TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024065448
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174310
出願日2022-10-31
発明の名称画像読取装置
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240508BHJP(電気通信技術)
要約【課題】保存部のサイズが読取設定における最大サイズの搬送媒体1枚の画像データより小さい場合でも、原稿の画像データを読取っている途中での間欠動作の発生を低減する。
【解決手段】原稿Sを搬送する搬送部102と、原稿Sの画像を読み取る画像読取部103と、画像読取部103により読み取られた画像を保存する保存部104と、保存部104の使用容量を監視し、使用容量が第一閾値以上になると搬送部102による原稿の搬送を中断させ、使用容量が第二閾値以下になると搬送部102による原稿の搬送を再開させる監視部107とを有し、第一閾値または第二閾値は、画像読取部103による画像読取り中の区間と、画像読取部103により画像読み取りしていない区間とで異なることを特徴とする。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
原稿を搬送する搬送部と、
前記原稿の画像を読み取る画像読取部と、
前記画像読取部により読み取られた画像を保存する保存部と、
前記保存部の使用容量を監視し、前記使用容量が第一閾値以上になると前記搬送部による原稿の搬送を中断させ、前記使用容量が第二閾値以下になると前記搬送部による原稿の搬送を再開させる監視部と
を有し、
前記第一閾値または前記第二閾値は、前記画像読取部による画像読取り中の区間と、前記画像読取部により画像読み取りしていない区間とで異なることを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記保存部に格納できる画像データの最大サイズが、前記画像読取部における読取設定で設定可能な最大サイズの原稿一枚分の画像データより少ないことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記画像読取り中の区間における前記第二閾値が、前記画像読み取りしていない区間にける前記第一閾値より大きいことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記画像読み取りしていない区間における、前記第一閾値と前記第二閾値とが単一の閾値であることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
【請求項5】
第一の原稿の画像を読取る際の、画像読取り開始時の前記保存部の使用容量と、画像読取り終了時の前記保存部の使用容量と、原稿の読取り中に前記保存部の使用容量が第一閾値以上となり搬送を中断した回数とに基づいて、前記第一の原稿の読取りが終了した次の前記画像読み取りしていない区間における前記第二閾値を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
現在、スキャナや複写機、ファクシミリ装置等の画像読取装置は、自動紙送り機構(ADF:Auto Document Feeder)を備えたものが広く流通している。これらの画像読取装置は、原稿束(バッチ)から原稿を1枚ずつ順番に画像読取装置内に搬送し、各原稿の電子データを連続して出力する機能を有している。
【0003】
また、近年では無線ネットワークやモバイル機器の浸透により、画像読取装置がホストデバイスへ画像データを出力する際の速度が安定しないことが多々ある。この場合、画像読取装置に画像データが蓄積され、画像読取装置内のメモリがフル状態となり、原稿の読取りを一時的に停止させる必要が出てくる。しかし、原稿の画像データを読取っている途中で原稿の搬送、及び読取りを中断する場合、読取を中断した箇所で色ずれや伸び等、画像データに異常をきたす可能性がある。
【0004】
これらを背景に、特許文献1のように原稿の読取途中でスキャナや複写機の内のメモリがフル状態となった場合の画像読取の一時停止制御に関する技術が提案されている。特許文献1では、紙間で次の用紙1枚の画像データが保存できる空き容量が確保できるまで間欠動作する機能について記述されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-052352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の画像読取装置では、メモリのサイズが読取設定における最大サイズの搬送媒体1枚の画像データが収まるサイズであることを前提としている。
【0007】
本発明は、メモリのサイズが読取設定における最大サイズの搬送媒体1枚の画像データが収まるサイズより小さい場合でも、原稿の画像データを読取っている途中での間欠動作の発生を軽減できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記を鑑み、本発明に係る画像読取装置は、
原稿を搬送する搬送部と、
前記原稿の画像を読み取る画像読取部と、
前記画像読取部により読み取られた画像を保存する保存部と、
前記保存部の使用容量を監視し、前記使用容量が第一閾値以上になると前記搬送部による原稿の搬送を中断させ、前記使用容量が第二閾値以下になると前記搬送部による原稿の搬送を再開させる監視部と
を有し、
前記第一閾値または前記第二閾値は、前記画像読取部による画像読取り中の区間と、前記画像読取部により画像読み取りしていない区間とで異なることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、原稿一枚の画像読取り中での間欠動作の発生頻度を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る画像読取装置の構成図
画像読取装置の断面図
従来技術の画像読取装置100の間欠動作を説明する図
本発明の第1実施形態に係る画像読取装置100の間欠動作を説明する図
本発明の第2実施形態に係る紙間間欠動作閾値を説明する図(1)
本発明の第2実施形態に係る紙間間欠動作閾値を説明する図(2)
本発明の第2実施形態に係る紙間間欠動作閾値を説明する図(3)
本発明の第2実施形態に係る画像読取装置100の間欠動作を説明する図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
挿耳装置
1か月前
個人
メガホン
29日前
個人
通話装置
1か月前
オンキヨー株式会社
電子機器
14日前
個人
イラストの著作権保護方法
1か月前
シャープ株式会社
調理器
22日前
富士通株式会社
光受信装置
1か月前
富士通株式会社
光送信装置
1か月前
キヤノン株式会社
表示装置
1か月前
船井電機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
赤外線撮影装置
12日前
船井電機株式会社
表示装置
27日前
キヤノン株式会社
通信装置
今日
リオン株式会社
補聴器
1か月前
個人
携帯端末用カバー
12日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
14日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
14日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
14日前
日本無線株式会社
通信システム
1か月前
シャープ株式会社
撮像装置
19日前
キヤノン電子株式会社
照明付スピーカー
1か月前
八重洲無線株式会社
無線受信装置
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
9日前
株式会社日立国際電気
通信システム
1か月前
個人
携帯端末機器用スタンド
19日前
株式会社小野測器
音響校正器
1か月前
株式会社小野測器
音響校正器
1か月前
沖電気工業株式会社
受光回路
22日前
三菱電機株式会社
送信機
1か月前
マスプロ電工株式会社
光信号計測装置
1か月前
株式会社JMC
映像音声配信用セット
1か月前
本多電子株式会社
超音波放射ユニット
14日前
日本無線株式会社
復調器および復調方法
1か月前
日本電気株式会社
端末及び認証システム
1か月前
株式会社ネットアプリ
飲料用演出グラス
1か月前
株式会社JVCケンウッド
音声出力装置
14日前
続きを見る