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公開番号2024098361
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-23
出願番号2023001828
出願日2023-01-10
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人株式会社MIXI
代理人個人,個人
主分類H04N 7/14 20060101AFI20240716BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 運動を行う対象ユーザの身体のうち、他のユーザに見せたくない部位については実際の撮影画像を見せず、運動中に注目すべき部位については撮影画像を確認可能とすることである。
【解決手段】 本発明の情報処理装置は、運動を行う対象ユーザの撮影画像を取得する取得部と、撮影画像に基づいて対象ユーザの身体における第1部位が描かれた第1画像片と、撮影画像中、身体における第1部位以外の第2部位が抽出された第2画像片とを含んだ表示画像の表示用データを生成するデータ生成部と、身体のうち、第1部位に該当する部位と、第2部位に該当する部位とを、運動の内容に応じて設定する設定部と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
運動を行う対象ユーザの撮影画像を取得する取得部と、
前記撮影画像に基づいて前記対象ユーザの身体における第1部位が描かれた第1画像片と、前記撮影画像中、前記身体における前記第1部位以外の第2部位が抽出された第2画像片とを含んだ表示画像の表示用データを生成するデータ生成部と、
前記身体のうち、前記第1部位に該当する部位と、前記第2部位に該当する部位とを、前記運動の内容に応じて設定する設定部と、を備える情報処理装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記身体中の各部位に対応して複数の部位が設定されるアバタについて、前記対象ユーザの選択を受け付ける受付部を備え、
前記データ生成部は、前記対象ユーザにより選択された前記アバタのうち、前記第1部位に該当する部位の前記第1画像片を含んだ前記表示画像の前記表示用データを生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記運動の内容が前記運動のメニューに応じて変わる場合において、前記設定部は、前記メニューに応じて、前記身体のうち、前記第1部位に該当する部位と、前記第2部位に該当する部位と、を設定する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記対象ユーザが、対応する部位が互いに異なる第1メニュー及び第2メニューを含む運動プログラムに従って前記運動を行う場合、
前記対象ユーザが前記第1メニューの前記運動を行っている期間については、前記設定部が、前記第1メニューと対応する部位を前記第2部位として設定し、前記データ生成部が、前記第1メニューと対応する部位の前記第2画像片を含んだ前記表示画像の前記表示用データを生成し、
前記対象ユーザが前記第2メニューの前記運動を行っている期間については、前記設定部が、前記第2メニューと対応する部位を前記第2部位として設定し、前記データ生成部が、前記第2メニューと対応する部位の前記第2画像片を含んだ前記表示画像の前記表示用データを生成する、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記表示用データを、前記対象ユーザに前記運動を指導する指導ユーザの端末に送信する送信部を備え、
前記第1メニューには第1指導ユーザが関連付けられ、前記第2メニューには第2指導ユーザが関連付けられている場合、
前記対象ユーザが前記第1メニューの前記運動を行っている間、前記送信部が、前記第1メニューと対応する部位の前記第2画像片を含んだ前記表示画像の前記表示用データを、前記第1指導ユーザの端末に送信し、
前記対象ユーザが前記第2メニューの前記運動を行っている間、前記送信部が、前記第2メニューと対応する部位の前記第2画像片を含んだ前記表示画像の前記表示用データを、前記第2指導ユーザの端末に送信する、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記データ生成部は、前記指導ユーザ毎に前記表示画像の前記表示用データを生成し、前記送信部は、それぞれの前記指導ユーザの端末に、それぞれの前記指導ユーザと対応する前記表示用データを送信し、
前記対象ユーザが前記第1メニューの前記運動を行っている間、前記データ生成部は、前記送信部により前記第2指導ユーザに送信される前記表示用データとして、前記第1メニューと対応する部位の前記第1画像片を含んだ前記表示画像の前記表示用データを生成する、請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第1メニューに複数の前記第1指導ユーザが関連付けられている場合、
前記設定部は、前記第1指導ユーザ毎に、前記第1部位に該当する部位と、前記第2部位に該当する部位とを設定し、且つ、
前記設定部は、前記対象ユーザと所定の関係を有する前記第1指導ユーザについては、前記対象ユーザと所定の関係を有しない前記第1指導ユーザに比べて、前記第2部位に該当する部位を多く設定する、請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記運動中において前記第1部位と前記第2部位とが重なったときの前記表示画像の前記表示用データを生成する際に、前記第1部位が特定の部位である場合、前記データ生成部は、前記第1部位の前記第1画像片、及び、前記第2部位のうち、少なくとも前記第1部位と重なった部分の前記第1画像片を含んだ前記表示画像の前記表示用データを生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記運動中において前記第1部位と前記第2部位とが重なったときの前記表示画像の前記表示用データを生成する際に、前記第1部位が特定の部位以外の部位である場合、前記データ生成部は、前記第2部位の前記第2画像片、及び、前記第1部位のうち、少なくとも前記第2部位と重なった部分の前記第2画像片を含んだ前記表示画像の前記表示用データを生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記対象ユーザに前記運動を指導する指導ユーザの端末には、前記データ生成部により生成された前記表示用データに基づく前記表示画像が表示され、
前記指導ユーザの端末に表示される前記表示画像と同じ確認画像を表示させる第2表示用データを生成する第2データ生成部と、
前記表示画像が前記指導ユーザの端末に表示される前に、前記第2表示用データを前記対象ユーザの端末に送信する第2送信部と、を備える、請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
複数のユーザが互いに自分の映像データを送信し合う双方向のデータ通信技術は、様々な技術分野で利用されている。その一例としては、オンライン形式のトレーニング又はフィットネスが挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の技術によれば、指導者(インストラクタ)の映像からトレーニングの手本となるトレーニング映像を生成して訓練者(対象ユーザ)の端末に表示させるとともに、トレーニング中の訓練者の撮影画像を訓練者の端末から入手(受信)する。指導者は、訓練者の撮影画像を見て、運動中の訓練者の動きが正しい動きであるか否か、つまり、トレーニングの運動が適切に実施されているか否かを判断することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-129532号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載の技術を用いたトレーニングにおいて、訓練者(対象ユーザ)が、プライバシー及び個人情報保護の観点から、運動中の自分の全身画像を他人に見られるのを好まない場合が想定され得る。一方、指導者は、運動が適切に行われているか否かを判断する上で、その運動中における対象ユーザの身体の所定部位の映像、具体的には、運動にて動かされる注目部位を実際の撮影画像にて確認する必要がある。
【0006】
そこで、本発明は、運動を行う対象ユーザの身体のうち、他のユーザに見せたくない部位については実際の撮影画像を見せず、運動中に注目すべき部位については撮影画像を確認可能とする情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、運動を行う対象ユーザの撮影画像を取得する取得部と、撮影画像に基づいて対象ユーザの身体における第1部位が描かれた第1画像片と、撮影画像中、身体における第1部位以外の第2部位が抽出された第2画像片とを含んだ表示画像の表示用データを生成するデータ生成部と、身体のうち、第1部位に該当する部位と、第2部位に該当する部位とを、運動の内容に応じて設定する設定部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、運動を行う対象ユーザの身体のうち、運動中に注目すべき部位については撮影画像を確認可能とする一方で、それ以外の部位については実際の撮影画像を他のユーザに見せずに隠すことができる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の情報処理装置を利用したサービスについての説明図である。
表示画像の一例を示す図である。
オンラインフィットネスの利用を開始する際に対象ユーザのユーザ端末に表示される画面例であり、運動プログラムの選択画面である。
オンラインフィットネスの利用を開始する際に対象ユーザのユーザ端末に表示される画面例であり、アバタの選択画面である。
オンラインフィットネスの利用を開始する際に対象ユーザのユーザ端末に表示される画面例であり、確認画像の提示画面である。
本発明の情報処理装置及び関連機器の各々のハードウェア構成を示す図である。
表示画像が表示される画面の一例を示す図である。
対象ユーザ情報の一例を示す図である。
指導ユーザ情報の一例を示す図である。
プログラム情報の一例を示す図である。
部位関連付け情報の一例を示す図である。
本発明の情報処理装置の機能についての説明図である。
対象ユーザの運動中において第1部位と第2部位とが重なり、且つ第1部位が特定の部位である場合の表示画像を示す図である。
対象ユーザの運動中において第1部位と第2部位とが重なり、且つ第1部位が特定の部位ではない場合の表示画像を示す図である。
本発明の一つの実施形態に係る情報処理フローを示す図である(その1)。
本発明の一つの実施形態に係る情報処理フローを示す図である(その2)。
各指導ユーザの端末に表示される表示画像を示す図である。
本発明の変形例に係る情報処理装置の機能についての説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムについて、具体的な実施形態を挙げて、添付の図面を参照しながら説明する。
なお、以下では、説明上の便宜から、GUI(Graphic User Interface)の観点で説明する場合がある。ただし、その内容を実現するための基礎的なデータ処理技術(通信/伝送技術、データ取得技術、データ記録技術、データ加工/解析技術、画像処理技術、及び可視化技術等)は、公知の技術であるため、それに関する説明については省略することとする。
(【0011】以降は省略されています)

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