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公開番号2024054962
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161455
出願日2022-10-06
発明の名称表示装置
出願人船井電機株式会社
代理人個人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20240411BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】回路基板の接地(グランド)および回路基板のリアフレームへの取り付けのための構造を簡素化することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】この表示装置100は、表示パネル3と、表示パネル3の後方に配置される金属製のリアフレーム41と、接地パターン51を含むパネル用回路基板5と、パネル用回路基板5をリアフレーム41の後面41c側において保持する金属製のホルダー部材6と、を備え、ホルダー部材6は、接地パターン51に接触する接地パターン接触部60と、リアフレーム41に対してホルダー部材6を接触させた状態で取り付ける取付部61とを含み、接地パターン接触部60および取付部61を介して、接地パターン51をリアフレーム41に導通させるように構成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
表示パネルと、
前記表示パネルの後方に配置される金属製のリアフレームと、
接地パターンを含む回路基板と、
前記回路基板を前記リアフレームの後面側において保持する金属製のホルダー部材と、を備え、
前記ホルダー部材は、前記接地パターンに接触する接地パターン接触部と、前記リアフレームに対して前記ホルダー部材を接触させた状態で取り付ける取付部とを含み、前記接地パターン接触部および前記取付部を介して、前記接地パターンを前記リアフレームに導通させるように構成されている、表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記回路基板は、フレキシブル配線基板を介して前記表示パネルに接続されるパネル用回路基板を含み、
前記表示パネルは、表示装置本体内に移動可能に配置されており、
前記ホルダー部材は、前記表示パネルの移動に伴い前記リアフレームに対して前記パネル用回路基板が移動可能な状態で、前記パネル用回路基板を保持するように構成されている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記ホルダー部材は、金属製の線材により形成された線バネまたは金属製の板材により形成された板バネにより形成されており、
前記接地パターン接触部は、弾性変形した状態で前記接地パターンに接触するように構成されている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記ホルダー部材は、前記接地パターンが設けられる前記回路基板の面とは反対側の前記回路基板の反対面に接触する反対面側接触部を含み、弾性変形した前記接地パターン接触部により、前記反対面側接触部に前記回路基板を押し付けて挟み込んだ状態で保持するように構成されている、請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記接地パターン接触部は、前記接地パターンに接触する部分であり、前記接地パターンに向けて膨らむ凸状に形成されている、請求項3に記載の表示装置。
【請求項6】
前記パネル用回路基板は、前記リアフレームの一端に沿って延びる長辺を有する矩形状に形成されており、
前記ホルダー部材は、前記パネル用回路基板の短手方向において、前記パネル用回路基板の短辺の両側から、前記ホルダー部材に対する前記パネル用回路基板の移動を規制する短手方向側規制部を含み、
前記短手方向側規制部は、前記パネル用回路基板との間に所定の隙間を有し、前記ホルダー部材は、前記隙間によって、前記表示パネルの移動に伴い前記リアフレームに対して前記パネル用回路基板が移動可能な状態で、前記パネル用回路基板を保持するように構成されている、請求項2に記載の表示装置。
【請求項7】
前記パネル用回路基板は、前記リアフレームの一端に沿って延びる長辺を有する矩形状に形成されており、前記リアフレームの前記一端に近い側の一方の前記長辺に前記フレキシブル配線基板が接続されており、
前記ホルダー部材は、前記一方の前記長辺が他方の前記長辺よりも前記表示パネルの近くである前方に位置するように、前記表示パネルの表示面に対して傾斜した状態で、前記パネル用回路基板を保持している、請求項2に記載の表示装置。
【請求項8】
前記ホルダー部材は、前記線バネにより形成されており、前記回路基板の断面視において、前記回路基板を取り囲む状態で保持している、請求項3に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、表示装置に関し、特に、回路基板を備える表示装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、回路基板を備える表示装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、リアフレームと、リアフレームに取り付けられる液晶駆動用の回路基板とを備える表示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-30296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記特許文献1には明記されていないが、リアフレームに取り付けられる回路基板を備える従来の表示装置では、通常、回路基板に接地パターンが設けられており、接地パターンとリアフレームとに跨るように導電性を有する接地用テープが張り付けられることにより、接地(グランド)が行われる。また、このような従来の表示装置では、回路基板は、接地用テープとは別個の保持部材により保持されて、保持部材を介してリアフレームに取り付けられる。このため、回路基板の接地(グランド)およびリアフレームへの取り付けのために、複数の部材が必要となっており、構造が複雑化しているという問題点がある。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、回路基板の接地(グランド)および回路基板のリアフレームへの取り付けのための構造を簡素化することが可能な表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による表示装置は、表示パネルと、表示パネルの後方に配置される金属製のリアフレームと、接地パターンを含む回路基板と、回路基板をリアフレームの後面側において保持する金属製のホルダー部材と、を備え、ホルダー部材は、接地パターンに接触する接地パターン接触部と、リアフレームに対してホルダー部材を接触させた状態で取り付ける取付部とを含み、接地パターン接触部および取付部を介して、接地パターンをリアフレームに導通させるように構成されている。
【0008】
この発明の一の局面による表示装置では、上記のように、ホルダー部材を、接地パターンに接触する接地パターン接触部と、リアフレームに対してホルダー部材を接触させた状態で取り付ける取付部とを含み、接地パターン接触部および取付部を介して、接地パターンをリアフレームに導通させるように構成する。これによって、金属製のホルダー部材が接地パターン接触部と取付部との両方を含んでいるので、ホルダー部材のみにより、接地パターン接触部と接地パターンとの導通、および、取付部とリアフレームとの導通を確保することができるとともに、回路基板をリアフレームに取り付けることができる。したがって、従来のように複数の部材を用いることなく、ホルダー部材のみにより、回路基板の接地(グランド)、および、回路基板のリアフレームへの取り付けの両方を行うことができる。このため、回路基板の接地(グランド)および回路基板のリアフレームへの取り付けのための構造を簡素化することができる。また、従来のような接地用テープを用いる必要がないため、接地用テープが剥がれることによる導通不良が発生することがない。また、従来、回路基板を保持する保持部材は、通常、樹脂製であった。この場合、樹脂が削れて表示装置内に異物が発生することがあった。そこで、上記のように、ホルダー部材を金属製とすることにより、表示装置内に異物が発生することを抑制することができる。
【0009】
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、回路基板は、フレキシブル配線基板を介して表示パネルに接続されるパネル用回路基板を含み、表示パネルは、表示装置本体内に移動可能に配置されており、ホルダー部材は、表示パネルの移動に伴いリアフレームに対してパネル用回路基板が移動可能な状態で、パネル用回路基板を保持するように構成されている。このように構成すれば、ホルダー部材により、表示パネルの移動に伴いリアフレームに対してパネル用回路基板を移動させることができるので、表示パネルが移動する際に、表示パネルとパネル用回路基板とを接続するフレキシブル配線基板に作用する応力を緩和することができる。
【0010】
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、ホルダー部材は、金属製の線材により形成された線バネまたは金属製の板材により形成された板バネにより形成されており、接地パターン接触部は、弾性変形した状態で接地パターンに接触するように構成されている。このように構成すれば、線バネまたは板バネの弾性力により、接地パターン接触部と接地パターンとの接触状態を安定して保持することができる。また、ホルダー部材を線バネにより形成する場合、曲げ加工によりホルダー部材を容易に製造することができる。また、ホルダー部材を板バネにより形成する場合、回路基板との大きな接触面積を確保することができるので、接地パターン接触部と接地パターンとの接触状態をより安定して保持することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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