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公開番号2024049827
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156296
出願日2022-09-29
発明の名称端末装置、方法、および、集積回路
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04W 24/04 20090101AFI20240403BHJP(電気通信技術)
要約【課題】直接パスと非直接パスを用いた基地局装置との通信を制御する端末装置、方法および集積回路を提供する。
【解決手段】通信システムにおいて、端末装置は、基地局装置との間の非直接パスで無線リンク失敗を検出し、シグナリング無線ベアラに分割ベアラが設定されていない場合、シグナリング無線ベアラが基地局との間の直接パスに設定されているか否かを判断し、シグナリング無線ベアラが直接パスに設定されていると判断した場合、直接パスのシグナリング無線ベアラを介して、非直接パスで無線リンク失敗したことを示す情報を送信する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
直接パスと非直接パスを用いて基地局装置と通信する端末装置であって、
処理部と、
送信部と、を備え、
前記直接パスは、前記端末装置がUuインタフェースを介して直接的に前記基地局装置と通信するパスであって、
前記非直接パスは、前記端末装置が、リレー端末装置を介して前記基地局装置と通信するパスであって、
前記処理部は、前記非直接パスで無線リンク失敗が検出され、シグナリング無線ベアラに分割ベアラが設定されていない場合、前記シグナリング無線ベアラが前記直接パスに設定されているか否かを判断し、前記シグナリング無線ベアラが前記直接パスに設定されていると判断した場合、前記送信部は、前記シグナリング無線ベアラを介して、前記非直接パスで無線リンク失敗したことを示す情報を送信する、
端末装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の端末装置であって、
前記情報にリモート端末装置を識別する識別子を含める、
端末装置。
【請求項3】
請求項1に記載の端末装置であって、
前記情報にリレー端末装置を識別する識別子を含める、
端末装置。
【請求項4】
請求項1に記載の端末装置であって、
前記シグナリング無線ベアラに分割ベアラが設定されている場合、前記分割ベアラにPDCP複製が設定されているか否か、及び前記分割ベアラの優先パスが非直接パスに設定されているか否かを判断し、前記分割ベアラにPDCP複製が設定されておらず、前記分割ベアラの優先パスが非直接パスに設定されていると判断した場合、前記優先パスを直接パス向けに設定する、
端末装置。
【請求項5】
請求項1に記載の端末装置であって、
前記処理部は、前記非直接パスで無線リンク失敗が検出され、前記シグナリング無線ベアラに分割ベアラが設定されていない場合、前記シグナリング無線ベアラが前記直接パスに設定されているか否かを判断し、前記シグナリング無線ベアラが前記直接パスに設定されていないと判断した場合、RRC接続を再確立する、
端末装置。
【請求項6】
直接パスと非直接パスを用いて基地局装置と通信する端末装置の方法であって、
前記直接パスは、前記端末装置がUuインタフェースを介して直接的に前記基地局装置と通信するパスであって、
前記非直接パスは、前記端末装置が、リレー端末装置を介して前記基地局装置と通信するパスであって、
前記非直接パスで無線リンク失敗が検出され、シグナリング無線ベアラに分割ベアラが設定されていない場合、前記シグナリング無線ベアラが前記直接パスに設定されているか否かを判断し、前記シグナリング無線ベアラが前記直接パスに設定されていると判断した場合、前記シグナリング無線ベアラを介して、前記非直接パスで無線リンク失敗したことを示す情報を送信する、
方法。
【請求項7】
直接パスと非直接パスを用いて基地局装置と通信する端末装置に実装される集積回路であって、
前記直接パスは、前記端末装置がUuインタフェースを介して直接的に前記基地局装置と通信するパスであって、
前記非直接パスは、前記端末装置が、リレー端末装置を介して前記基地局装置と通信するパスであって、
前記非直接パスで無線リンク失敗が検出され、シグナリング無線ベアラに分割ベアラが設定されていない場合、前記シグナリング無線ベアラが前記直接パスに設定されているか否かを判断し、前記シグナリング無線ベアラが前記直接パスに設定されていると判断した場合、前記シグナリング無線ベアラを介して、前記非直接パスで無線リンク失敗したことを示す情報を送信する機能を発揮させる、
集積回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、方法、および、集積回路に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
セルラ移動通信システムの標準化プロジェクトである、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において、無線アクセス、コア網、サービス等を含む、セルラ移動通信システムの技術検討および規格策定が行われている。
【0003】
例えば、E-UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)は、3GPPにおいて、第3.9世代および第4世代向けセルラ移動通信システム向け無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)として、技術検討および規格策定が開始された。現在も3GPPにおいて、E-UTRAの拡張技術の技術検討および規格策定が行われている。なお、E-UTRAは、Long Term Evolution(LTE:登録商標)とも称し、拡張技術をLTE-Advanced(LTE-A)、LTE-Advanced Pro(LTE-A Pro)と称することもある。
【0004】
また、NR(New Radio、またはNR Radio access)は、3GPPにおいて、第5世代(5th Generation:5G)向けセルラ移動通信システム向け無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)として、技術検討および規格策定が開始された。現在も3GPPにおいて、NRの拡張技術の技術検討および規格策定が行われている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
3GPP TS 38.331 v17.0.0,"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA);Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications" pp37-1107
3GPP TS 38.321 v17.0.0, "NR;Medium Access Control (MAC) protocol specification" pp17-104
3GPP TS 38.213 v17.2.0, "NR; Physical layer procedures for control" pp14-20
3GPP TS 38.215 v17.1.0, "NR; Physical layer measurements" pp16-18
3GPP TS 23.304 v17.1.0, "Proximity based Services (ProSe) in the 5G System (5GS)" pp12-97
3GPP TS 38.300 v17.0.0, "NR; NR and NG-RAN Overall Description" pp31-170
RP-221262, "Revised WID on NR sidelink relay enhancements"
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
3GPPにおいて、NRの拡張技術として、コアネットワークを介さずに、直接端末装置と端末装置が通信を行うサイドリンク(SL: sidelink)という技術が検討され、また、リレー端末装置がサイドリンクによる通信を提供することで、端末装置がリレー端末装置を介して基地局装置と通信を行う、UE-to-Networkリレー(U2N Relay)という技術が検討された。さらに、U2N Relayを用いて基地局装置と通信する非直接パスおよび、U2N Relayを用いずに直接基地局装置と通信する直接パスの2つ(あるいは複数)のパスを用いて基地局装置と通信する、マルチパスリレー(Multi-path Relaying)という技術の検討が始まった。
【0007】
本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、通信制御を効率的に行うことができる端末装置、基地局装置、通信方法、集積回路を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。すなわち本発明の一態様は、直接パスと非直接パスを用いて基地局装置と通信する端末装置であって、処理部と、送信部と、を備え、前記直接パスは、前記端末装置がUuインタフェースを介して直接的に前記基地局装置と通信するパスであって、前記非直接パスは、前記端末装置が、リレー端末装置を介して前記基地局装置と通信するパスであって、前記処理部は、前記非直接パスで無線リンク失敗が検出され、シグナリング無線ベアラに分割ベアラが設定されていない場合、前記シグナリング無線ベアラが前記直接パスに設定されているか否かを判断し、前記シグナリング無線ベアラが前記直接パスに設定されていると判断した場合、前記送信部は、前記シグナリング無線ベアラを介して、前記非直接パスで無線リンク失敗したことを示す情報を送信する。
【0009】
また本発明の一態様は、直接パスと非直接パスを用いて基地局装置と通信する端末装置の方法であって、前記直接パスは、前記端末装置がUuインタフェースを介して直接的に前記基地局装置と通信するパスであって、前記非直接パスは、前記端末装置が、リレー端末装置を介して前記基地局装置と通信するパスであって、前記非直接パスで無線リンク失敗が検出され、シグナリング無線ベアラに分割ベアラが設定されていない場合、前記シグナリング無線ベアラが前記直接パスに設定されているか否かを判断し、前記シグナリング無線ベアラが前記直接パスに設定されていると判断した場合、前記シグナリング無線ベアラを介して、前記非直接パスで無線リンク失敗したことを示す情報を送信する。
【0010】
また本発明の一態様は、直接パスと非直接パスを用いて基地局装置と通信する端末装置に実装される集積回路であって、前記直接パスは、前記端末装置がUuインタフェースを介して直接的に前記基地局装置と通信するパスであって、前記非直接パスは、前記端末装置が、リレー端末装置を介して前記基地局装置と通信するパスであって、前記非直接パスで無線リンク失敗が検出され、シグナリング無線ベアラに分割ベアラが設定されていない場合、前記シグナリング無線ベアラが前記直接パスに設定されているか否かを判断し、前記シグナリング無線ベアラが前記直接パスに設定されていると判断した場合、前記シグナリング無線ベアラを介して、前記非直接パスで無線リンク失敗したことを示す情報を送信する機能を発揮させる。
(【0011】以降は省略されています)

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