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公開番号2024053183
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159271
出願日2022-10-03
発明の名称投影システム
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G06F 3/01 20060101AFI20240408BHJP(計算;計数)
要約【課題】車両の室内に表示された情報を自由な位置に移動可能とすることで利便性を高める。
【解決手段】投影情報PDを、搭乗者100の手101、所持品BG,BK、車室21内の設置物20に対しプロジェクタ4により投影し表示させる第1投影部75aと、第1投影部75aによる投影情報PDの表示後、当該投影情報PDを移動させるための所定の移動条件が満たされたか否かを判定する移動判定部73と、移動判定部73で移動条件が満たされたと判定した場合に、第1投影部75aにより搭乗者100の手101、所持品BG,BK、車室21内の設置物20に表示させていた投影情報PDを、プロジェクタ4により別の搭乗者100の手101、所持品BG,BK、車室21内の設置物20に移動させて表示させる第2投影部75bと、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の室内に設けられた投影部と、
前記投影部を制御して所望の表示を行う制御部と、
を有する投影システムであって、
前記制御部は、
所定情報を、前記室内の第1投影領域に対し前記投影部により投影し表示させる第1投影処理と、
前記第1投影処理による前記所定情報の表示後、前記第1投影領域から前記室内の第2投影領域へ当該所定情報を移動させるための所定の移動条件が満たされたか否かを判定する移動判定処理と、
前記移動判定処理で前記移動条件が満たされたと判定した場合に、前記第1投影領域に表示させていた前記所定情報を、前記投影部により前記第2投影領域に移動させ当該第2投影領域に投影して表示させる第2投影処理と、
を実行することを特徴とする投影システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記移動条件は、
前記第1投影領域及び前記第2投影領域の少なくとも一方が移動することで、前記第1投影領域と前記第2投影領域との間の距離が所定値以下になったことを含む
ことを特徴とする請求項1記載の投影システム。
【請求項3】
前記移動条件は、
前記第2投影領域が移動することで、前記第1投影領域に対する投影方向において前記第2投影領域が前記第1投影領域に重なることを含む
ことを特徴とする請求項2記載の投影システム。
【請求項4】
前記移動条件は、
前記車両の搭乗者の手による所定の移動指示動作が検出されたことを含む
ことを特徴とする請求項1記載の投影システム。
【請求項5】
前記移動指示動作は、
前記第1投影領域に表示されている前記所定情報を摘まむ動作、又は、前記第1投影領域に表示されている前記所定情報を触る動作を含む
ことを特徴とする請求項4記載の投影システム。
【請求項6】
前記移動指示動作は、
前記手において所定の本数の指が伸びた状態となる動作を含み、
前記制御部は、前記第2投影処理において、
前記第1投影領域に表示させていた前記所定情報を、前記移動判定処理で検出された前記伸びた指の本数に応じた場所の前記第2投影領域に移動させ当該第2投影領域に投影して表示させる
ことを特徴とする請求項4記載の投影システム。
【請求項7】
前記移動指示動作は、
前記手において所定の種類の指が伸びた状態となる動作を含み、
前記制御部は、前記第2投影処理において、
前記第1投影領域に表示させていた前記所定情報を、前記移動判定処理で検出された前記伸びた指の種類に応じた場所の前記第2投影領域に移動させ当該第2投影領域に投影して表示させる
ことを特徴とする請求項4記載の投影システム。
【請求項8】
前記移動指示動作は、
前記手において指先が所定の方向を指す動作を含み、
前記制御部は、前記第2投影処理において、
前記第1投影領域に表示させていた前記所定情報を、前記移動判定処理で検出された前記指先が指す方向に応じた場所の前記第2投影領域に移動させ当該第2投影領域に投影して表示させる
ことを特徴とする請求項4記載の投影システム。
【請求項9】
前記移動条件は、
前記第1投影領域から所定距離よりも離れて位置する前記搭乗者の手による前記所定の移動指示動作が検出されたこと、を含む
ことを特徴とする請求項4に記載の投影システム。
【請求項10】
前記所定情報は、
人口知能により制御され、前記車両の搭乗者とコミュケーションをとりつつ当該搭乗者の指示に基づいて所定の処理を実行するAIエージェントである
ことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項記載の投影システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の車両の室内において所望の表示を行う投影システムに関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載の車両等の乗物用のユーザインタフェースシステムが知られている。このユーザインタフェースシステムは、着席者の手に操作画像を投影し、当該操作画像が投影された手の動きを利用して着席者の意図を判断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-180851号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来のユーザインタフェースシステムでは、着席者の手に操作画像を投影するだけであり、他の着席者や車両内の物に操作画像を移動させることはできなかった。このため、複数の人で画像を共有したり、見やすい位置に画像を移動させることができず、利便性が低いという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、車両の室内に表示された情報を自由な位置に移動可能とすることで、利便性を高めることができる投影システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車両2の室内に設けられた投影部4と、前記投影部4を制御して所望の表示を行う制御部70と、を有する投影システム1であって、前記制御部70は、所定情報PDを、前記室内の第1投影領域101,20,BG,BKに対し前記投影部4により投影し表示させる第1投影処理と、前記第1投影処理による前記所定情報PDの表示後、前記第1投影領域101,20,BG,BKから前記室内の第2投影領域101,20,BG,BKへ当該所定情報PDを移動させるための所定の移動条件が満たされたか否かを判定する移動判定処理と、前記移動判定処理で前記移動条件が満たされたと判定した場合に、前記第1投影領域101,20,BG,BKに表示させていた前記所定情報PDを、前記投影部4により前記第2投影領域101,20,BG,BKに移動させ当該第2投影領域101,20,BG,BKに投影して表示させる第2投影処理と、を実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両の室内に表示された情報を自由な位置に移動可能とすることで、利便性を高めることができる投影システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る投影システムの構成を示す機能ブロック図。
実施形態に係る投影システムが搭載された車両内部の模式図。
実施形態に係る投影システムにより実行される投影情報の移動処理の第1の具体例を示す説明図。
実施形態に係る投影システムにより実行される投影情報の移動処理の第1の具体例を示す説明図。
実施形態に係る投影システムにより実行される投影情報の移動処理の第1の具体例を示す説明図。
実施形態に係る投影システムにより実行される投影情報の移動処理の第1の具体例を示す説明図。
実施形態に係る投影システムにより実行される投影情報の移動処理の第2の具体例を示す説明図。
実施形態に係る投影システムにより実行される投影情報の移動処理の第3の具体例を示す説明図。
実施形態に係る投影システムにより実行される投影情報の移動処理の第3の具体例を示す説明図。
実施形態に係る投影システムにより実行される投影情報の移動処理の第4の具体例を示す説明図。
実施形態に係る投影システムにより実行される投影情報の移動処理の第5の具体例を示す説明図。
実施形態に係る投影システムにより実行される投影情報の移動処理の第5の具体例を示す説明図。
実施形態に係る投影システムにより実行される投影情報の移動処理の第6の具体例を示す説明図。
実施形態に係る投影システムにより実行される投影情報の移動処理の第7の具体例を示す説明図。
実施形態に係る投影システムにより実行される投影情報の移動処理の第8の具体例を示す説明図。
実施形態に係る投影システムにより実行される投影情報の移動処理の第8の具体例を示す説明図。
投影情報の具体例を示す説明図。
投影情報の具体例を示す説明図。
投影情報の具体例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
【0010】
<投影システムの構成>
図1は、実施形態に係る投影システムの構成を示す機能ブロック図、図2は、実施形態に係る投影システムが搭載された車両内部の模式図である。投影システム1は、車両2の車室21内における計測対象を計測する非接触式センサ3と、車室21に設けられ、当該車室21の所定箇所に投影情報PD(所定情報)を投影して表示するプロジェクタ4(投影部)と、車室21内に音を出力するスピーカー5と、非接触式センサ3から取得した計測情報MDに基づいてプロジェクタ4を制御して所望の表示を行う投影制御装置6とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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