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公開番号
2024110811
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-16
出願番号
2023015636
出願日
2023-02-03
発明の名称
アンテナ
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H01Q
9/04 20060101AFI20240808BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】良好なアンテナ特性が得られるアンテナを提供する。
【解決手段】アンテナは、特定の周波数で共振する共振素子101と、共振素子101よりも径が大きい凹部105が形成された第1の面103と、金属素子107が配置された第2の面104とを有し、誘電体を含む基板102と、を備える。凹部105の面には当該面から突出する凸部106が形成される。共振素子101は、凸部106の端面に配置されており、第1の面103に対して突出している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アンテナであって、
特定の周波数で共振する共振素子と、
前記共振素子よりも径が大きい凹部が形成された第1の面と、金属素子が配置された第2の面とを有し、誘電体を含む基板と、を備え、
前記凹部の面には当該面から突出する凸部が形成され、前記共振素子は前記凸部の端面に配置されており、
前記共振素子は、前記第1の面に対して突出していることを特徴とするアンテナ。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記共振素子は、前記第1の面に対して共振波長の1/10倍以上離間していることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
【請求項3】
前記共振素子は、前記第2の面の前記金属素子に対して共振波長の1/4倍以上離間していることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
【請求項4】
前記金属素子は、前記第2の面の少なくとも一部を覆う金属板であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
【請求項5】
前記凹部は、前記共振素子よりも半径が大きい円形の凹部であり、
前記凸部は、前記共振素子と半径が略等しい同心円状の筒型の誘電体であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
【請求項6】
前記金属素子は、前記共振素子のグランドであることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
【請求項7】
前記第2の面は、前記第1の面とは反対側の面であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
【請求項8】
前記共振素子は、ループ形状であり、
前記共振素子の長さは、共振波長の3/2倍であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
【請求項9】
前記共振素子が共振する周波数は、テラヘルツ帯であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
【請求項10】
テラヘルツ帯の信号を整流、発振する電子素子をさらに備え、
前記電子素子は、前記共振素子と電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
テラヘルツ波は、ミリ波からテラヘルツ波領域(30GHz乃至30THz)のうちの任意の周波数帯域を有する電磁波(電波)である。画像形成装置(イメージング装置)では、このテラヘルツ波を検出可能な電磁波センサをアレイ状に配列し、その前方に焦点レンズを配置することによって、テラヘルツ波領域において画像(イメージ)を取得することができる。また、テラヘルツ波領域における画像取得は種々の分野で有用である。例えば、テラヘルツ波は、布や生地などを透過するが金属を容易には透過しないため、テラヘルツ波を用いた画像形成装置は、秘匿された武器の探知などのセキュリティ分野で有用である。また、医療分野でも有用である。例えば、癌組織と健康な組織とはテラヘルツ波に対する屈折率が異なるため、テラヘルツ波領域における生体組織の画像形成は、患者の癌細胞の検出に有用である。
【0003】
このテラヘルツ波を検出する検出装置として、ショットキーバリアダイオード(SBD)などの整流素子が必須であり、これらは高い誘電率を持つシリコン基板上に形成される。また、整流、発振する電子素子を動作させるための導電率の高い金属などで形成された電極部が必要となる。
【0004】
しかし、アンテナ周辺にシリコンのような高い誘電率を持つ誘電体が存在すると、アンテナから放射された電磁波の一部が誘電体内に吸収され、損失となってしまう。また、アンテナ周辺に金属が存在するときも、アンテナから放射された電磁波によって金属に電流が流れ、アンテナの放射に影響を与えてしまい、その結果アンテナ特性が劣化することがある。
【0005】
これに対して、特許文献1のように、金属である無給電素子をうまく利用することで、指向性やインピーダンスなどを調節し、アンテナ特性を向上させる構成が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-36287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前述したようにテラヘルツ波では高誘電率な誘電体が必要となり、特許文献1に記載の無給電素子を装荷しても、それを保持する誘電体によって結果的にアンテナ特性が劣化してしまうことがある。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、良好なアンテナ特性が得られるアンテナを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成する本発明に係るアンテナは、
特定の周波数で共振する共振素子と、
前記共振素子よりも径が大きい凹部が形成された第1の面と、金属素子が配置された第2の面とを有し、誘電体を含む基板と、を備え、
前記凹部の面には当該面から突出する凸部が形成され、前記共振素子は前記凸部の端面に配置されており、
前記共振素子は、前記第1の面に対して突出していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、良好なアンテナ特性が得られるアンテナを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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