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公開番号
2024099992
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-26
出願番号
2023003666
出願日
2023-01-13
発明の名称
受信装置およびプログラム
出願人
日本放送協会
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
21/4402 20110101AFI20240719BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ウェブ技術を利用しながら放送コンテンツを再生することができる仕組みを実現する受信装置を提供する。
【解決手段】受信装置が、チューナー制御部と、コンテンツ提供部と、放送リソース取得インターフェース処理部とを備える。チューナー制御部は、外部からの指示に基づいて放送信号を受信するチューナーの選局状態を制御する。コンテンツ提供部は、チューナーが所定の選局状態において受信した放送信号から映像および音声を抽出して提供する。放送リソース取得インターフェース処理部は、コンテンツ提供部から渡される映像および音声を、ウェブ配信の形式および手順でウェブサーバーとしてウェブブラウザーに対して配信する。また、放送リソース取得インターフェース処理部は、ウェブブラウザーから所定のURLでの配信要求を受けたときに前記映像および前記音声を配信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外部からの指示に基づいて放送信号を受信するチューナーの選局状態を制御するチューナー制御部と、
前記チューナーが所定の選局状態において受信した放送信号から映像および音声を抽出して提供するコンテンツ提供部と、
前記コンテンツ提供部から渡される前記映像および前記音声を、ウェブ配信の形式および手順でウェブサーバーとしてウェブブラウザーに対して配信する放送リソース取得インターフェース処理部と、
を備え、
前記放送リソース取得インターフェース処理部は、前記ウェブブラウザーから所定のURLでの配信要求を受けたときに前記映像および前記音声を配信する、
受信装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記放送信号から抽出したときの形式の前記映像および前記音声のそれぞれを前記コンテンツ提供部から受け取って、前記放送リソース取得インターフェース処理部が前記ウェブブラウザーに対して配信するときの形式の前記映像および前記音声に変換するフォーマット変換部、
をさらに備える請求項1に記載の受信装置。
【請求項3】
前記コンテンツ提供部は、前記放送信号から前記映像と前記音声以外の放送リソースをさらに抽出し、
さらに、
前記コンテンツ提供部から受け取る前記映像と前記音声以外の放送リソースを基にテキストデータを生成するデータ生成部、
を備え、
前記放送リソース取得インターフェース処理部は、前記データ生成部が生成した前記テキストデータを前記ウェブブラウザーに対して配信する、
請求項1に記載の受信装置。
【請求項4】
前記映像と前記音声以外の放送リソースは、字幕テキストと文字スーパーとイベントメッセージとの少なくともいずれかを含む、
請求項3に記載の受信装置。
【請求項5】
前記ウェブブラウザーから前記チューナーを制御するための前記指示をウェブのインターフェースで受け取るとともに、受け取った当該指示を前記チューナー制御部に渡す制御インターフェース処理部、
をさらに備える請求項1に記載の受信装置。
【請求項6】
前記放送リソース取得インターフェース処理部に対して前記所定のURLによって前記映像および前記音声の配信要求を行い、前記放送リソース取得インターフェース処理部から前記映像および前記音声を受け取り、前記映像と前記音声とのそれぞれをデコードし、デコードした前記映像と前記音声とを再生するウェブブラウザー、
をさらに備え、
前記ウェブブラウザーは、前記放送信号に基づくコンテンツとは異なる別の外部コンテンツを取得するためのURLによって通信回線を介して前記外部コンテンツの配信要求を行い、通信回線を介して前記外部コンテンツを受け取り、受け取った外部コンテンツに含まれる映像と音声とのそれぞれをデコードし、デコードした外部コンテンツの映像と音声とを再生するものであり、
前記ウェブブラウザーが前記映像および前記音声をデコードする際に実行させるデコーダー機能は、前記放送リソース取得インターフェース処理部から受け取った前記映像および前記音声と、前記外部コンテンツの前記映像および前記音声とを、同一の処理機能としてデコードするものであり、
前記ウェブブラウザーが備える再生機能は、前記放送リソース取得インターフェース処理部から受け取った前記映像および前記音声と、前記外部コンテンツの前記映像および前記音声とを、同一の処理機能として再生するものである、
請求項1に記載の受信装置。
【請求項7】
外部からの指示に基づいて放送信号を受信するチューナーの選局状態を制御するチューナー制御部と、
前記チューナーが所定の選局状態において受信した放送信号から映像および音声を抽出して提供するコンテンツ提供部と、
前記コンテンツ提供部から渡される前記映像および前記音声を、ウェブ配信の形式および手順でウェブサーバーとしてウェブブラウザーに対して配信する放送リソース取得インターフェース処理部と、
を備え、
前記放送リソース取得インターフェース処理部は、前記ウェブブラウザーから所定のURLでの配信要求を受けたときに前記映像および前記音声を配信する、
伝送路抽象化機能部、としてコンピューターを機能させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、受信装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
テレビ放送においては独自の規格を用いてコンテンツ(映像や音声や字幕テキストやその他の情報)の信号が配信されている。従来のテレビ放送の受信装置は、放送コンテンツの視聴に特化した専用のアーキテクチャーに基づいて、その機能が構成され、実現されている。
【0003】
一方で、コンテンツをある方式から別の方式に変換する技術も試みられている。例えば特許文献1に記載されている発明は、ARIB標準規格に準拠した字幕データに基づいて、WebVTT規格の下で字幕の表示開始及び終了を正しく制御することができる技術を提供することを目的の一つとしている(特許文献1の段落0008の記載)。また、同文献に記載されている発明は、トランスポートストリーム形式で伝送される放送サービス用のコンテンツをそのままソースにして、WebVTT規格に準拠した情報通信端末装置上のビューアで利用することができるようにする技術を提供することを目的としている(特許文献1の段落0009の記載)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-083357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述の通り、テレビ放送を受信するための受信装置(テレビ受像機)で用いられている放送関連機能は独自の技術に基づくものである。このためテレビ放送を受信するための受信装置は、インターネットでのコンテンツの配信を前提としたウェブ技術の進化にすばやく追従することができないという問題がある。
【0006】
また、放送で配信されるコンテンツと、通信(インターネット等)で配信されるコンテンツ(動画コンテンツ)とは、互いに異なる仕組みで動作するものであり、ユーザーがそれら両者間においてスムーズに遷移するための機能(ユーザーインターフェース)が存在しない。
【0007】
本発明は、上記の課題認識に基づいて行なわれたものであり、ウェブ技術を利用しながら放送コンテンツを再生することができる仕組み、および放送コンテンツと通信コンテンツ(ネットコンテンツ)との双方間で双方向にスムーズに遷移することのできるユーザーインターフェース、を実現する受信装置およびプログラムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
[1]上記の課題を解決するため、本発明の一態様による受信装置は、外部からの指示に基づいて放送信号を受信するチューナーの選局状態を制御するチューナー制御部と、前記チューナーが所定の選局状態において受信した放送信号から映像および音声を抽出して提供するコンテンツ提供部と、前記コンテンツ提供部から渡される前記映像および前記音声を、ウェブ配信の形式および手順でウェブサーバーとしてウェブブラウザーに対して配信する放送リソース取得インターフェース処理部と、を備え、前記放送リソース取得インターフェース処理部は、前記ウェブブラウザーから所定のURLでの配信要求を受けたときに前記映像および前記音声を配信する、ものである。
【0009】
[2]また、本発明の一態様は、上記[1]の受信装置において、前記放送信号から抽出したときの形式の前記映像および前記音声のそれぞれを前記コンテンツ提供部から受け取って、前記放送リソース取得インターフェース処理部が前記ウェブブラウザーに対して配信するときの形式の前記映像および前記音声に変換するフォーマット変換部、をさらに備えるものである。
【0010】
[3]また、本発明の一態様は、上記[1]または[2]の受信装置において、前記コンテンツ提供部は、前記放送信号から前記映像と前記音声以外の放送リソースをさらに抽出し、さらに、前記コンテンツ提供部から受け取る前記映像と前記音声以外の放送リソースを基にテキストデータを生成するデータ生成部、を備え、前記放送リソース取得インターフェース処理部は、前記データ生成部が生成した前記テキストデータを前記ウェブブラウザーに対して配信するというものである。
(【0011】以降は省略されています)
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