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公開番号2024115699
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-27
出願番号2023021489
出願日2023-02-15
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類G06F 3/00 20060101AFI20240820BHJP(計算;計数)
要約【課題】ケーブルの接続の有無を迅速に検出すること。
【解決手段】画像形成装置105は、ケーブル700の接続の有無を検出するための信号662を生成するパルス生成部660と、サブユニットB510よりケーブル710を介して入力される信号754の出力タイミングを調整するパルス遅延部670と、信号662と信号672とを合成した信号752をケーブル700を介してコントローラユニット115に出力するパルス出力部650と、を備えるサブユニットA500と、パルス出力部650より出力された信号752に基づいて、ケーブル700及びケーブル710の接続の有無を検出するコントローラユニット115と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
制御ユニットと、
前記制御ユニットに対して第1のケーブルを介して接続される第1のサブユニットと、
前記第1のサブユニットに対して第2のケーブルを介して接続される第2のサブユニットと、
を有し、
前記第2のサブユニットは、
前記第2のケーブルの接続の有無を検出するための下流側検出信号を前記第2のケーブルを介して前記第1のサブユニットに出力し、
前記第1のサブユニットは、
前記第1のケーブルの接続の有無を検出するための上流側検出信号を生成する信号生成手段と、
前記第2のサブユニットより前記第2のケーブルを介して入力される前記下流側検出信号の出力タイミングを調整するタイミング調整手段と、
前記信号生成手段により生成された前記上流側検出信号と、前記タイミング調整手段により出力タイミングを調整した前記下流側検出信号と、を合成した第1の合成信号を前記第1のケーブルを介して前記制御ユニットに出力する出力手段と、
を備え、
前記制御ユニットは、
前記出力手段により出力された前記第1の合成信号に基づいて前記第1のケーブル及び前記第2のケーブルの接続の有無を検出する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記信号生成手段は、
第1パルスを有するパルス信号を前記上流側検出信号として生成し、
前記第2のサブユニットは、
第2パルスを有するパルス信号を前記下流側検出信号として出力し、
前記タイミング調整手段は、
前記第2パルスが前記第1パルスと重複しないように前記下流側検出信号の出力タイミングを調整し、
前記制御ユニットは、
前記第1の合成信号のパルス数をカウントすることにより前記第1のケーブル及び前記第2のケーブルの接続の有無を検出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記信号生成手段は、
前記第1パルスに同期したタイミングにおいて前記第1パルスのパルス幅よりも大きいパルス幅の第3パルスを有する上流側パルス信号を生成し、
前記第2のサブユニットは、
前記第2パルスに同期したタイミングにおいて前記第2パルスのパルス幅よりも大きいパルス幅の第4パルスを有する下流側パルス信号を前記第2のケーブルを介して前記第1のサブユニットに出力し、
前記タイミング調整手段は、
前記第2のサブユニットより前記第2のケーブルを介して入力される前記下流側パルス信号の前記第4パルスが前記第3パルスと重複しないように前記下流側パルス信号の出力タイミングを調整し、
前記出力手段は、
前記信号生成手段により生成された前記上流側パルス信号と、前記タイミング調整手段により出力タイミングを調整した前記下流側パルス信号と、を合成した第2の合成信号を前記第1のケーブルを介して前記制御ユニットに出力し、
前記制御ユニットは、
前記第3パルス及び前記第4パルスのパルス幅により設定される有効期間において前記第1の合成信号のパルス数をカウントする、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ケーブルによって直列に接続される少なくとも3つ以上の基板を備える画像形成装置において、ケーブルの非接続状態を検出する方法が知られている。
【0003】
特許文献1は、電子機器のケーブル接続検出方法に関し、接続確認信号をマスター基板より出力し、接続確認信号を受信したスレーブ基板よりタイミングをずらしてマスター基板に応答信号を返す電子機器を開示している。そして、特許文献1の電子機器は、マスター基板において予め決めたタイミングで応答信号の着信を確認することにより、スレーブ基板のケーブルの抜け箇所を検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-234992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1においては、接続する基板数が増えると応答信号を返すタイミングを設定するための時間が増えてしまうことにより、ケーブルの抜け個所を検出するのに時間を要するという課題を有する。
【0006】
本発明の目的は、ケーブルの接続の有無を迅速に検出することができる画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る画像形成装置は、記録材に画像を形成する画像形成装置であって、制御ユニットと、前記制御ユニットに対して第1のケーブルを介して接続される第1のサブユニットと、前記第1のサブユニットに対して第2のケーブルを介して接続される第2のサブユニットと、を有し、前記第2のサブユニットは、前記第2のケーブルの接続の有無を検出するための下流側検出信号を前記第2のケーブルを介して前記第1のサブユニットに出力し、前記第1のサブユニットは、前記第1のケーブルの接続の有無を検出するための上流側検出信号を生成する信号生成手段と、前記第2のサブユニットより前記第2のケーブルを介して入力される前記下流側検出信号の出力タイミングを調整するタイミング調整手段と、前記信号生成手段により生成された前記上流側検出信号と、前記タイミング調整手段により出力タイミングを調整した前記下流側検出信号と、を合成した第1の合成信号を前記第1のケーブルを介して前記制御ユニットに出力する出力手段と、を備え、前記制御ユニットは、前記出力手段により出力された前記第1の合成信号に基づいて前記第1のケーブル及び前記第2のケーブルの接続の有無を検出する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ケーブルの接続の有無を迅速に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一部の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置のサブユニットのパルス生成出力部の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置のコントローラユニットの制御部の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の動作を示すタイミングチャートである。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置が実行する接続状態検出処理のフロー図である。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の操作部の模式図である。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置が実行する接続状態検出処理の判定処理を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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