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公開番号2024048473
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154402
出願日2022-09-28
発明の名称RFタグ
出願人小林クリエイト株式会社
代理人
主分類G06K 19/077 20060101AFI20240402BHJP(計算;計数)
要約【課題】可撓性を有しながらも印字適性のあるRFタグを提供すること。
【解決手段】印字過程における圧力や加熱による変形を抑制するために、印字領域20を備える軟質樹脂シート3aとインレイ10とを接着層4によって接着する。実際に印字する場合、軟質樹脂シート3aの特に印字領域20が圧力や加熱を受けても、その裏側の接着層4及びインレイ10が支持するために変形や収縮が抑制される。従って、印字領域20の形体が安定し、精度よく印字することができる。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
インレイと、
前記インレイを被覆するシート状且つ可撓性の被覆材と、を備え、
前記インレイは、少なくとも一の面が前記被覆材に接着されるものであり、
前記被覆材は、前記インレイが接着された部位を裏面とする露出面の部位を印字用領域とするものであることを特徴とするRFタグ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、RFタグに関し、特には柱状体等に巻き付けて利用することを企図した可撓性を有するRFタグに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
非接触による物体識別の手段としてRFIDが普及しており、この場合に物体に識別情報を保持させるために用いられる媒体がRFタグと呼ばれる。RFタグは、無線通信によりその内部に保持する識別情報を外部へと送信するためのインレイを、台紙や樹脂などの保護基材に取り付けて構成される。なお、インレイが保持する識別情報は人間が直接読み取ることができないため、必要のある場合は、保護基材の表面に識別情報に相当する文字等を印字可能に構成することがある。
【0003】
なお、柱状(棒状)の物体等の曲面にRFタグを取り付けようとする場合には、糊等によって曲面に貼付すると剥がれ落ちる虞がある。そのため、RFタグを物体に巻き付けるために、ポリウレタンなどの可撓性を有する軟質材料を帯状の保護基材として形成し、その保護基材でインレイを被覆してRFタグとすることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-283992号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した通り、RFタグは用途に応じて様々な構成があるが、可撓性を有する軟質材料を保護基材としたRFタグに識別情報等を表示しようとする場合、従来の構成では、印字過程において保護基材が、押圧による変形や、加熱による収縮を生じて精度良く文字や図形を印字することが難しいとの問題点があった。
【0006】
本願に係る発明(以下「本願発明」と称す)は、上述した問題点等の解決する為になされたものであり、可撓性を有するRFタグにおいて印字適性を確保することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した問題点等を解決するために本願発明のRFタグは、インレイと、前記インレイを被覆するシート状且つ可撓性の被覆材と、を備え、前記インレイは、少なくとも一の面が前記被覆材に接着されるものであり、前記被覆材は、前記インレイが接着された部位を裏面とする露出面の部位を印字用領域とするものであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本願発明のRFタグによれば、被覆材とインレイとが接着された部位に対する露出面の部位が印字用領域とされる。これは換言すれば、印字用領域に該当する部位は、その裏側でインレイが接着により支持していることを意味する。従って、本願発明のRFタグによれば、可撓性を有する被覆材によって構成されるRFタグにおいても、インレイによって印字用領域を支持することによって印字過程における変形を抑制して精度良く印字することができるとの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(a)は、軟質RFタグ1の模式図である。(b)は、軟質RFタグ1に内封されるインレイ10の模式図である。
軟質RFタグ1を柱状部材30に巻き付けた態様である。
軟質RFタグ1の積層構造を示す断面図である。
軟質RFタグ1の別の形態の積層構造を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明を実施するための形態として、軟質RFタグ1を図面に沿って説明する。詳しくは後述するが、軟質RFタグ1は、柱状部材30に巻き付けて使用することを企図して、容易に変形する軟質樹脂シート材3a,3bでインレイ10を内封することで構成される(図3参照)。軟質樹脂シート材3a,3bは、ポリウレタンを帯状に形成してなる材料であり、その外力によって変形する可撓性により、軟質RFタグ1全体として柱状部材30に巻き付けることを可能としている。図1(a)においては、軟質RFタグ1を一の面から見た態様を表しているため、軟質樹脂シート材3aを表し、軟質樹脂シート材3bは省略している。
(【0011】以降は省略されています)

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