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公開番号2024048040
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2022153870
出願日2022-09-27
発明の名称情報読取システム
出願人大王製紙株式会社
代理人個人,個人
主分類G06K 7/10 20060101AFI20240401BHJP(計算;計数)
要約【課題】無線タグの読取精度を向上でき、かつ、装置寿命を向上できる情報読取システムを提供する
【解決手段】情報読取システム1は、読取対象の物品10を載置する載置面21Aと、載置面21A側が読取範囲となるように載置面21Aに露出せずに設置され、載置面21A上の読取領域23の範囲内でRFIDタグ6から情報を読み取るRFIDリーダ3と、RFIDリーダ3の周囲を包囲し、外部からRFIDリーダ3への電波の進入を遮蔽する電波シールド材7と、を備え、電波シールド材7のうち載置面21AとRFIDリーダ3との間に配置される部分7Aには、読取領域23と対向する位置に開口部71が設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
読取対象の物品を載置する載置面と、
前記載置面側が読取範囲となるように前記載置面に露出せずに設置され、前記載置面上の読取領域の範囲内で前記物品に貼付される無線タグから情報を読み取る読取装置と、
前記読取装置の周囲を包囲し、外部から前記読取装置への電波の進入を遮蔽する電波シールド材と、
を備え、
前記電波シールド材のうち前記載置面と前記読取装置との間に配置される部分には、前記読取領域と対向する位置に開口部が設けられる、
情報読取システム。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記読取領域と対向配置される前記読取装置のアンテナ部の外縁部分を包囲し、前記読取装置から前記載置面側に立設される筒状に形成され、前記外縁部分の外側から前記読取装置への電波の進入を遮蔽する遮蔽板を備える、
請求項1に記載の情報読取システム。
【請求項3】
前記遮蔽板は、前記読取装置側よりも前記載置面側のほうが外側に広がるように周壁が傾斜して形成される、
請求項2に記載の情報読取システム。
【請求項4】
前記読取装置は箱状の収容部に収容され、前記電波シールド材は前記収容部の内壁に設置される、
請求項1に記載の情報読取システム。
【請求項5】
前記載置面のうち前記読取領域を除く部分に前記電波シールド材が設置される、
請求項1に記載の情報読取システム。
【請求項6】
前記載置面は、読取台の天板の上面であり、
前記読取装置は前記天板の下面側に設置され、
前記天板と前記読取装置を備えるブロックは、前記読取台から取り外し可能である、
請求項1に記載の情報読取システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報読取システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、RFID(Radio Frequency Identification)タグなどの無線タグを用いて物品の管理を行う技術が知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、セルフレジのレジカウンタ上にRFIDリーダを設置し、RFIDタグが付加された商品をRFIDリーダ上に置くことにより当該商品のタグ情報を読み取って精算処理を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-035206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1などに記載の従来の無線タグからの情報読取システムでは、RFIDリーダがカウンタ上に設置されるため、RFIDリーダ上に置いたもの以外のタグ情報を読み取る虞がある。また、重量物を置くとRFIDリーダに直に接触するため、RFIDリーダが破損する虞がある。また、RFIDリーダが露出しているため、問題が生じ得る。
【0006】
本開示は、無線タグの読取精度を向上でき、かつ、装置寿命を向上できる情報読取システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態の一観点に係る情報読取システムは、読取対象の物品を載置する載置面と、前記載置面側が読取範囲となるように前記載置面に露出せずに設置され、前記載置面上の読取領域の範囲内で前記物品に貼付される無線タグから情報を読み取る読取装置と、前記読取装置の周囲を包囲し、外部から前記読取装置への電波の進入を遮蔽する電波シールド材と、を備え、前記電波シールド材のうち前記載置面と前記読取装置との間に配置される部分には、前記読取領域と対向する位置に開口部が設けられる。
【0008】
この態様によれば、読取装置は電波シールド材によって包囲されるので、外部から読取装置への電波の進入を良好に遮蔽できる。また、電波シールド材のうち載置面と読取装置との間に配置される部分では、開口部によって読取領域と対向する位置のみを露出させることができるので、載置面のうち読取領域外にある無線タグから誤って情報を読み取ることを抑制できる。このように、読取領域の載置面側の読取可能範囲を、載置面上の読取領域の範囲に絞り込むことを容易にできるので、読取対象の無線タグの読取精度を向上できる。また、読取装置が載置面上に露出せずに設置されるので、読取装置には読取対象の物品が直に載置されることを回避でき、読取装置に傷や劣化が生じることを抑制できる。また、読取装置が外部に露出しないので、埃や水分が付着したり、物品と接触することなどによって汚れることも抑制でき、読取装置の汚れによるタグ読取性能の劣化も抑制できる。このように、読取装置の劣化を抑制できるので、装置寿命を向上できる。この結果、この態様の情報読取システムは、無線タグの読取精度を向上でき、かつ、装置寿命を向上できる。
【0009】
本発明の実施形態の他の観点に係る情報読取システムでは、前記読取領域と対向配置される前記読取装置のアンテナ部の外縁部分を包囲し、前記読取装置から前記載置面側に立設される筒状に形成され、前記外縁部分の外側から前記読取装置への電波の進入を遮蔽する遮蔽板を備える構成でもよい。
【0010】
この態様によれば、電波シールド材に加えて遮蔽板を設けることにより、載置面の読取領域と読取装置のアンテナ部との間の空間において、読取装置のへの電波の進入や、アンテナ部から出力される電波の読取領域からの漏れを良好に遮蔽できる。これにより、読取装置の載置面側の読取可能範囲を、載置面上の読取領域の範囲に絞り込むことをより確実にできるので、読取対象の無線タグの読取精度をさらに向上できる。
(【0011】以降は省略されています)

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