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公開番号2024032399
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-12
出願番号2022136030
出願日2022-08-29
発明の名称表示制御装置
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類G09G 5/00 20060101AFI20240305BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】車両の運転者がステアリングホイール越しに視認する表示画像における複数種のコンテンツにおいて、運転者が瞬時に認識できる必要がある重要度が相対的に高いコンテンツを運転者に視認させ得る表示制御装置を提供する。
【解決手段】車両の運転者がステアリングホイール越しに視認する表示画像における複数種のコンテンツの表示を制御する表示制御装置である。表示制御装置は、取得部と、算出部と、表示制御部と、重要度判定部を備える。表示制御部が、低重要度コンテンツの表示サイズの縮小率が高重要度コンテンツの表示サイズの縮小率よりも小さい関係を満足した状態でコンテンツの表示サイズを縮小する、及び/又は、低重要度コンテンツの表示位置の移動量が高重要度コンテンツの表示位置の移動量よりも大きい関係を満足した状態でコンテンツの表示位置を移動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の運転者がステアリングホイール越しに視認する表示画像における複数種のコンテンツの表示を制御する表示制御装置であって、
前記運転者の目の位置データを取得する取得部と、前記運転者の目、前記ステアリングホイール及び前記表示画像の位置データに基づき、前記表示画像のうち前記ステアリングホイールに遮られる遮蔽領域を算出する算出部と、前記遮蔽領域の範囲データ及び前記複数種のコンテンツの表示サイズ・表示位置データに基づき、前記複数種のコンテンツの全てが前記遮蔽領域外に表示されるようにコンテンツの表示サイズ及び表示位置のうちの少なくとも一方を制御する表示制御部を備えた表示制御装置であり、
前記複数種のコンテンツにおいて重要度が相対的に低い低重要度コンテンツであるか否かを判定する重要度判定部を更に備え、
前記表示制御部が、前記低重要度コンテンツの表示サイズの縮小率が高重要度コンテンツの表示サイズの縮小率よりも小さい関係を満足した状態でコンテンツの表示サイズを縮小する、及び/又は、前記低重要度コンテンツの表示位置の移動量が高重要度コンテンツの表示位置の移動量よりも大きい関係を満足した状態でコンテンツの表示位置を移動する
ことを特徴とする表示制御装置。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記表示制御部が、前記低重要度コンテンツの表示可能領域内で前記低重要度コンテンツの表示位置を移動することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記表示制御部が、前記高重要度コンテンツの表示可能領域内で前記高重要度コンテンツの表示位置を移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記高重要度コンテンツの表示可能領域が、前記低重要度コンテンツの表示可能領域のうちの前記遮蔽領域の近傍に存在することを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記表示制御部が、前記低重要度コンテンツの表示サイズを前記低重要度コンテンツの最小表示サイズ以上の大きさの範囲内で縮小することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項6】
前記表示制御部が、前記高重要度コンテンツの表示サイズを前記高重要度コンテンツの最小表示サイズ以上の大きさの範囲内で縮小することを特徴とする請求項5に記載の表示制御装置。
【請求項7】
前記高重要度コンテンツの最小表示サイズが、前記低重要度コンテンツの最小表示サイズよりも大きいことを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
【請求項8】
前記表示制御部が、前記高重要度コンテンツの表示位置を前記高重要度コンテンツの移動量が最も少ない方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項9】
前記表示制御部が、前記低重要度コンテンツの表示位置を前記高重要度コンテンツの移動方向と同じ方向に移動することを特徴とする請求項8に記載の表示制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置に係り、さらに詳細には、車両の運転者がステアリングホイール越しに視認する表示画像における複数種のコンテンツの表示を制御する表示制御装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、製造コストを低減でき、携帯表示部の制御が容易で、コンテンツを表示する携帯表示部を認識し易い車両表示装置が提案されている(特許文献1参照。)。この車両表示装置は、携帯表示部を有し、且つ車両内の所定位置に配置される携帯端末を備え、携帯表示部内に表示されるコンテンツの表示サイズ及び表示位置の少なくとも一方は、車両内の基準位置に対する車両内の運転席に着座した運転者の目の位置に応じて変更される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-94647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のような車両表示装置においては、コンテンツの表示サイズや表示位置を変更する際に、複数種のコンテンツの重要度を全く考慮していない。そのため、運転者が瞬時に認識できる必要がある重要度が相対的に高いコンテンツを小さくしすぎることなどにより、重要度の高いコンテンツを運転者が瞬時に認識できなくなることがあるという問題点があった。
【0005】
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであって、車両の運転者がステアリングホイール越しに視認する表示画像における複数種のコンテンツにおいて、運転者が瞬時に認識できる必要がある重要度が相対的に高いコンテンツを運転者に視認させ得る表示制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、複数種のコンテンツにおいて重要度が相対的に低い低重要度コンテンツであるか否かを判定する重要度判定部を備え、表示制御部が、所定の関係を満足した状態でコンテンツの表示サイズを縮小する、及び/又は、所定の関係を満足した状態でコンテンツの表示位置を移動する構成とすることにより、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明の表示制御装置は、車両の運転者がステアリングホイール越しに視認する表示画像における複数種のコンテンツの表示を制御する表示制御装置である。
表示制御装置は、運転者の目の位置データを取得する取得部と、運転者の目、ステアリングホイール及び表示画像の位置データに基づき、表示画像のうちステアリングホイールに遮られる遮蔽領域を算出する算出部と、遮蔽領域の範囲データ及び複数種のコンテンツの表示サイズ・表示位置データに基づき、複数種のコンテンツの全てが遮蔽領域外に表示されるようにコンテンツの表示サイズ及び表示位置のうちの少なくとも一方を制御する表示制御部を備える。
表示制御装置は、複数種のコンテンツにおいて重要度が相対的に低い低重要度コンテンツであるか否かを判定する重要度判定部を更に備える。
表示制御装置においては、表示制御部が、低重要度コンテンツの表示サイズの縮小率が高重要度コンテンツの表示サイズの縮小率よりも小さい関係を満足した状態でコンテンツの表示サイズを縮小する、及び/又は、低重要度コンテンツの表示位置の移動量が高重要度コンテンツの表示位置の移動量よりも大きい関係を満足した状態でコンテンツの表示位置を移動する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数種のコンテンツにおいて重要度が相対的に低い低重要度コンテンツであるか否かを判定する重要度判定部を備え、表示制御部が、上述の関係を満足した状態でコンテンツの表示サイズを縮小する、及び/又は、上述の関係を満足した状態でコンテンツの表示位置を移動する構成としたため、車両の運転者がステアリングホイール越しに視認する表示画像における複数種のコンテンツにおいて、運転者が瞬時に認識できる必要がある重要度が相対的に高いコンテンツを運転者に視認させ得る表示制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の表示制御装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。
図1に示した表示制御装置の表示画像における表示制御の若干例を示す説明図である。
図1に示した表示制御装置での表示制御の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の表示制御装置について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下で引用する図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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