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公開番号2024065486
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174370
出願日2022-10-31
発明の名称画像読取装置
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240508BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複数の原稿束ごとに異なる読取設定で原稿束を読み取る場合に、それぞれの原稿束を複数回に分けて載置台へ載置する作業を無くす画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置100は、原稿を載置する載置台と、原稿を搬送する第1搬送部10~第3搬送部30と、各搬送部により搬送される原稿の画像を読み取る読取部である画像読取ユニット70a及び70bと、読取部により原稿の画像を読み取るための読取設定と原稿の画像を読み取る枚数である読取枚数とを原稿束毎に関連付け、複数の原稿束に対応した設定情報を設定する設定部と、設定部により設定された設定情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された設定情報の第一の読取設定で読み取られた原稿の枚数が、第一の読取設定に関連付けられた第一の読取枚数と同一の値になった場合、第二の読取設定に切り替える制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
原稿を載置する載置台と、 前記原稿を搬送する搬送部と、 前記搬送部により搬送される前記原稿の画像を読み取る読取部と、 前記読取部により前記原稿の画像を読み取るための読取設定と前記原稿の画像を読み取る枚数である読取枚数とを原稿束ごとに関連付け、複数の原稿束に対応した設定情報を設定する設定部と、 前記設定部により設定された前記設定情報を記憶する記憶部と、 前記記憶部に記憶された前記設定情報の第一の読取設定で読み取られた前記原稿の枚数が、前記第一の読取設定に関連付けられた第一の読取枚数と同一の値になった場合、第二の読取設定に切り替える制御部とを備えることを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
エラーを判定するエラー判定手段を有し、
前記エラー判定手段に基づいて、前記エラーが発生したことをユーザに報知することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記搬送部により搬送される前記原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段を備え、
前記設定情報が少なくとも前記原稿のサイズの情報を含み、
前記エラー判定手段は、前記原稿サイズ検出手段により検出された原稿サイズと、前記記憶部に記憶された前記設定情報の前記原稿サイズに基づいて判定を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記載置台に備えられた前記原稿を検出する検出部を備え、
前記設定情報が少なくとも読み取る原稿の枚数の情報を含み、
前記エラー判定手段は、前記搬送部が前記原稿の搬送を開始する前に前記検出部により前記原稿が検出されない場合に、前記設定情報の原稿の枚数と前記載置台の原稿載置数が異なると判定を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記搬送部を複数の原稿が重なって搬送されていることを検出する重送検出手段を備え、
前記設定部で設定する前記設定情報は、少なくとも半折原稿の搬送を行う半折スキャンモードを含み、
前記エラー判定手段は、前記設定部により前記半折スキャンモードが指定され前記重送検出手段により搬送中の前記原稿が重送していることを検出しなかった場合に、前記半折原稿が搬送されていると判定することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記エラー判定手段は、前記重送検出手段により搬送中の前記原稿が重送していることを検出した場合に、前記原稿の重送を判定することを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記エラー判定手段に基づいて、前記読取部による前記原稿の読取を終了することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記エラー判定手段に基づいてエラー判定理由または判定結果をユーザに報知することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項9】
前記原稿を搬送する方法を搬送モードとし、
前記搬送モードは、分離設定と非分離設定を有し、
前記搬送モードを切り替える搬送モード切り替え手段を備え、
前記分離設定は、原稿束から1枚の原稿を分離して搬送する手段であり、
前記非分離設定は、前記原稿束を分離せず搬送する手段であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項10】
エラーを判定するエラー判定手段と、
前記搬送モードの状態を検出するための搬送モード取得手段を備え、
前記エラー判定手段に基づいて、前記エラーが発生したことをユーザに報知し、
前記エラー判定手段は、前記原稿を読み取る際に、前記設定情報に基づいて切り替えられるべき搬送モードと、前記搬送モード取得手段により取得された前記搬送モードが一致するか否かの判定を行うことを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
原稿の画像を読み取る画像読取装置を用いて複数の原稿束を読み取る際に、原稿束ごとに、異なる読取設定で原稿束を読み取る場合がある。この場合、ユーザは原稿束を1つ読み取るごとに、画像読取装置の原稿載置台へ原稿束を載置するとともに、読取設定と読取開始指示の作業を行う必要がある。原稿束の載置に加えて、読取設定と読取開始指示を繰り返す必要があるため作業効率が低下する。
【0003】
そこで、特許文献1では、上記問題の解決を図る技術が提案されている。具体的には、ユーザが事前に複数の原稿束ごとの読取設定を行った上で、読取開始を指示したら、第一の読取設定により第一の原稿束を読み取る。そして、第一の原稿束の読み取りが完了して載置台の原稿が無くなった後で、再度載置台に原稿が載置されたことを検出したら、自動的に第二の読取設定により第二の原稿束の読み取りを開始する。これにより、読取設定と読取開始指示を繰り返す必要がなくなるため、作業効率が向上している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-174513
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術では、第一の原稿束の読み取りが完了した後、ユーザは再度、第二の原稿束を載置台へ載置する必要がある。すなわち、依然として原稿束の載置は繰り返し行う必要があった。
【0006】
本発明は、上記問題の解決を図るものであり、複数の原稿束ごとに異なる読取設定で原稿束を読み取る場合に、それぞれの原稿束を複数回に分けて載置台へ載置する作業を無くすことができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、 原稿を載置する載置台と、 前記原稿を搬送する搬送部と、 前記搬送部により搬送される前記原稿の画像を読み取る読取部と、 前記読取部により前記原稿の画像を読み取るための読取設定と前記原稿の画像を読み取る枚数である読取枚数とを原稿束ごとに関連付け、複数の原稿束に対応した設定情報を設定する設定部と、 前記設定部により設定された前記設定情報を記憶する記憶部と、 前記記憶部に記憶された前記設定情報の第一の読取設定で読み取られた前記原稿の枚数が、前記第一の読取設定に関連付けられた第一の読取枚数と同一の値になった場合、第二の読取設定に切り替える制御部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数の原稿束ごとに異なる読取設定で原稿束を読み取る場合に、原稿束ごとに読取設定と読取開始指示の作業を繰り返す必要が無いことに加え、それぞれの原稿束を複数回に分けて載置台へ載置する作業を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明における画像読取装置の概略図
本発明における画像読取装置のハードウェア構成を示すブロック図
本発明における画像読取装置の原稿サイズテーブル
本発明における画像読取装置の搬送速度テーブル
本発明における画像読取装置の操作部の読取実行に関するUI画面
本発明における枚数指定ジョブ動作を示すフローチャート
本発明における分離給紙時の読取動作を示すフローチャート
本発明における非分離給紙時の読取動作を示すフローチャート
本発明における画像読取装置の操作部のメッセージ画面
【発明を実施するための形態】
【0010】
<画像読取装置の基本構成>
初めに、図1を用いて、本実施形態に係る画像読取装置100の基本構成に関して説明する。図1は、本実施形態に係る画像読取装置100の概略を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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