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公開番号2024100555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004644
出願日2023-01-16
発明の名称給湯機のリモコン装置
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H04Q 9/00 20060101AFI20240719BHJP(電気通信技術)
要約【課題】高齢者等によって聞き取りやすい音声を容易に再生することができる給湯機のリモコン装置を提供する。
【解決手段】給湯機のリモコン装置は、給湯機の制御に関する操作を受け付けるリモコン装置であって、給湯機の制御に関する情報が読み上げられるガイダンス音声を、再生モードに含まれる条件である音程の高さ、読み上げる速さ、および読み上げる際に文節と文節との間に空けられるインターバルの長さの組み合わせに基づいて発報する発音手段と、利用者から操作されたときに、再生モードを、予め設定された第1モードおよび予め設定された第2モードのうち一方から他方に切り替えるモード切替手段と、を備え、第2モードには、第1モードと比べて、音程が低く、読み上げる速さが遅く、かつインターバルが長くなるような条件が含まれるものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
給湯機の制御に関する操作を受け付けるリモコン装置であって、
前記給湯機の制御に関する情報が読み上げられるガイダンス音声を、再生モードに含まれる条件である音程の高さ、読み上げる速さ、および読み上げる際に文節と文節との間に空けられるインターバルの長さの組み合わせに基づいて発報する発音手段と、
利用者から操作されたときに、前記再生モードを、予め設定された第１モードおよび予め設定された第２モードのうち一方から他方に切り替えるモード切替手段と、
を備え、
前記第２モードには、前記第１モードと比べて、音程が低く、読み上げる速さが遅く、かつ前記インターバルが長くなるような条件が含まれる給湯機のリモコン装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記給湯機の利用者からの操作を受け付ける操作手段、
を更に備え、
前記発音手段は、音程の高さ、読み上げる速さ、および前記インターバルの長さの条件の組み合わせが前記操作手段の操作によって任意に設定された前記再生モードである任意モードに基づいて前記ガイダンス音声を発報する請求項１に記載の給湯機のリモコン装置。
【請求項３】
前記給湯機の制御に関する情報を視覚的に表示可能であり、前記任意モードの設定を行う情報を表示する表示手段、
を更に備え、
前記表示手段には、前記任意モードの設定を行う情報と共に前記操作手段によって操作可能なサンプル再生ボタンが表示され、
前記サンプル再生ボタンが操作されたとき、前記発音手段は、設定されている前記任意モードの条件に基づいたサンプル音声を発報する請求項２に記載の給湯機のリモコン装置。
【請求項４】
前記給湯機の制御に関する情報を視覚的に表示可能であり、前記操作手段によって操作可能なリセットボタンを表示する表示手段、
を更に備え、
前記リセットボタンが操作されたとき、前記任意モードに含まれる全ての条件が初期値に設定される請求項２に記載の給湯機のリモコン装置。
【請求項５】
前記再生モードが前記第１モードに設定されているとき、前記ガイダンス音声は、前記発音手段から１回発報され、
前記再生モードが前記第２モードに設定されているとき、前記ガイダンス音声は、前記発音手段から複数回発報される請求項１から請求項４のいずれか一項に記載の給湯機のリモコン装置。
【請求項６】
前記給湯機の利用者からの操作を受け付ける操作手段、
を更に備え、
前記再生モードが前記第２モードに設定されているときに前記操作手段に対して特定のリピート操作が行われた場合、直前に発報された前記ガイダンス音声が前記発音手段から発報される請求項１から請求項４のいずれか一項に記載の給湯機のリモコン装置。
【請求項７】
前記再生モードには、予め設定されたモードであって、前記第２モードと比べて、音程が低く、読み上げる速さが遅く、かつ前記インターバルが長くなるような条件が含まれる第３モードが更に含まれ、
前記モード切替手段は、操作されたときに、前記再生モードを、前記第１モード、前記第２モード、および前記第３モードのうちのあるモードから別のモードに切り替える請求項１から請求項４のいずれか一項に記載の給湯機のリモコン装置。
【請求項８】
前記モード切替手段は、
前記再生モードが前記第１モードに設定されているときに操作された場合、前記再生モードを前記第３モードに切り替え、
前記再生モードが前記第１モードから前記第３モードに切り替えられた後に操作された場合、前記再生モードを前記第２モードに切り替える、
請求項７に記載の給湯機のリモコン装置。
【請求項９】
前記モード切替手段によって前記再生モードが切り替えられたとき、前記発音手段は、切り替えられた後の前記再生モードに基づいてサンプル音声を再生する請求項１から請求項４のいずれか一項に記載の給湯機のリモコン装置。
【請求項１０】
前記第２モードには、前記第１モードと比べて、音量が大きくなるような条件が含まれる請求項１から請求項４のいずれか一項に記載の給湯機のリモコン装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、給湯機のリモコン装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、給湯機のリモコン装置を開示する。当該リモコン装置によれば、再生されるガイダンス音声の周波数が、利用者の操作によって変更され得る。そのため、音程が低くなり、高齢者等の聴覚機能が衰えた人にもガイダンス音声が聞き取りやすくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７－０４７４９７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に記載のリモコン装置において、利用者は、まず周波数の変更画面を開き、その後当該周波数を変更する操作を行う必要がある。特に音程の変更を必要とする高齢者等にとって、周波数を変更する操作は、複雑で困難なものになり得る。
【０００５】
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、高齢者等によって聞き取りやすい音声を容易に再生することができる給湯機のリモコン装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る給湯機のリモコン装置は、給湯機の制御に関する操作を受け付けるリモコン装置であって、給湯機の制御に関する情報が読み上げられるガイダンス音声を、再生モードに含まれる条件である音程の高さ、読み上げる速さ、および読み上げる際に文節と文節との間に空けられるインターバルの長さの組み合わせに基づいて発報する発音手段と、利用者から操作されたときに、再生モードを、予め設定された第１モードおよび予め設定された第２モードのうち一方から他方に切り替えるモード切替手段と、を備え、第２モードには、第１モードと比べて、音程が低く、読み上げる速さが遅く、かつインターバルが長くなるような条件が含まれるものである。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、高齢者等によって聞き取りやすい音声を容易に再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施の形態１における給湯機のブロック図である。
実施の形態１における給湯機のリモコン装置の概要図である。
実施の形態１における給湯機のリモコン装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
【００１０】
実施の形態１．
図１は実施の形態１における給湯機のブロック図である。図２は実施の形態１における給湯機のリモコン装置の概要図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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