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公開番号
2024118275
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-30
出願番号
2023024625
出願日
2023-02-20
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20240823BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】プロセスカートリッジの取り付け状態を確認するために使用されるセンサの正常性の判定精度を従来よりも向上させる。
【解決手段】センサは、転写体が回転している間における所定期間において転写体に向けて光を照射する発光手段と、転写体からの反射光、または、転写体に形成されるトナー画像からの反射光を受光する受光手段と、を有する。判定手段は、転写体が回転している間における所定期間において受光手段の出力信号をサンプリングし、複数のサンプル値から得られる特徴量に基づき、センサの正常性を判定する。検知手段は、転写体に形成されるトナー画像からの反射光に基づきプロセスカートリッジの取り付け状態を検知する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
トナー画像を転写体に形成する、着脱可能なプロセスカートリッジと、
前記転写体を駆動するモータと、
前記転写体が回転している間における所定期間において前記転写体に向けて光を照射する発光手段と、前記転写体からの反射光、または、前記転写体に形成されるトナー画像からの反射光を受光する受光手段と、を有するセンサと、
前記転写体が回転している間における前記所定期間において前記受光手段の出力信号をサンプリングするサンプリング手段と、
前記サンプリング手段から出力される複数のサンプル値から得られる特徴量に基づき、前記センサの正常性を判定する判定手段と、
前記転写体に形成されるトナー画像からの反射光に基づき前記プロセスカートリッジの取り付け状態を検知する検知手段と、
を有する画像形成装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記特徴量は、前記複数のサンプル値の統計的なばらつきである、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記判定手段は、
前記統計的なばらつきが閾値以上であれば、前記センサが正常であると判定し、
前記統計的なばらつきが前記閾値未満であれば、前記センサが正常でないと判定する、
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記統計的なばらつきは標準偏差または分散である、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記転写体は、無端状ベルトである、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記所定期間は、前記転写体が一回転するのに必要となる時間である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記所定期間は、前記転写体が半回転するのに必要となる時間である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記受光手段は、前記転写体からの正反射光を受光できるように配置される受光素子を有し、
前記判定手段は、前記受光素子の出力信号について前記サンプリング手段から出力される複数のサンプル値から得られる特徴量に基づき、前記センサの正常性を判定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記受光手段は、前記転写体からの乱反射光を受光できるように配置される受光素子を有し、
前記判定手段は、前記受光素子の出力信号について前記サンプリング手段から出力される複数のサンプル値から得られる特徴量に基づき、前記センサの正常性を判定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記特徴量は平均値であり、
前記判定手段は、
前記平均値が閾値未満であれば、前記センサが正常であると判定し、
前記平均値が前記閾値以上であれば、前記センサが正常でないと判定する、請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式を用いる画像形成装置は、画像形成装置の本体から着脱可能なプロセスカートリッジを有している。プロセスカートリッジは、電子写真感光体と、それに作用する帯電ローラ、現像ローラおよびトナー容器などを有している。これにより、一般ユーザであっても簡単にプロセスカートリッジを交換できる。その反面、プロセスカートリッジが正常に本体に取り付けられないことがある。
【0003】
特許文献1によれば、中間転写ベルト上に形成されたトナー画像が濃度センサにより検知され、検知結果に基づきプロセスカートリッジが本体に取り付けられているかどうかを判定する方法が提案されている。
【0004】
ところで、濃度センサがトナーで汚れてしまうと、検知結果に誤差が生じる。そこで、特許文献2によれば、濃度センサを開閉可能なシャッタで保護しつつ、シャッタの開閉が正常かどうかを判定する方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-154519号公報
特開2009-204831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献2の方法では、発光素子の発光前の受光出力と発光素子の発光後の受光出力との間の変動幅が一定レベルであるかどうかに基づき、シャッタの開閉が、正常かどうかが判定されている。しかし、ローコストの画像形成装置に搭載される濃度センサはシャッタを有していない。そのような画像形成装置では別の原因によって濃度センサが正常に動作しないことがある。したがって、シャッタを有しないようなセンサに関してもその正常性の判定精度を向上させることが求められる。
【0007】
そこで、本発明は、プロセスカートリッジの取り付け状態を確認するために使用されるセンサの正常性の判定精度を従来よりも向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、たとえば、
トナー画像を転写体に形成する、着脱可能なプロセスカートリッジと、
前記転写体を駆動するモータと、
前記転写体が回転している間における所定期間において前記転写体に向けて光を照射する発光手段と、前記転写体からの反射光、または、前記転写体に形成されるトナー画像からの反射光を受光する受光手段と、を有するセンサと、
前記転写体が回転している間における前記所定期間において前記受光手段の出力信号をサンプリングするサンプリング手段と、
前記サンプリング手段から出力される複数のサンプル値から得られる特徴量に基づき、前記センサの正常性を判定する判定手段と、
前記転写体に形成されるトナー画像からの反射光に基づき前記プロセスカートリッジの取り付け状態を検知する検知手段と、
を有する画像形成装置を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、プロセスカートリッジの取り付け状態を確認するために使用されるセンサの正常性の判定精度が従来よりも向上する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置を説明する図。
濃度センサを説明する図。
制御システムを説明する図。
装着状態の検知方法を説明するタイミングチャート。
装着状態の検知方法を説明するタイミングチャート。
障害判定方法を説明する図。
イニシャル動作を示すフローチャート。
障害判定を示すフローチャート。
装着状態検知を示すフローチャート。
実施例2の濃度センサを説明する図。
実施例2の障害判定方法を説明する図。
実施例2の障害判定を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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