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公開番号
2024120610
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023027511
出願日
2023-02-24
発明の名称
記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
B65H
29/52 20060101AFI20240829BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】記録装置において、操作性を向上させつつ紙ジャムの発生を抑制する。
【解決手段】記録手段により記録が行われた記録媒体を乾燥する第1の動作位置と、第1の動作位置から退避した第1の退避位置と、に移動可能な乾燥手段と、乾燥手段に対向して配置され、乾燥手段により乾燥される記録媒体を支持する第2の動作位置と、第2の動作位置から退避した第2の退避位置と、に乾燥手段とは独立して移動可能な支持手段と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
記録手段により記録が行われた記録媒体を乾燥する第1の動作位置と、該第1の動作位置から退避した第1の退避位置と、に移動可能な乾燥手段と、
前記乾燥手段に対向して配置され、前記乾燥手段により乾燥される記録媒体を支持する第2の動作位置と、該第2の動作位置から退避した第2の退避位置と、に前記乾燥手段とは独立して移動可能な支持手段と、
を備えることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記乾燥手段を前記第1の退避位置に移動させ、且つ前記支持手段を前記第2の退避位置に移動させた状態で、前記記録媒体が前記記録装置に装着されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
記録媒体を、前記乾燥手段に向けて搬送する搬送手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
前記乾燥手段が前記第1の動作位置に位置することを検知する第1の検知手段を備え、前記搬送手段は、前記第1の検知手段により前記乾燥手段が前記第1の動作位置に位置しないことを検知した場合に、記録媒体を前記乾燥手段に向けて搬送することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記搬送手段は、前記第1の検知手段により前記乾燥手段が前記第1の動作位置に位置することを検知した場合に、記録媒体の搬送を停止することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記第1の検知手段により前記乾燥手段が前記第1の動作位置に位置することを検知した場合に、前記乾燥手段を前記第1の退避位置に移動させるようにユーザに通知することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記支持手段が前記第2の動作位置に位置することを検知する第2の検知手段を備え、前記搬送手段は、前記第2の検知手段により前記支持手段が前記第2の動作位置に位置することを検知した場合に、前記記録媒体の搬送を行うことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項8】
前記乾燥手段を前記第1の退避位置にロックするロック手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項9】
前記支持手段を前記第2の動作位置にロックするロック手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項10】
前記乾燥手段は、平行リンク機構を有する第1の移動手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を乾燥させる乾燥ユニットを有する記録装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、サインアンドディスプレイの分野のインクジェット記録装置では、コート紙、非コート紙、布、塩化ビニル系素材、ポリエステル系素材など、幅広い種類の素材の記録媒体に記録することが可能となってきている。また、印刷された印刷物は、屋外看板や屋内グラフィック、車両ラッピングなど、屋内外の様々な用途に用いられる。
【0003】
こうしたインクジェット記録装置においては、印刷物の耐水性、耐候性はもとより、高精度、高品位な画質と、高速印字が要求されている。それを実現する方法として、ヒータなどの加熱手段を用いて記録媒体を加熱してインクの定着を促進させる方法や、記録媒体に着弾したインクを乾燥させる方法が多く用いられている。
【0004】
印刷後の記録媒体を乾燥させる構成を有する記録装置では、プリントヘッドの下流側(装置の前面側の排紙口)に、インク定着ユニットが配置され、インクを乾燥定着させるよう構成されている。この構成では、定着を行うインク定着ユニット及び定着時に記録媒体を支持する排紙ガイド部を配置する必要があるため、装置本体が大型化するという問題がある。また、この構成は、ユーザの様々な操作に対して操作性を低下させる要因となるため、インク定着ユニットと排紙ガイド部を移動可能にして操作性を向上させる構成が提案されている。
【0005】
特許文献1では、インク定着ユニットと排紙ガイド部を含む硬化ユニットを移動させることで、本体の奥行寸法を小さくし、装置を移動させる際に、より間口の狭い場所への移動を容易にする構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6036158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一方、ロール状記録媒体を用いる記録装置において、ロール状記録媒体を記録装置へセットする操作性を向上させるには、本体前面側にロールセット部を設けることが望ましい。その際に、上記のようにインク定着ユニットが本体手前側に設けられた記録装置では、ロールセットの際に、インク定着ユニットと排紙ガイド部が邪魔になる。そのため、これらを装置上方に移動可能にして、操作性を向上させることが提案されている。
【0008】
しかしながら、このような構造をとろうとすると、例えば、特許文献1の構成では、インク定着ユニットと記録媒体を支持する排紙ガイド部が一体で移動するため、記録媒体の先端がインク定着ユニット及び排紙ガイド部の移動領域にあると、移動が出来ない。そのため、記録媒体の先端は、インク定着ユニット及び排紙ガイド部が定位置に戻った状態で、その間隙を通過させることになる。
【0009】
また、インク定着を効率よく行うためには、インク定着ユニットが発生する熱や風速が低下する前に記録媒体に温風を届ける必要があるため、インク定着ユニットと排紙ガイド部の距離(以下、間隙と呼ぶ)を広くすることが出来ない。さらに、記録媒体はロール状に巻かれているため巻き癖がついており、記録媒体搬送時にその先端が、間隙に入りにくい。これらのことから、紙ジャムが発生する場合がある。
【0010】
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、記録装置において、操作性を向上させつつ紙ジャムの発生を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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