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公開番号2024119504
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023026459
出願日2023-02-22
発明の名称音響装置
出願人アルプスアルパイン株式会社
代理人個人
主分類H04R 1/28 20060101AFI20240827BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ヘッドレスト内に収納されるような小型のスピーカユニットを備えたバスレフ型のスピーカシステムを使用して、聴取位置に低音域の音圧を効果的に与えることができるようにした音響装置を提供する。
【解決手段】車載用音響装置1は、ヘッドレスト2の内部に、エンクロージャ11とダクト12およびスピーカユニット20から成るバスレフ型のスピーカシステムを収納しており、ダクト12の(管路長/断面積)の比を大きくし、ダクト12内の空気の負荷質量を大きくすることで、スピーカユニット20の振動部の共振周波数F0を、エンクロージャとダクトとで構成するヘルムホルツレゾネータの共振周波数Fdよりも低い帯域に設定する。これにより、共振周波数Fd以下の低域の音圧を強調して耳Eに与えることができるようになる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
エンクロージャと、前記エンクロージャの内部空間に連通し外部空間に開放されたダクトと、前記エンクロージャに設置されて前記外部空間と前記内部空間に向けて互いに逆位相の音圧を与えるスピーカユニットと、を有する音響装置において、
前記エンクロージャに取り付けられた状態での前記スピーカユニットの振動部の共振周波数F0が、前記エンクロージャと前記ダクトとで構成されるヘルムホルツレゾネータの共振周波数Fdよりも低い帯域に設定され、
前記スピーカの振動板からの直線距離Lsよりも、前記外部空間に開放された前記ダクトの開口部からの直線距離Ldが近い位置に、聴取位置が設定されていることを特徴とする音響装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記スピーカユニットの前記振動板から前記聴取位置までの直線距離Lsが、前記ダクトの前記開口部から前記聴取位置までの直線距離Ldの2倍以上である請求項1記載の音響装置。
【請求項3】
前記ダクトは、2回以上折りたたまれている請求項1記載の音響装置。
【請求項4】
前記ダクトの(管路長/半径)の比が20以上で30以下である請求項1記載の音響装置。
【請求項5】
前記ダクトの前記開口部が前記外部空間に向けられるダクト発音方向と、前記スピーカが前記外部空間に向けられるユニット発音方向とが、異なる方向である請求項1ないし4のいずれかに記載の音響装置。
【請求項6】
前記エンクロージャと前記ダクトおよび前記スピーカユニットが、ヘッドレスト内に収納されている請求項5記載の音響装置。
【請求項7】
前記ダクトが2個設けられ、前記ダクト発音方向が前記ヘッドレストの前方に位置する聴取者の両耳にそれぞれ向けられ、前記ユニット発音方向が後方に向けられている請求項6記載の音響装置。
【請求項8】
前記ヘッドレストに、第2スピーカユニットが、前記ダクト発音方向と同じ方向に向けて搭載されている請求項5記載の音響装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、小型のスピーカユニットを使用しても低音域の音圧を効果的に聴取できる音響装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1ないし特許文献3に、車載用の音響装置に関する発明が記載されている。特許文献1の段落[0031]および特許文献2の各図には、スピーカユニットをヘッドレスト部に内蔵する構造が記載されている。特許文献3には、スピーカユニットを前部シートの背もたれ部内に設置する構造が示されている。
【0003】
また、特許文献2には、ヘッドレスト内に、スピーカユニットから音圧が与えられる空間が形成され、この空間から前方の空間に連通する2本の共振ダクトが設けられたバスレフ型のスピーカシステムが記載されている。2本の共振ダクトは、ヘッドレストの着座者の両耳に向けて解放されている。特許文献2にはバスレフ型のスピーカシステムを使用することで低音再生を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-11193号公報
特開平3-85096号公報
特開2006-20163号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1ないし3に記載のように、車両内のヘッドレストやシートの背もたれ部にスピーカユニットを内蔵する構造では、低音再生に適した大型のスピーカユニットを使用することが難しく、比較的小型のスピーカユニットを使用せざるを得ない。低音の音響効果を実現するためには、スピーカユニットの振動部の共振周波数を下げることが必要である。しかし、小型のスピーカユニットは振動部を支持しているダンバー部材やエッジ部材の径が小さいため、ダンパー部材やエッジ部材による支持系のバネ係数が高くなり、振動部の共振周波数を下げることに限界がある。また、振動板を含む振動部の質量を上げることで共振周波数を下げることが可能であるが、比較的小型のスピーカユニットで振動部の質量を大きくすると、小径のダンパー部材やエッジ部材に大きな負荷が作用し、振動板に傾きなどが発生しやすく、故障が発生しやすくなる。
【0006】
特許文献2では、バスレフ型のスピーカシステムを構成して低音を再生することが記載されているが、ヘッドレスト内などの狭い空間では、搭載できるスピーカが小型になるため、バスレフ型のスピーカシステムで強調できる周波数帯域は比較的高いままである。
【0007】
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、小型のスピーカユニットを使用した場合であっても、低音域の音圧を効果的に聴取できるようにした音響装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、エンクロージャと、前記エンクロージャの内部空間に連通し外部空間に開放されたダクトと、前記エンクロージャに設置されて前記外部空間と前記内部空間に向けて互いに逆位相の音圧を与えるスピーカユニットと、を有する音響装置において、
前記エンクロージャに取り付けられた状態での前記スピーカユニットの振動部の共振周波数F0が、前記エンクロージャと前記ダクトとで構成されるヘルムホルツレゾネータの共振周波数Fdよりも低い帯域に設定され、
前記スピーカの振動板からの直線距離Lsよりも、前記外部空間に開放された前記ダクトの開口部からの直線距離Ldが近い位置に、聴取位置が設定されていることを特徴とするものである。
【0009】
本発明の音響装置は、前記スピーカユニットの前記振動板から前記聴取位置までの直線距離Lsが、前記ダクトの前記開口部から前記聴取位置までの直線距離Ldの2倍以上であることが好ましい。
【0010】
本発明の音響装置は、前記ダクトが、2回以上折りたたまれているものとして構成できる。また、前記ダクトの(管路長/半径)の比が20以上で30以下であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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