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公開番号
2024110455
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-16
出願番号
2023014988
出願日
2023-02-03
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20240808BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 本発明の目的は、パッドと、ベルトと、の摺動抵抗を低減し、ベルトの長寿命化をすることである。
【解決手段】 無端状で、記録材を加熱するベルト301と、加圧部材304と、パッド305と、を有する定着装置において、ベルトの内周面にオイルを塗布するオイル塗布部材と、ベルトの幅方向において、ベルトの長さは、パッドの長さよりも大きく、パッドはニップ部を形成する第一面305aと、第一面に対向する第二面305bと、幅方向において第一面と第二面とをつなぐ第三面305cとを有し、第三面は、パッドの前記幅方向の両端部それぞれに形成され、第一面と第三面との境界は、曲面形状である、ことを特徴とする定着装置。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
無端状で、記録材を加熱するベルトと、
前記ベルトの外周面に当接しニップ部を形成する加圧部材と、
前記ベルトの内周面に配置され、前記ベルトを介して前記加圧部材とともに前記ニップ部を形成するパッドと、
前記加圧部材は前記ベルトとともに、前記ニップ部で熱と圧力とをトナー像を担持した記録材に与えることによって、トナー像を記録材に定着し、
前記ベルトの内周面にオイルを塗布するオイル塗布部材と、
前記ベルトの幅方向において、前記ベルトの長さは、前記パッドの長さよりも大きく、
前記パッドは前記ニップ部を形成する第一面と、前記第一面に対向する第二面と、前記幅方向において前記第一面と前記第二面とをつなぐ第三面とを有し、
前記第三面は、前記パッドの前記幅方向の両端部それぞれに形成され、前記第一面と前記第三面との境界は、曲面形状である、
ことを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記ベルトの内周面に当接するステアリングローラと、
前記ステアリングローラは、揺動することによって前記ベルトを前記幅方向に移動させ、
記録材の定着中であって、前記幅方向において、前記第一面は前記ベルトに覆われている、
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記曲面形状の曲率半径は2.0~8.0mmの範囲である
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項4】
前記ベルトのヤング率が3500MPa~5000MPaの範囲である
ことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
【請求項5】
前記ベルトの厚みは0.08~0.1mmの範囲である
ことを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
【請求項6】
前記第二面において前記ベルトと接触する長さをLとし、該Lは5~10mmの範囲である
ことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
【請求項7】
前記第二面において前記ベルトと接触する長さをL[mm]、前記ベルトのヤング率をE[MPa]、ベルトの厚みをt[mm]、前記曲面形状の曲率半径をR[mm]とした場合に、以下の式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
TIFF
2024110455000014.tif
20
63
【請求項8】
前記オイル塗布部材はローラである
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項9】
前記ベルトの内周面に当接する加熱ローラと、
前記加熱ローラは前記ベルトの回転方向において、前記パッドの下流に配置され、前記ベルトを加熱し、
前記加熱ローラは回転駆動する
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は記録材に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、カタログ、ポスター、パンフレット等の商業用印刷物を必要部数に応じて印刷する、オンデマンド印刷市場が拡大している。オンデマンド印刷を担う電子写真方式の画像形成装置は、印刷時間の高速化が求められる。印刷時間の高速化を達成するために、記録材にトナー像を定着させる際に、記録材への加熱効率を高める必要がある。そこで、加熱効率を高めるために、定着ニップを広くすることが提案される。さらに定着ニップをフラットにすることによって紙しわの発生を抑制する定着装置が提案される。
【0003】
定着ニップをフラットにする場合、無端状のベルトと、ベルトの内周面にフラットニップを形成するニップ形成部材と、を用いる。ベルトは回転することで、記録材を搬送する。ベルトの回転によって、ベルトとニップ形成部材は摺動する。この摺動を滑らかにするためにベルトの内側にオイルを塗布する構成が開示されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-181948号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ベルトの内側に塗布されたオイルが、ベルトの外側に漏れ出さないように、ベルトの幅方向において、ベルトの長さはニップ形成部材よりも長い。しかしながらベルトは懸架される部材であるため、幅方向においてベルトの長さがニップ形成部材よりも長いと、ベルトと接触するニップ形成部材の端部に応力が集中してしまう。
【0006】
そこで、本発明の目的は、ベルトの内周面にオイルが塗布された定着装置において、ニップ形成部材と、ベルトと、の摺動抵抗を低減することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を鑑みて、本発明に係る定着装置は、無端状で、記録材を加熱するベルトと、前記ベルトの外周面に当接しニップ部を形成する加圧部材と、前記ベルトの内周面に配置され、前記ベルトを介して前記加圧部材とともに前記ニップ部を形成するパッドと、前記加圧部材は前記ベルトとともに、前記ニップ部で熱と圧力とをトナー像を担持した記録材に与えることによって、トナー像を記録材に定着し、前記ベルトの内周面にオイルを塗布するオイル塗布部材と、前記ベルトの幅方向において、前記ベルトの長さは、前記パッドの長さよりも大きく、前記パッドは前記ニップ部を形成する第一面と、前記第一面に対向する第二面と、前記幅方向において前記第一面と前記第二面とをつなぐ第三面とを有し、前記第三面は、前記パッドの前記幅方向の両端部それぞれに形成され、前記第一面と前記第三面との境界は、曲面形状である、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ニップ形成部材と、ベルトと、の摺動抵抗を低減することによって、ベルトの寿命を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の概略図である。
本実施形態における定着装置の断面の模式図である。
本実施形態におけるニップ部の拡大図である。
本実施形態におけるニップ部の拡大図である。
本実施形態のベルトの耐久性を説明するためのグラフである。
本実施形態において、パッドの幅方向端部の拡大図である。
変形例のパッドの模式図である。
本実施形態のベルトの耐久性を説明するためのグラフである。
本実施形態のベルトのオイル漏れを説明するためのグラフである。
ベルトの耐久性とオイル漏れ抑制とを両立する条件を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<画像形成装置>
本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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