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公開番号
2024110461
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-16
出願番号
2023014999
出願日
2023-02-03
発明の名称
撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
13/02 20210101AFI20240808BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】接眼検知部の残光が視線検出部に与える影響を軽減可能な撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像装置は、第1光を射出すると共に、第1光の反射光を用いてファインダーへの物体の接近とファインダーからの物体の離反を検知する検知部と、第2光を射出すると共に、第2光の反射光を用いてファインダーの内部に配置された表示部におけるファインダーを覗く使用者の視線情報を検出する視線検出部と、検知部と視線検出部を制御する制御部とを有し、制御部は、検知部の第1光の発光のタイミングと視線検出部の検出のタイミングとに基づいて視線検出部が検出する使用者の視線の移動量の最大値である許容移動量を設定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1光を射出すると共に、前記第1光の反射光を用いてファインダーへの物体の接近と前記ファインダーからの前記物体の離反を検知する検知部と、
第2光を射出すると共に、前記第2光の反射光を用いて前記ファインダーの内部に配置された表示部における前記ファインダーを覗く使用者の視線情報を検出する視線検出部と、
前記検知部と前記視線検出部を制御する制御部とを有し、 前記制御部は、前記検知部の前記第1光の発光のタイミングと前記視線検出部の検出のタイミングとに基づいて前記視線検出部が検出する前記使用者の視線の移動量の最大値である許容移動量を設定することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記検知部の検知結果を用いて、前記表示部の表示状態を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1光の消灯のタイミングから前記検出の開始のタイミングまでの時間が第1時間である場合、前記許容移動量を第1許容移動量に設定し、前記第1光の消灯のタイミングから前記検出の開始のタイミングまでの時間が前記第1時間より長い第2時間である場合、前記許容移動量を前記第1許容移動量より大きい第2許容移動量に設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記視線の移動量が前記許容移動量より小さい場合、前記視線情報が正しく検出されていると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記視線情報が正しく検出されていると判定した場合、前記視線情報を更新することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記視線の移動量が前記許容移動量より大きい場合、前記視線情報が誤って検出されていると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記視線情報が誤って検出されていると判定した場合、前記視線情報を更新しないことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記視線情報が誤って検出されていると判定した場合、前記視線情報を前記視線情報の履歴から推定した推定視線情報に更新することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、接眼を検知するための接眼検知部とユーザの視線を検出する視線検出部とを有する撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、接眼検知部と視線検出部とを有する撮像装置において、接眼検知部からの光が視線検出部に干渉することによる視線検出の精度の低下を抑制する構成が提案されている。特許文献1には、接眼が検知されると、視線検出部を駆動すると共に、接眼検知部の駆動を停止させ、離眼が検知されると、視線検出部の駆動を停止させると共に、接眼検知部を駆動する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-093624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、接眼検知部への給電を停止しても接眼検知部からの光の出力はすぐに停止されない場合がある(接眼検知部の残光)。そのため、接眼を検知した後、接眼検知部をオフにし、視線検出部をオンにした場合に、接眼検知部の残光が視線検出部に悪影響を与える可能性がある。
【0005】
本発明は、接眼検知部の残光が視線検出部に与える影響を軽減可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての撮像装置は、第1光を射出すると共に、第1光の反射光を用いてファインダーへの物体の接近とファインダーからの物体の離反を検知する検知部と、第2光を射出すると共に、第2光の反射光を用いてファインダーの内部に配置された表示部におけるファインダーを覗く使用者の視線情報を検出する視線検出部と、検知部と視線検出部を制御する制御部とを有し、制御部は、検知部の第1光の発光のタイミングと視線検出部の検出のタイミングとに基づいて視線検出部が検出する使用者の視線の移動量の最大値である許容移動量を設定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、接眼検知部の残光が視線検出部に与える影響を軽減可能な撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る撮像装置の一例であるデジタルカメラの外観図である。
カメラシステムのブロック図である。
赤外光を投光された人の眼球像の一例を示す図である。
接眼検知部のセンサ光消灯からの経過時間とセンサ光の出力の関係を示す図である。
視線検出部と接眼検知部の動作タイミングと視線検出部への影響を示す図である。
接眼検知部のセンサ光消灯からの経過時間と視線の許容移動量の関係を示す図である。
視線の許容移動量と視線注視位置を表すポインタの動きを説明するための図である。
第1の実施形態の接眼検知処理と視線検出処理の制御を示すフローチャートである。
接眼検知部のセンサ光の点灯と消灯のタイミングを検知するための電気回路図である。
第2の実施形態を説明するための別の実施形態の接眼検知処理と視線検出処理の制御を示すフローチャートである。
第2の実施形態の接眼検知処理と視線検出処理の制御を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置の一例であるデジタルカメラ100の外観図である。図1(a)と図1(b)はそれぞれ、デジタルカメラ100の前面側と背面側から見た図である。図2は、デジタルカメラ100とレンズユニット200とを有するカメラシステムのブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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