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公開番号2024050336
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022157154
出願日2022-09-29
発明の名称制御システム
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H04M 3/42 20060101AFI20240403BHJP(電気通信技術)
要約【課題】建物内の複数の部屋のうち人がいる部屋を好適に検出できる制御システムを提供する。
【解決手段】住宅H内の複数の部屋に設置され、設置された部屋の音声を取得可能な無指向性マイク120(第一のマイク)と、複数の部屋に設置され、設置された部屋において指向する特定範囲Rの音声を取得可能な指向性マイク110(第二のマイク)と、無指向性マイク120(第一のマイク)及び指向性マイク110(第二のマイク)が取得した音圧に基づいて、複数の部屋のうち音声を発したユーザがいる部屋を検出する制御装置150と、を具備する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
建物内の複数の部屋に設置され、設置された部屋の音声を取得可能な第一のマイクと、
前記複数の部屋に設置され、設置された部屋において指向する特定範囲の音声を取得可能な第二のマイクと、
前記第一のマイク及び前記第二のマイクが取得した音圧に基づいて、前記複数の部屋のうち音声を発した人がいる部屋を検出する制御装置と、
を具備する、
制御システム。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記制御装置は、
何れかの前記第一のマイクが音声を取得し、かつ、複数の前記第二のマイクの何れも音声を取得していない場合、
複数の前記第一のマイクのうち最も高い音圧を取得した第一のマイクを検出し、検出した第一のマイクが設置された部屋を、前記人がいる部屋として検出する、
請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記制御装置は、
何れかの前記第一のマイクが音声を取得し、かつ、何れかの前記第二のマイクが音声を取得した場合、
複数の前記第一のマイクのうち最も高い音圧を取得した第一のマイクを検出すると共に、複数の前記第二のマイクのうち最も高い音圧を取得した第二のマイクを検出し、
検出した第一のマイクと、検出した第二のマイクとが、異なる部屋に設置されている場合に、前記検出した第二のマイクが設置された部屋を、前記人がいる部屋として検出する、
請求項1に記載の制御システム。
【請求項4】
前記制御装置は、
何れかの前記第一のマイクが音声を取得し、かつ、何れかの前記第二のマイクが音声を取得した場合、
複数の前記第一のマイクのうち最も高い音圧を取得した第一のマイクを検出すると共に、複数の前記第二のマイクのうち最も高い音圧を取得した第二のマイクを検出し、
検出した第一のマイクと、検出した第二のマイクとが、同一の部屋に設置されている場合に、前記同一の部屋を前記人がいる部屋として検出する、
請求項1に記載の制御システム。
【請求項5】
前記第二のマイクは、互いに隣接する部屋の境界に沿った領域に、前記特定範囲を設定するように設けられる、
請求項1に記載の制御システム。
【請求項6】
前記複数の部屋に設置され、前記制御装置により制御可能な複数の機器をさらに具備し、
前記制御装置は、
何れかの前記第一のマイクで取得した音声に、複数の前記機器のうち制御の対象となる機器を特定不能な指示が含まれる場合に、検出した前記人がいる部屋に設置された機器の制御を実行する、
請求項1から5までの何れか一項に記載の制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物内の複数の部屋のうち人がいる部屋を検出する制御システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建物内の複数の部屋のうち人がいる部屋を検出する制御システムの技術は公知となっている。例えば特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1に記載の技術においては、住宅内の各所に赤外線ビーコンを設置し、赤外線ビーコンから発信される位置情報によって居住者が携帯する発信機器の位置認識が行われて、これにより当該居住者の位置情報が取得される。
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、赤外線ビーコンと発信機器との間に赤外線を遮断する障害物がある場合に、居住者の位置情報を正確に取得するのが困難となる。また居住者がそもそも発信機器を携帯していない場合、当該居住者の位置情報を取得することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-334582号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、建物内の複数の部屋のうち人がいる部屋を好適に検出できる制御システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、建物内の複数の部屋に設置され、設置された部屋の音声を取得可能な第一のマイクと、前記複数の部屋に設置され、設置された部屋において指向する特定範囲の音声を取得可能な第二のマイクと、前記第一のマイク及び前記第二のマイクが取得した音圧に基づいて、前記複数の部屋のうち音声を発した人がいる部屋を検出する制御装置と、を具備するものである。
【0009】
請求項2においては、前記制御装置は、何れかの前記第一のマイクが音声を取得し、かつ、複数の前記第二のマイクの何れも音声を取得していない場合、複数の前記第一のマイクのうち最も高い音圧を取得した第一のマイクを検出し、検出した第一のマイクが設置された部屋を、前記人がいる部屋として検出するものである。
【0010】
請求項3においては、前記制御装置は、何れかの前記第一のマイクが音声を取得し、かつ、何れかの前記第二のマイクが音声を取得した場合、複数の前記第一のマイクのうち最も高い音圧を取得した第一のマイクを検出すると共に、複数の前記第二のマイクのうち最も高い音圧を取得した第二のマイクを検出し、検出した第一のマイクと、検出した第二のマイクとが、異なる部屋に設置されている場合に、前記検出した第二のマイクが設置された部屋を、前記人がいる部屋として検出するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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