測定物に送信し、このテスト信号の送信に伴って被測定物から折り返して受信した被測定信号と基準となる参照信号とをビット単位で比較してビット誤り率(BER:Bit Error Rate)を測定する装置として従来から知られている。
【0003】
従来の誤り率測定装置では、例えば下記特許文献1に開示されるように、IEEE 802.3規格に準拠したRS-FEC測定機能を有しており、コードワード長で区切った領域のコードワード長ごとのFECシンボルエラー数を集計し、各々のエラーカウント数及びエラーレートを取得しGUIに表示していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-136651号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に示す従来の誤り率測定装置では、ハイスピードシリアルバス規格として例えば、PCI Express6規格で定義されるFlitに対応していないため、被測定物から取得したデータをPCI Express6規格で定義されるECC Groupごとに見やすく表示画面上に表示することができなかった。しかも、PCI Express6規格特有のFlitデータがUncorrectableなのか否かの判定を行うことができず、Uncorrectableの場合、FECシンボルエラーがどのように分布しているのかをエラーカウント値を比較しながらデータ解析が行えなかった。
【0006】
また、上記特許文献1に示す従来の誤り率測定装置では、MSB/LSBデータのどちらにエラーがあるかは判別できたが、PCI Express6規格特有のECC Groupごとにエラーの偏りがあるのかなどを視覚的に判別することができず、被測定物のデバッグを進めることが困難となる問題があった。
【0007】
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、被測定物から取得したデータをハイスピードシリアルバス規格で定義されるECC Groupごとに見やすく表示画面上に表示することができる誤り率測定装置及び誤り率測定方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載された誤り率測定装置は、被測定物WのFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定装置1であって、
前記被測定物からのPAM4信号をハイスピードシリアルバス規格で定義される1Flit内でFECシンボルごとに区切り、前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるECC Groupごとに識別して並べて表示画面に表示制御する表示制御手段7dを備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項2に記載された誤り率測定装置は、請求項1の誤り率測定装置において、
前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるFlit長で区切った領域のFECシンボルとして定義されない領域をマスクしたときの前記ECC GroupごとのFECシンボルエラーをカウントするエラーカウント手段7cを備え、
前記表示制御手段は、前記エラーカウント手段にてカウントされたECC GroupごとのFECシンボルエラーのエラー数を前記表示画面に表示制御することを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項3に記載された誤り率測定方法は、被測定物WのFEC(Forward Error Correction)動作が可能か否かを測定する誤り率測定方法であって、
前記被測定物からのPAM4信号をハイスピードシリアルバス規格で定義される1Flit内でFECシンボルごとに区切り、表示制御手段7dにより前記ハイスピードシリアルバス規格で定義されるECC Groupごとに識別して並べて表示画面に表示制御するステップを含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
ヘッドホン
29日前
個人
車両の制御装置
14日前
株式会社シグマ
撮像装置
28日前
個人
スピーカーシステム
1か月前
個人
デジタル放送受信装置
2か月前
日本精機株式会社
遠隔操作装置
2か月前
日本精機株式会社
遠隔操作装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
パイオニア株式会社
音響装置
18日前
パイオニア株式会社
音響装置
18日前
個人
配信用音源制作システム
1か月前
個人
インターネット通信装置
2か月前
個人
平面映像の回転による立体映像
7日前
パイオニア株式会社
音響装置
18日前
太陽誘電株式会社
超音波装置
3日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
3日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
11日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
21日前
大日本印刷株式会社
写真撮影装置
21日前
富士通株式会社
光信号増幅
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
2か月前
綜合警備保障株式会社
遠隔監視装置
2か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像読取装置
1か月前
株式会社日立国際電気
無線システム
2か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
TOA株式会社
IP放送の停止、切替制御
今日
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
株式会社小糸製作所
音発生ユニット
7日前
続きを見る