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公開番号2024126549
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034965
出願日2023-03-07
発明の名称多重化装置及びプログラム
出願人日本放送協会
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 21/647 20110101AFI20240912BHJP(電気通信技術)
要約【課題】UHF帯の周波数利用効率を向上させるとともに、送信設備のコストを低減させる。
【解決手段】多重化装置21は、複数の演奏所から、コンテンツ伝送信号をパケット毎に受信する受信部211と、パケットから、階層毎に区別された階層毎データ、及び同期制御情報を抽出する抽出部212と、階層毎データのみからなるペイロード、及び前記同期制御情報のみからなるペイロードを生成するペイロード生成部213と、階層毎データのみからなるペイロードに、該データの階層の種類を示すヘッダを付加し、同期制御情報のみからなるペイロードに、該データが同期制御情報であることを示すヘッダを付加して、新たなパケットを生成するヘッダ付加部214と、ヘッダが付加された新たなパケットを1本のストリームとして送信する送信部216と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数の演奏所から、コンテンツ伝送信号をパケット毎に受信する受信部と、
前記パケットから、階層毎に区別された階層毎データ、及び同期制御情報を抽出する抽出部と、
前記階層毎データのみからなるペイロード、及び前記同期制御情報のみからなるペイロードを生成するペイロード生成部と、
前記階層毎データのみからなるペイロードに、該データの階層の種類を示すヘッダを付加し、前記同期制御情報のみからなるペイロードに、該データが同期制御情報であることを示すヘッダを付加して、新たなパケットを生成するヘッダ付加部と、
前記ヘッダが付加された新たなパケットを1本のストリームとして送信する送信部と、
を備える、多重化装置。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
前記受信部は、複数の放送事業者がそれぞれ生成するコンテンツ伝送信号を受信する、請求項1に記載の多重化装置。
【請求項3】
コンピュータを、請求項1に記載の多重化装置として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、多重化装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
現行の地上デジタル放送のコンテンツ伝送信号(プログラム伝送信号)は、1放送事業者につき1ストリーム(放送TS;Transport Stream)であり、UHF(Ultra High Frequency)帯には1chあたり6MHzの周波数帯域が割り当てられている。コンテンツ伝送信号は、演奏所(スタジオ)から送信所まで、各放送事業者の自営回線(無線・有線)で伝送される。コンテンツ伝送信号を演奏所から送信所まで伝送する回線はSTL(Studio to Transmitter Link)と称され、コンテンツ伝送信号を送信所から送信所(例えば、親局から中継局)まで伝送する回線はTTL(Transmitter to Transmitter Link)と称される。
【0003】
特許文献1には、映像・音声データ(コンテンツデータ)の伝送効率を向上させるために、TLV(Type Length Value)パケットを生成した後、FEC(Forward Error Correction)ブロックを生成せずにコンテンツ伝送信号を生成するコンテンツ伝送信号生成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-71760号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現在、UHF帯の470~770MHz(13~62ch)のうち、地上デジタル放送は470~710MHz(13~52ch)を使用しており、周波数帯が逼迫している。そのため、次世代の地上放送高度化方式では周波数利用効率を向上させることが望まれている。また、送信所では各放送事業者がそれぞれ送信設備を設置していたため、トータルでの設備コストが高くなるという課題がある。
【0006】
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、周波数利用効率を向上させるとともに、送信設備のコストを低減させることが可能な多重化装置及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態に係る多重化装置は、複数の演奏所から、コンテンツ伝送信号をパケット毎に受信する受信部と、前記パケットから、階層毎に区別された階層毎データ、及び同期制御情報を抽出する抽出部と、前記階層毎データのみからなるペイロード、及び前記同期制御情報のみからなるペイロードを生成するペイロード生成部と、前記階層毎データのみからなるペイロードに、該データの階層の種類を示すヘッダを付加し、前記同期制御情報のみからなるペイロードに、該データが同期制御情報であることを示すヘッダを付加して、新たなパケットを生成するヘッダ付加部と、前記ヘッダが付加された新たなパケットを1本のストリームとして送信する送信部と、を備える。
【0008】
さらに、一実施形態において、前記受信部は、複数の放送事業者がそれぞれ生成するコンテンツ伝送信号を受信する。
【0009】
また、一実施形態係るプログラムは、コンピュータを、上記多重化装置として機能させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、UHF帯の周波数利用効率を向上させるとともに、送信設備のコストを低減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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