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公開番号2024055391
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162271
出願日2022-10-07
発明の名称燃料購入システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G06Q 30/0207 20230101AFI20240411BHJP(計算;計数)
要約【課題】合成液体燃料の使用を促進可能な燃料購入システムを提供すること。
【解決手段】本発明の一態様に係る燃料購入システムは、液体燃料を購入する際、ユーザを識別するための識別情報を取得する識別情報取得部と、液体燃料の購入量と、当該液体燃料が二酸化炭素と水素とから合成される合成液体燃料であるか否かを示す燃料種別情報と、を含む燃料購入情報を取得する購入情報取得部と、識別情報と燃料購入情報とを紐付けて記憶する記憶部と、を備える。ユーザによる液体燃料の購入履歴を、燃料種別情報と共に出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体燃料を購入する際、ユーザを識別するための識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記液体燃料の購入量と、当該液体燃料が二酸化炭素と水素とから合成される合成液体燃料であるか否かを示す燃料種別情報と、を含む燃料購入情報を取得する購入情報取得部と、
前記識別情報と前記燃料購入情報とを紐付けて記憶する記憶部と、を備え、
前記ユーザによる前記液体燃料の購入履歴を、前記燃料種別情報と共に出力する、
燃料購入システム。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
購入した前記液体燃料の前記燃料種別情報と購入量とに基づいて、環境貢献度を評価する環境貢献度評価部をさらに備え、
単位購入量当たりの前記環境貢献度は、ガソリンよりも合成液体燃料の方が高く評価される、
請求項1に記載の燃料購入システム。
【請求項3】
前記環境貢献度評価部によって評価された前記環境貢献度が高い程、前記ユーザに対してより多くのインセンティブを付与する、
請求項2に記載の燃料購入システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は燃料購入システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バイオエタノールを購入する度に給油量を記録し、二酸化炭素排出量を削減したことが確認できる方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-287112号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、石油由来のガソリン、軽油等に代わる液体燃料として、二酸化炭素と水素とから合成される合成液体燃料が注目されている。合成液体燃料は、石油由来の液体燃料に比べ、二酸化炭素の排出量を抑制できるため、合成液体燃料の使用を促進することが望まれている。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、合成液体燃料の使用を促進可能な燃料購入システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る燃料購入システムは、
液体燃料を購入する際、ユーザを識別するための識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記液体燃料の購入量と、当該液体燃料が二酸化炭素と水素とから合成される合成液体燃料であるか否かを示す燃料種別情報と、を含む燃料購入情報を取得する購入情報取得部と、
前記識別情報と前記購入情報とを紐付けて記憶する記憶部と、を備え、
前記ユーザによる前記液体燃料の購入履歴を、前記燃料種別情報と共に出力するものである。
【0007】
本発明の一態様に係る燃料購入システムでは、ユーザによる液体燃料の購入履歴を、購入した液体燃料が合成液体燃料であるか否かを示す燃料種別情報と共に出力する。そのため、購入した液体燃料が合成液体燃料であるか否かをユーザが随時確認でき、環境貢献意識が高まることによって、合成液体燃料の使用を促進できる。
【0008】
購入した前記液体燃料の前記燃料種別情報と購入量とに基づいて、環境貢献度を評価する環境貢献度評価部をさらに備え、単位購入量当たりの前記環境貢献度は、ガソリンよりも合成液体燃料の方が高く評価されてもよい。
単位購入量当たりの環境貢献度は、ガソリンよりも合成液体燃料の方が高く評価されるため、合成液体燃料の使用を促進できる。
【0009】
前記環境貢献度評価部によって評価された前記環境貢献度が高い程、前記ユーザに対してより多くのインセンティブを付与してもよい。
合成液体燃料の購入量が増える程、環境貢献度がより高くなり、ユーザに対してより多くのインセンティブを付与するため、合成液体燃料の使用を促進できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、合成液体燃料の使用を促進可能な燃料購入システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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