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公開番号2024053408
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159665
出願日2022-10-03
発明の名称集配システムと保管システム
出願人個人
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/0832 20230101AFI20240408BHJP(計算;計数)
要約【課題】 集荷時に、依頼者と集配者、集配者と受取者が立合うことにより、各々に時間的ロス及び/又は経済的ロスが発生する。保管時に、依頼者と荷役者が立合うことにより、双方にとって時間的ロス及び/又は経済的ロスが発生する。
【解決手段】 集配システムは、依頼品を撮影する撮影手段の操作及び/又は制御に係わるソフトウェアを備えており、
本ソフトウェアは、時系列管理方法iと、撮影面管理方法iiと、制限制約撮影方法iiiと、識別管理方法ivで構成されている。
また、保管システムのソフトウェアは、上記ソフトウェア対して保管の時点で依頼品を撮影するプロセスが追加されるとともに、このプロセスは、撮影面管理方法iiと、制限制約撮影方法iiiと、識別管理方法ivで構成されている。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
依頼品の集配システムであって、
上記集配システムは、依頼品を撮影する撮影手段の操作及び/又は制御に係わるソフトウェアを備え、
上記ソフトウェアは、各々の撮影者に対して依頼時/集荷時/配達時の3時点で依頼品を撮影することを定義付けする時系列管理方法と、各々の撮影者に対して依頼品の底面を除く全ての面を撮影対象面として定義付けする撮影面管理方法と、各々の撮影者に対して共通する撮影回数と撮影アングルを定義付けする制限制約撮影方法と、依頼品に対して付与する識別情報で各々の撮影者が当該依頼品を管理する識別管理方法で構成されることを特徴する。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
依頼品の保管システムであって、
上記保管システムは、依頼品を載置する多数のパレットを備えるとともに、当該パレットを所定の搬入搬出位置に着床または離床させる駆動機構を備え、
また上記保管システムは、上記搬入搬出位置に着床したパレット上の依頼品を撮影する撮影手段の操作及び/又は制御に係わるソフトウェアを備え、
上記ソフトウェアは、各撮影者に対して依頼品の底面以外の全ての面を撮影対象面として定義付けする撮影面管理方法と、各撮影者に対して依頼品の撮影回数と撮影アングルを定義付けする制限制約撮影方法と、依頼品に対して付与する識別情報によって各撮影者が当該依頼品を管理する識別管理方法で構成されることを特徴する。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、集配システムと保管システムに関する。
続きを表示(約 3,500 文字)【背景技術】
【0002】
依頼品の集荷時には、依頼者と集配者が対面するのが一般的である。他方、配達時では、対面か非対面かを選択するのが一般的である。
また、依頼品を保管施設で保管する場合、依頼者自身で依頼品の搬入搬出を行う、或いは集配者に委託して搬入搬出を行う、または施設の荷役者に委託して搬入搬出を行うのが一般的である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
依頼品の集配にあっては、少なくとも集荷時は、依頼者と集配者(取次店の従業員も含む)で対面する必要がある。
その理由を以下に述べる。
先ず、両者による依頼品の確認があり、その項目としては、中身の確認(種類の確認)、梱包状態の確認、サイズの確認、重量の確認を行っている。
上述した確認を経て運搬適合と判断されると、送り状依頼情報(依頼者の情報、依頼日時)および受取情報(受取者の情報、受取り日時、受取り方法)を記入し、最後に料金と支払い方法の確定を行っている。
他方、受取りは、対面と非対面の何れかを選択することができるが、以下に述べるデメリットが生じる場合がある。
先ず、対面のデメリットとしては、再配達となった場合に、集配者と受取者の双方で時間的制約を受けることになるとともに、集配者にとっては、時間的ロスおよび経済的ロスが生じる。
上述したデメリットがあるにも関わらず、受取者が対面での受取りを選択する理由としては、手渡しで受取りたい事由のある依頼品、または宅配ボックスで対応できないサイズの依頼品、或いは手渡し以外選択できない場合(宅配ボックスが無い)、もしくは着払い(現金)が該当する。
他方、非対面のデメリットとしては、再配達となった場合に、集配者とって時間的ロスおよび経済的ロスが生じる。
再配達となる理由としては、宅配ボックスに空きが無い場合(全区画が満室、もしくは収容可能な区画が満室)が該当する。
ところで、置き配も選択できるが、依頼品が容易に盗難できるという大きなデメリットがある。
【0004】
次に保管について考察すると、小規模な保管スペースを貸出すトランクルームと、大規模な保管スペースを貸出す倉庫がある。
トランクルームへの搬入搬出は、専ら依頼者自らで行っている。
他方、倉庫への搬入搬出は、依頼者自らで行う、もしくは集配者または倉庫の荷役者に委託して行なっている。
ところで、集配者や荷役者に委託する場合でも、作業中は依頼者が責任者として立ち会うのが一般的である。
立ち会う理由としては、作業中の指示出し、および作業中の不測の事態(依頼品の破損や事故等)に備えるのが目的である。
また保管中は、保管状況について、依頼者が倉庫へ出向いて自ら確認する、もしくは荷役者を介して保管報告を受ける場合がある。
これにより、依頼者にとっては、倉庫へ出向く手間と時間的なロスが発生するといったデメリットがある。
他方、倉庫の荷役者にあっても、依頼者に対応する手間と時間的なロスが発生するといったデメリットがある。
また、荷役者にとっては、以下に述べる別のリスクもある。
依頼品を確認するためには、保管位置からフォークリフトで運び出す搬出作業と、確認が終了した依頼品をフォークリフトで保管位置へ戻す返却作業が発生するため、この作業中に依頼品を破損させるリスクがあるとともに、荷役者も怪我を負うリスクがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した集配時の問題に鑑み、請求項1の発明は、依頼品の集配システムであって、
上記集配システムは、依頼品を撮影する撮影手段の操作及び/又は制御に係わるソフトウェアを備え、
上記ソフトウェアは、各々の撮影者に対して依頼時/集荷時/配達時の3時点で依頼品を撮影することを定義付けする時系列管理方法と、各々の撮影者に対して依頼品の底面を除く全ての面を撮影対象面として定義付けする撮影面管理方法と、各々の撮影者に対して共通する撮影回数と撮影アングルを定義付けする制限制約撮影方法と、依頼品に対して付与する識別情報で各々の撮影者が当該依頼品を管理する識別管理方法で構成されることを特徴する。
【0006】
請求項2の発明は、依頼品の保管システムであって、
上記保管システムは、依頼品を載置する多数のパレットを備えるとともに、当該パレットを所定の搬入搬出位置に着床または離床させる駆動機構を備え、
また上記保管システムは、上記搬入搬出位置に着床したパレット上の依頼品を撮影する撮影手段の操作及び/又は制御に係わるソフトウェアを備え、
上記ソフトウェアは、各撮影者に対して依頼品の底面以外の全ての面を撮影対象面として定義付けする撮影面管理方法と、各撮影者に対して依頼品の撮影回数と撮影アングルを定義付けする制限制約撮影方法と、依頼品に対して付与する識別情報によって各撮影者が当該依頼品を管理する識別管理方法で構成されることを特徴する。
【発明の効果】
【0007】
上記請求項1の発明によれば、集配される依頼品に疑問を感じた場合には、以下の確認を行うことができる。
先ず、時系列順に撮影された画像を確認することができるので、責任の所在を明確化することができる。
次に、撮影者が異なっても撮影対象面は必ず撮影されるので、事実確認に不測の事態が発生することはない。
さらに、撮影者が異なっても、撮影回数が制限されるとともに、撮影アングルも制約されているので、統一された画像で確認を行うことができる。
したがって、集荷時において、依頼者と集配者が対面する必要性が無くなるとともに、配達時においても受取者と集配者が対面する必要性が無くなるので、従来に比較して依頼者/集配者/受取者の3者でそれぞれに時間を有効に活用することができる。
【0008】
上記請求項2の発明によれば、保管報告に際しては、荷役者が駆動機構に指示を入力して対象の依頼品を載せたパレットを搬入搬出位置に着床させて当該依頼品の撮影を行うとともに、撮影後は駆動機構に指示を入力して当該パレットを離床させて依頼品を保管位置に戻せばよいので、倉庫で同様の作業を行う場合に比較して、依頼品が損傷するリスクおよび荷役者が怪我を負うリスクを低減することができる。
しかも、保管報告の対象となる依頼品が多数であっても、駆動機構への指示入力と撮影だけの実務となるので、倉庫で同様の作業を行う場合に比較して、荷役者の労力の低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
依頼品Zの斜視図。
集配システムLSと端末RD/端末WD/端末YDの相関図。
仮依頼2のタスク(入力項目)を示す構成図。
本依頼4のタスク(入力項目)を示す構成図。
集配システムLSの特徴とするソフトウェアのタスクと当該タスクの対象者を示す一覧表。
依頼品Zに対する正面側撮影のアングルと背面側撮影のアングルを示す斜視図。
正面側撮影で撮影された撮影面H(A/B/C)を示す斜視図。
背面側撮影で撮影された撮影面H(A/D/E)を示す斜視図。
理論上許容される撮影面Hの撮影画像を示す斜視図。
理論上許容される撮影面Hの撮影画像を示す斜視図。
上面Aに記入された識別情報X(X’)を示す拡大図。
集配システムLSの特徴的なプロセスを示すフローチャート。
保管システムLSSの特徴的なプロセスを示すフローチャート。
一団の依頼品群ZZに対する端末WDの正面側撮影のアングルと背面側撮影のアングルを示す斜視図。
タワーパレットTP(駆動機構)の重要な部分を示す見取り図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1に示す方向性の無い正六面体の依頼品Zで、図2に示す本発明の集配システムLSを説明する。
なお、本実施例では、依頼品Zの6面にA~Fのアルファベットを付して各面を識別できるようにしてある。
(【0011】以降は省略されています)

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