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公開番号2024057121
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022163613
出願日2022-10-12
発明の名称文字列検索装置及び文字列検索方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 5/76 20060101AFI20240417BHJP(電気通信技術)
要約【課題】固有名詞の検索を容易にする、文字列検索装置及び文字列検索方法を提供する。
【解決手段】文字列検索装置は、漢字の一覧と、前記漢字の一覧に含まれる漢字のそれぞれについて固有名詞の頭文字として使用されているか否かを示す使用有無の情報と、を含む漢字一覧テーブルと、固有名詞の一覧を含む固有名詞テーブルと、を記憶する記憶部と、前記漢字一覧テーブルに含まれる前記漢字のうち、固有名詞の頭文字として使用されていることを示す情報が付された漢字を、表示画面に表示させ、前記表示された漢字のうち一つの漢字が選択されると、前記固有名詞テーブルに含まれる固有名詞のうち、前記選択された漢字で始まる固有名詞を、前記表示画面に表示させる、制御部と、を備える。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項１】
漢字の一覧と、前記漢字の一覧に含まれる漢字のそれぞれについて固有名詞の頭文字として使用されているか否かを示す使用有無の情報と、を含む漢字一覧テーブルと、固有名詞の一覧を含む固有名詞テーブルと、を記憶する記憶部と、
前記漢字一覧テーブルに含まれる前記漢字のうち、固有名詞の頭文字として使用されていることを示す情報が付された漢字を、表示画面に表示させ、前記表示された漢字のうち一つの漢字が選択されると、前記固有名詞テーブルに含まれる固有名詞のうち、前記選択された漢字で始まる固有名詞を、前記表示画面に表示させる、制御部と、
を備える、文字列検索装置。
続きを表示（約 890 文字）【請求項２】
前記漢字一覧テーブルは、漢字の読みを示す先頭文字ごとに作成され、
前記制御部は、前記先頭文字が選択されると、選択された前記先頭文字に対応する前記漢字一覧テーブルを選択し、選択した前記漢字一覧テーブルに含まれる前記漢字のうち、固有名詞の頭文字として使用されていることを示す情報が付された漢字を、表示画面に表示させる、
請求項１に記載の文字列検索装置。
【請求項３】
前記先頭文字は五十音である、請求項２に記載の文字列検索装置。
【請求項４】
前記先頭文字は、前記漢字の読みの先頭の複数文字を含む、請求項２に記載の文字列検索装置。
【請求項５】
前記制御部は、放送波に含まれる番組情報から抽出した固有名詞に、前記固有名詞テーブルに含まれない新たな固有名詞が存在する場合、前記新たな固有名詞を前記固有名詞テーブルに追加する、請求項１に記載の文字列検索装置。
【請求項６】
前記制御部は、前記新たな固有名詞を前記固有名詞テーブルに追加した場合、前記固有名詞テーブルに含まれる固有名詞の頭文字に基づいて、前記漢字一覧テーブルにおける前記使用有無の情報を更新する、請求項５に記載の文字列検索装置。
【請求項７】
漢字の一覧と、前記漢字の一覧に含まれる漢字のそれぞれについて固有名詞の頭文字として使用されているか否かを示す使用有無の情報と、を含む漢字一覧テーブルと、固有名詞の一覧を含む固有名詞テーブルと、を記憶する記憶部を備える文字列検索装置が実行する文字列検索方法であって、
前記漢字一覧テーブルに含まれる前記漢字のうち、固有名詞の頭文字として使用されていることを示す情報が付された漢字を、表示画面に表示させるステップと、
前記表示された漢字のうち一つの漢字の選択を受け付けるステップと、
前記固有名詞テーブルに含まれる固有名詞のうち、前記選択された漢字で始まる固有名詞を、前記表示画面に表示させるステップと、
を含む、文字列検索方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、文字列検索装置及び文字列検索方法に関する。
続きを表示（約 2,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、放送を録画するレコーダなどの機器などにおいて、文字列を入力する機能がある。例えば特許文献１には、ユーザが文字列を入力し、入力された文字列を変換する文字列の候補を表示し、候補の中から文字列を選択し、選択された文字列に変換する文字列入力方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７－０３６３３７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載された方法を用いて、例えば人名などの固有名詞を入力する場合、まず人名の最初の数文字をユーザにひらがな入力させ、入力されたひらがなの文字列を変換する漢字の文字列の候補を提示し、漢字の文字列の候補の中からユーザが所望の文字列を選択する、という手順を経由する必要がある。しかしながら、この手順では、漢字の文字列の候補を提示するために、汎用のかな漢字変換辞書が用いられているため、提示される漢字の文字列の候補には、人名に関係しない熟語が混在する。その結果、所望の文字列が多数の候補の中に埋もれ、所望の文字列を見つけにくいという課題がある。
【０００５】
本開示は、上述の問題に鑑みてなされたものである。本開示の目的は、固有名詞の検索を容易にする、文字列検索装置及び文字列検索方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一形態の文字列検索装置は、漢字の一覧と、前記漢字の一覧に含まれる漢字のそれぞれについて固有名詞の頭文字として使用されているか否かを示す使用有無の情報と、を含む漢字一覧テーブルと、固有名詞の一覧を含む固有名詞テーブルと、を記憶する記憶部と、前記漢字一覧テーブルに含まれる前記漢字のうち、固有名詞の頭文字として使用されていることを示す情報が付された漢字を、表示画面に表示させ、前記表示された漢字のうち一つの漢字が選択されると、前記固有名詞テーブルに含まれる固有名詞のうち、前記選択された漢字で始まる固有名詞を、前記表示画面に表示させる、制御部と、を備える。
【０００７】
本開示の一形態の文字列検索方法は、漢字の一覧と、前記漢字の一覧に含まれる漢字のそれぞれについて固有名詞の頭文字として使用されているか否かを示す使用有無の情報と、を含む漢字一覧テーブルと、固有名詞の一覧を含む固有名詞テーブルと、を記憶する記憶部を備える文字列検索装置が実行する文字列検索方法であって、前記漢字一覧テーブルに含まれる前記漢字のうち、固有名詞の頭文字として使用されていることを示す情報が付された漢字を、表示画面に表示させるステップと、前記表示された漢字のうち一つの漢字の選択を受け付けるステップと、前記固有名詞テーブルに含まれる固有名詞のうち、前記選択された漢字で始まる固有名詞を、前記表示画面に表示させるステップと、を含む。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
第１実施形態に係る文字列検索装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
漢字一覧テーブルの一例を示す図である。
固有名詞テーブルの一例を示す図である。
番組人名関連付けテーブルの一例を示す図である。
図１の制御部が実行する文字列検索処理の一例を示すフローチャートである。
五十音の一覧の表示例を示す図である。
漢字の一覧の表示例を示す図である。
固有名詞の一覧の表示例を示す図である。
番組の一覧の表示例を示す図である。
図１の制御部が実行する更新処理の一例を示すフローチャートである。
第２実施形態における漢字一覧テーブルの一例を示す図である。
第２実施形態における番組人名関連付けテーブルの一例を示す図である。
第２実施形態における文字列検索処理の一例を示すフローチャートである。
検索方法の選択画面の一例を示す図である。
五十音の一覧の表示例を示す図である。
漢字の一覧の表示例を示す図である。
番組の一覧の表示例を示す図である。
第３実施形態における漢字一覧テーブルの一例を示す図である。
五十音の一覧の表示例を示す図である。
五十音の一覧と漢字の一覧との表示例を示す図である。
五十音の一覧と漢字の一覧との表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面において、同一又は同等の構成要素には同一の符号を付し、同一又は同等の構成要素に関する説明が重複する場合は適宜省略する。
【００１０】
［第１実施形態］
図１は、第１実施形態に係る文字列検索装置１の概略構成を示す機能ブロック図である。文字列検索装置１は、放送を録画する録画機能を有する装置により構成される。文字列検索装置１は、例えば録画機器としてのレコーダにより構成される。文字列検索装置１は、文字列を検索する文字列検索処理を実行できる。文字列検索処理は、例えばユーザによる操作入力に基づき、放送番組の録画予約時や録画した番組の視聴時に、番組を検索するために実行される。
（【００１１】以降は省略されています）

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