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公開番号2024053570
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2022159858
出願日2022-10-04
発明の名称電子機器及びタッチ操作方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 3/04817 20220101AFI20240409BHJP(計算;計数)
要約【課題】タッチパネルの一部が故障した場合に、外部入力装置を用いることなく画面上の操作を正確に実行可能な電子機器及びタッチ操作方法を提供する。
【解決手段】電子機器は、複数のアイコンを含む操作画面を表示可能な表示部と、前記表示部と重ねて配置されるタッチパネルと、前記タッチパネルのうちで故障していない正常領域に対する複数点のタッチ操作に基づいて、前記タッチパネルの座標系における二つの直線を算出し、前記二つの直線の交点を算出する位置算出部と、前記タッチパネルのうちで故障している異常領域と重なる範囲内にある前記アイコンのうち、前記交点と重なるアイコンを選択するアイコン選択部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のアイコンを含む操作画面を表示可能な表示部と、
前記表示部と重ねて配置されるタッチパネルと、
前記タッチパネルのうちで故障していない正常領域に対する複数点のタッチ操作に基づいて、前記タッチパネルの座標系における二つの直線を算出し、前記二つの直線の交点を算出する位置算出部と、
前記タッチパネルのうちで故障している異常領域と重なる範囲内にある前記アイコンのうち、前記交点と重なるアイコンを選択するアイコン選択部と、
を備えた電子機器。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記位置算出部は、任意の第一点をタッチしてからタッチ位置をスワイプ又はフリックするタッチ操作に基づく第一の直線と、任意の第二点をタッチしてからタッチ位置をスワイプ又はフリックするタッチ操作に基づく第二の直線とを算出し、前記第一の直線と前記第二の直線との交点を算出する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記位置算出部は、任意の二つの第一点をタッチするタッチ操作に基づく第一の直線と、任意の二つの第二点をタッチするタッチ操作に基づく第二の直線とを算出し、前記第一の直線と前記第二の直線の交点を算出する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記アイコン選択部は、前記正常領域と重なる範囲内にある前記アイコンに対してタッチ操作が行われた場合、前記タッチ操作が行われた前記アイコンを選択しない、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記タッチパネルにおいて検出された前記正常領域と前記異常領域とを視覚的に区別される態様で前記表示部に表示させる表示制御部を、更に備えた、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記二つの直線に対応する二つの補助線を前記表示部に表示させる表示制御部を、更に備えた、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
複数のアイコンを含む操作画面を表示可能な表示部と、
前記表示部と重ねて配置されるタッチパネルと、
を備えた電子機器で実行されるタッチ操作方法であって、
前記タッチパネルのうちで故障していない正常領域に対する複数点のタッチ操作に基づいて、前記タッチパネルの座標系における二つの直線を算出し、前記二つの直線の交点を算出し、
前記タッチパネルのうちで故障している異常領域と重なる範囲内にある前記アイコンのうち、前記交点と重なるアイコンを選択する、
タッチ操作方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、タッチパネルを備えた電子機器及びタッチ操作方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
タッチパネルを備えた電子機器では、タッチパネルの一部が故障して反応しなくなる場合がある。このような場合、タッチパネルのうちで使用可能な正常領域に、その正常領域に応じて縮小された画面を表示し、この画面において入力操作を可能にすることが知られている(例えば特許文献1参照)。また、電子機器の画面上でタッチ操作を行うのに代えて、マウス等の外部入力装置を用いて画面上の操作を行うことが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-162418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の手法では、タッチパネルの正常領域に表示された画面が縮小されているため、ユーザがその画面上でキー選択等のタッチ操作を行うことが難しくなるおそれがある。また、例えば外出先などで外部入力装置がユーザの手元にない場合には、タッチパネルの一部が故障しても外部入力装置を用いて画面上の操作を行うことができない。
【0005】
本開示は上述した課題に鑑み、タッチパネルの一部が故障した場合に、外部入力装置を用いることなく画面上の操作を正確に実行可能な電子機器及びタッチ操作方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る電子機器は、複数のアイコンを含む操作画面を表示可能な表示部と、前記表示部と重ねて配置されるタッチパネルと、前記タッチパネルのうちで故障していない正常領域に対する複数点のタッチ操作に基づいて、前記タッチパネルの座標系における二つの直線を算出し、前記二つの直線の交点を算出する位置算出部と、前記タッチパネルのうちで故障している異常領域と重なる範囲内にある前記アイコンのうち、前記交点と重なるアイコンを選択するアイコン選択部とを備える。
【0007】
本開示に係るタッチ操作方法は、複数のアイコンを含む操作画面を表示可能な表示部と、前記表示部と重ねて配置されるタッチパネルと、を備えた電子機器で実行されるタッチ操作方法であって、前記タッチパネルのうちで故障していない正常領域に対する複数点のタッチ操作に基づいて、前記タッチパネルの座標系における二つの直線を算出し、前記二つの直線の交点を算出し、前記タッチパネルのうちで故障している異常領域と重なる範囲内にある前記アイコンのうち、前記交点と重なるアイコンを選択する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
電子機器の正面図である。
電子機器の電気的構成を示すブロック図である。
応急操作モードに関する処理のフローチャートである。
応急操作モードへの移行時の画面例である。
応急操作モードにおいて領域検出された画面例である。
第一例におけるアイコン選択時の画面例である。
第二例におけるアイコン選択時の画面例である。
変形例におけるアイコン選択時の画面例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
電子機器100の構成を説明する。図1は、電子機器100の正面図である。図2は、電子機器100の電気的構成を示すブロック図である。本実施形態では、電子機器100の一例として、無線通信を実行可能な携帯端末(所謂、スマートフォン)を例示する。
(【0011】以降は省略されています)

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