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公開番号2024099985
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023003657
出願日2023-01-13
発明の名称撮像装置および撮像方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20240719BHJP(電気通信技術)
要約【課題】互いに異なるアルゴリズムで被写体認証を行う撮像装置間において一方の撮像装置での登録情報を用いて他方の撮像装置で被写体認証が行えるようにする。
【解決手段】撮像装置101は、撮像画像から被写体を検出する検出手段211と、撮像画像のうち被写体領域画像から被写体の特徴に関する特徴情報を取得する特徴取得手段214と、第1の撮像画像のうち第1の被写体領域画像から取得された第1の被写体の特徴に関する第1の特徴情報と第1の被写体領域画像とを、被写体認証用の登録情報として記憶する第1の記憶手段216と、登録情報のうち第1の被写体領域画像を第1の特徴情報を伴わずに外部に出力する出力手段201とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
撮像画像から被写体を検出する第1の検出手段と、
前記撮像画像のうち前記被写体が含まれる被写体領域画像から前記被写体の特徴に関する特徴情報を取得する第1の特徴取得手段と、
第1の撮像画像のうち第1の被写体領域画像から取得された第1の被写体の特徴に関する第1の特徴情報と前記第1の被写体領域画像とを、被写体認証用の登録情報として記憶する第1の記憶手段と、
前記登録情報のうち前記第1の被写体領域画像を前記第1の特徴情報を伴わずに外部に出力する出力手段とを有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
第2の撮像画像のうち第2の被写体領域画像から取得された第2の被写体の特徴に関する第2の特徴情報と前記第1の特徴情報とを用いて前記第2の被写体が前記第1の被写体であることを認証する第1の認証手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1の被写体であると認証された前記第2の被写体に対してフォーカス制御および露出制御のうち少なくとも一方を行う制御手段を有することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第1の記憶手段が複数の前記第1の被写体のそれぞれに対する前記登録情報を記憶している場合に、前記出力手段は、前記複数の第1の被写体の前記第1の被写体領域画像を1つのファイルに含めて前記外部に出力することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第1の記憶手段が複数の前記第1の被写体のそれぞれに対する前記登録情報を記憶しており、前記登録情報に前記複数の第1の被写体に対する優先順位に関する情報が含まれている場合に、前記出力手段は、前記複数の第1の被写体の前記第1の被写体領域画像と前記優先順位に関する情報を前記外部に出力することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第2の撮像画像から複数の前記第2の被写体が検出された場合において、前記複数の第2の被写体のうち前記優先順位がより高い前記第1の被写体であると認証された前記第2の被写体に対してより優先してフォーカス制御および露出制御のうち少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記出力手段は、前記外部に設けられた、前記撮像装置に着脱可能な記憶媒体に前記第1の被写体領域画像を出力することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
第1の撮像画像のうち第1の被写体領域画像から取得した第1の被写体の特徴に関する第1の特徴情報と前記第1の被写体領域画像とを被写体認証用の登録情報として記憶するとともに、前記登録情報のうち前記第1の被写体領域画像を前記第1の特徴情報を伴わずに外部に出力する第1の撮像装置とは別の第2の撮像装置であって、
前記第1の撮像装置から出力された前記第1の被写体領域画像から前記第1の被写体の特徴に関する第3の特徴情報を取得する第2の特徴取得手段と、
前記第3の特徴情報を含む被写体認証用の登録情報を記憶する第2の記憶手段とを有することを特徴とする撮像装置。
【請求項9】
第3の撮像画像から第3の被写体を検出する第2の検出手段と、
前記第3の撮像画像のうち前記第3の被写体が含まれる第3の被写体領域画像から前記第3の被写体の特徴に関する第4の特徴情報を取得する第3の特徴取得手段と、
前記第4の特徴情報と前記第3の特徴情報とを用いて前記第3の被写体が前記第1の被写体であることの認証を行う第2の認証手段とを有することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記第1の被写体であると認証された前記第3の被写体に対してフォーカス制御および露出制御のうち少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被写体認証機能を有する撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルカメラ等の撮像装置には、撮像により生成される画像から被写体(人の顔や瞳等)を検出し、被写体に追従するようにAF(オートフォーカス)を実行し続ける追尾AFが可能なものがある。
【0003】
また、特許文献1には、追尾対象としての人物を事前に登録しておくと、顔認証を用いて登録人物を自動的に選択する撮像装置が開示されている。顔認証では、登録用の顔画像から特徴情報を抽出して不揮発性メモリに記憶しておき、撮像において生成される画像の中から検出された顔に対して抽出された特徴情報と不揮発性メモリに記憶された特徴情報との類似度を比較することで登録人物か否かを判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-187591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような顔認証機能を有する撮像装置において登録された人物の特徴情報を、別の撮像装置にコピーして、該別の撮像装置でも同様に顔認証を行いたいという要望がある。しかしながら、ある撮像装置で特徴情報を抽出したり該特徴情報を用いて顔認証を行ったりするアルゴリズムがその撮像装置に特有のアルゴリズムである場合には、その撮像装置で得られた特徴情報を用いて別の撮像装置で顔認証が行えないことがある。
【0006】
本発明は、互いに異なるアルゴリズムで被写体認証を行う撮像装置間において、一方の撮像装置での登録情報を用いて他方の撮像装置で被写体認証が行えるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての撮像装置は、撮像画像から被写体を検出する第1の検出手段と、撮像画像のうち被写体が含まれる被写体領域画像から被写体の特徴に関する特徴情報を取得する第1の特徴取得手段と、第1の撮像画像のうち第1の被写体領域画像から取得された第1の被写体の特徴に関する第1の特徴情報と第1の被写体領域画像とを、被写体認証用の登録情報として記憶する第1の記憶手段と、登録情報のうち第1の被写体領域画像を第1の特徴情報を伴わずに外部に出力する出力手段とを有することを特徴とする。
【0008】
本発明の他の一側面としての撮像装置は、第1の撮像画像のうち第1の被写体領域画像から取得した第1の被写体の特徴に関する第1の特徴情報と第1の被写体領域画像とを被写体認証用の登録情報として記憶するとともに、登録情報のうち第1の被写体領域画像を第1の特徴情報を伴わずに外部に出力する第1の撮像装置とは別の第2の撮像装置であって、第1の撮像装置から出力された第1の被写体領域画像から第1の被写体の特徴に関する第3の特徴情報を取得する第2の特徴取得手段と、第3の特徴情報を含む被写体認証用の登録情報を記憶する第2の記憶手段とを有することを特徴とする。
【0009】
また本発明の他の一側面としての制御方法は、撮像画像のうち検出された被写体が含まれる被写体領域画像から被写体の特徴に関する特徴情報を取得する撮像装置に適用される。該制御方法は、第1の撮像画像のうち第1の被写体領域画像から取得された第1の被写体の特徴に関する第1の特徴情報と第1の被写体領域画像とを、被写体認証用の登録情報として第1の記憶手段に記憶させるステップと、登録情報のうち第1の被写体領域画像を第1の特徴情報を伴わずに外部に出力するステップとを有することを特徴とする。
【0010】
さらに本発明の他の一側面としての制御方法は、第1の撮像画像のうち第1の被写体領域画像から取得した第1の被写体の特徴に関する第1の特徴情報と第1の被写体領域画像とを被写体認証用の登録情報として記憶するとともに、登録情報のうち第1の被写体領域画像を第1の特徴情報を伴わずに外部に出力する第1の撮像装置とは別の第2の撮像装置に適用される。該制御方法は、第1の撮像装置から出力された第1の被写体領域画像から第1の被写体の特徴に関する第3の特徴情報を取得するステップと、第3の特徴情報を含む被写体認証用の登録情報を第2の記憶手段に記憶させるステップとを有することを特徴とする。なお、上記各制御方法に従う処理を撮像装置のコンピュータに実行させるプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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