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公開番号
2024078723
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-11
出願番号
2022191223
出願日
2022-11-30
発明の名称
画像読取システム
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20240604BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】不特定の人がプルスキャンを実行可能だとセキュリティ面に課題がある。
【解決手段】ネットワークNWを介して接続された複数の情報処理装置PCのうち1つで設定された画像読取条件に従って画像読取装置DRによる画像データの読み取りを実行するプルスキャンモードと、画像読取装置DRの操作部83を介して画像読取条件を選択し、画像読取装置DRが読み取った画像データを、複数の情報処理装置PCのうちの1つに保存させるプッシュスキャンモードとを実行可能であり、プルスキャンモードにおけるスキャン開始命令を受け付け可能な情報処理装置PCと画像読取装置DRのグループを設定するグループ設定手段を有し、プッシュスキャンモードにおいては、グループ設定手段による設定に関わらず複数の情報処理装置PCのうちの任意の情報処理装置PCに対して読み取った画像データを保存可能であることを特徴とする。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークを介して接続された複数の情報処理装置と画像読取装置とを備え、
複数の前記情報処理装置のうち1つの情報処理装置で設定された画像読取条件に従って前記画像読取装置による画像データの読み取りを実行するプルスキャンモードと、
前記画像読取装置の操作部を介して画像読取条件を選択し、前記画像読取装置が読み取った画像データを、複数の前記情報処理装置のうちの1つに保存させるプッシュスキャンモードと
を実行可能であり、
前記プルスキャンモードにおけるスキャン開始命令を受け付け可能な情報処理装置と画像読取装置のグループを設定するグループ設定手段を有し、
前記プッシュスキャンモードにおいては、前記グループ設定手段による設定に関わらず複数の前記情報処理装置のうちの任意の情報処理装置に対して読み取った画像データを保存可能であることを特徴とする画像読取システム。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記プルスキャンモードにおいて、前記画像読取条件を選択する際に、前記情報処理装置の表示部において、前記グループ設定手段によってスキャン開始命令を受け付け可能であると設定された画像読取装置と、スキャン開始命令を受け付け可能であると設定されていない画像読取装置とを区別して表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。
【請求項3】
ネットワークにつながっている前記画像読取装置と前記情報処理装置に対し、前記グループ設定手段によって設定したグループの情報を送信するグループ情報送信手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、原稿の画像を読み取るスキャナ装置とパソコン(PC)とをネットワークに接続し、PCからの操作に基づいてスキャナ装置で読み取った画像データを、ネットワークを介してPCに保存するプルスキャン機能を実施する画像読取システムが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-91531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このシステムにおいて、ネットワークにつながっている全てのPCが、スキャナ装置に対してプルスキャンを実行できるので、セキュリティ上の問題が起きる可能性がある。例えば、1台のスキャナ装置の近くに2~4人がテーブルを設置し、各人のPCからこのスキャナ装置をシェアして使うユースケースがある。スキャナ装置の近くの人だけがスキャナ装置を使いたいが、実際は、同じネットワーク内のPCを使う別の人(例えば別の部屋、別の階の人)もプルスキャンを実行できる。このため、ある人が重要な書類をスキャナ装置に置いたときに、偶然、別の人がプルスキャンを実行し、その重要な書類のスキャンデータを受け取ってしまう可能性がある。
【0005】
本発明は、ネットワーク上で、特定のPCが、スキャナ装置に対してプルスキャンを実行できる手段を提供するものである。この手段によって従来あるセキュリティ面の課題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記を鑑み、本発明に係る画像読取システムは、
ネットワークを介して接続された複数の情報処理装置と画像読取装置とを備え、
複数の前記情報処理装置のうち1つの情報処理装置で設定された画像読取条件に従って前記画像読取装置による画像データの読み取りを実行するプルスキャンモードと、
前記画像読取装置の操作部を介して画像読取条件を選択し、前記画像読取装置が読み取った画像データを、複数の前記情報処理装置のうちの1つに保存させるプッシュスキャンモードと
を実行可能であり、
前記プルスキャンモードにおけるスキャン開始命令を受け付け可能な情報処理装置と画像読取装置のグループを設定するグループ設定手段を有し、
前記プッシュスキャンモードにおいては、前記グループ設定手段による設定に関わらず複数の前記情報処理装置のうちの任意の情報処理装置に対して読み取った画像データを保存可能であることを特徴とする画像読取システム。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、不特定多数からのプルスキャン実行命令を制限できるのでセキュリティの向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る画像読取システムの概略構成図。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略図。
図1の画像読取装置の制御ユニットのブロック図。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置の正面図。
本発明の一実施形態に係るネットワークアダプタの概略構成図。
本発明の一実施形態に係るPCの機能構成例を示すブロック図。
本発明の一実施形態に係るPCとスキャナのネットワーク構成に関する概念図。
本発明の一実施形態に係るスキャナ選択ダイアログと読取設定図。
本発明の一実施形態に係る管理アプリケーションGの設定図
本発明の一実施形態に係るグループ化の構成を示す概念図。
本発明の一実施形態に係るグループ化設定後のスキャナ選択ダイアログ図。
ネットワーク上のスキャナを検索するフロー。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置のスキャンフロー。
本発明の一実施形態に係るジョブアプリケーション523の起動フロー。
本発明の一実施形態に係るジョブアプリケーション523のジョブ実行フロー。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの操作パネル図。
プルスキャンとプッシュスキャンを判断するフロー。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの操作パネル図。
本発明の一実施形態に係るクラウドシステム。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照し、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
【0010】
<画像読取システムの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像読取システムの概略構成図である。
本実施形態の画像読取システムは、複数の情報処理装置(以下、PC500)と、スキャナ装置DRが個別に接続された複数のネットワークアダプタNW/ADと、ユーザ操作端末の一例であるスマートフォン又はタブレット等のモバイル端末Mとが、所定のネットワーク(ここではローカルネットワーク)NWを介在して接続された構成である。すなわち、ネットワークアダプタNW/ADは、詳細は後述するが、スキャナ装置DRとの関係において、スキャナ装置DRを直接的に制御するためのスキャナ制御装置としての役割がある。
(【0011】以降は省略されています)
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