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公開番号2024030828
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022133993
出願日2022-08-25
発明の名称表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20240229BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】 第1のケースと第2のケースとの接着剤で固定するにあたって、外観品質の低下を招く虞のない表示装置を提供する。
【解決手段】 表示意匠部21が設けられた保護部材20と、この保護部材20の外側に位置する第1のケース30と、この第1のケース30に接着剤ADにより固定される第2のケース40と、表示意匠部21に照明光を供給する光源50と、この光源50が実装される回路基板60と、光源50を包囲するように保護部材20と回路基板60との間に位置する包囲部74とを備え、包囲部74に爪部74aを設け、屹立部42(第2のケース40)に爪部74aが係合される爪受部42aを設けたものである。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
表示意匠部が設けられた保護部材と、
前記保護部材の外側に位置する第1のケースと、
前記第1のケースに接着剤により固定される第2のケースと、
前記表示意匠部に照明光を供給する光源と、
前記光源が配設される回路基板と、
前記光源を包囲するように前記保護部材と前記回路基板との間に位置する包囲部とを備え、
前記包囲部と前記第2のケースとのうち一方に第1の係合部を設け、他方に前記第1の係合部が係合される第1の被係合部を設けたことを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記保護部材と前記回路基板との間に所定情報を表示可能な情報表示体を設け、
前記情報表示体と前記回路基板との間に前記包囲部が一体形成された第3のケースを設け、
前記第3のケースは、前記情報表示体と前記回路基板との間に位置する基部と、前記情報表示体の側方を覆う側部とを備え、
前記第2のケースには、第2の係合部を有する腕部が前記側部に沿うように設けられ、
前記側部に前記第2の係合部が係合される第2の被係合部を設けたことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
前記包囲部と前記第1のケースとは一体化された樹脂ケースであることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
【請求項4】
前記情報表示体は、液晶表示パネルを少なくとも備え、
前記第1の係合部及び前記第1の被係合部は、相対する液晶表示パネルの一対の対向部に対応するように設けられ、
前記第2の係合部及び前記第2の被係合部は、相対する液晶表示パネルの他の一対の対向部に対応するように設けられることを特徴とする請求項2記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、第1のケースと第2のケースとを接着剤により固定する表示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、この種の表示装置にあっては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の表示装置は、透光性の保護部材の外側に位置する第1のケースと、この第1のケースに接着剤により固定される第2のケースとを備え、第1のケースの周囲に接着剤が装填される接着剤溝部を設け、第2のケースの周囲には当該接着剤溝部に挿入されて接着される挿入縁部が設けられ、第2のケースに備えられる挿入縁部が第1のケースに備えられる接着剤溝部に挿入されることで、第1のケースと第2ケースとを接着固定するものである。
【0003】
また、この場合、第2のケースの外表面に爪部からなる係合部を設け、第1のケースの外周部に係合部が係合される矩形孔形状の被係合部を設け、前記係合部と前記被係合部との嵌合固定を利用して第1のケースと第2ケースとを接着固定する構成が採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-185291号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した特許文献1に記載の表示装置の場合、第1のケースの外周部に設けられた矩形孔形状の被係合部の一部に第2のケースに備えられる前記爪部(係合部)が係合する構成であるため、装置外部から前記爪部が見えることで、外観品質の低下を招く虞がある。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、第1のケースと第2のケースとの接着剤で固定するにあたって、外観品質の低下を招く虞のない表示装置の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、表示意匠部が設けられた保護部材と、前記保護部材の外側に位置する第1のケースと、前記第1のケースに接着剤により固定される第2のケースと、前記表示意匠部に照明光を供給する光源と、前記光源が配設される回路基板と、前記光源を包囲するように前記保護部材と前記回路基板との間に位置する包囲部とを備え、前記包囲部と前記第2のケースとのうち一方に第1の係合部を設け、他方に前記第1の係合部が係合される第1の被係合部を設けたことを特徴とする。
【0007】
また本発明は、前記保護部材と前記回路基板との間に所定情報を表示可能な情報表示体を設け、前記情報表示体と前記回路基板との間に第3のケースを設け、前記第3のケースは、前記情報表示体と前記回路基板との間に位置する基部と、前記情報表示体の側方を覆う側部とを備え、前記第2のケースには、前記側部に沿うように腕部が設けられ、前記腕部に第2の係合部を設け、前記側部に前記第2の係合部が係合される第2の被係合部を設けたことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、前記包囲部と前記第1のケースとは一体化された樹脂ケースであることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、前記情報表示体は、液晶表示パネルを少なくとも備え、前記第1の係合部及び前記第1の被係合部は、相対する液晶表示パネルの一対の対向部に対応するように設けられ、前記第2の係合部及び前記第2の被係合部は、相対する液晶表示パネルの他の一対の対向部に対応するように設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、所期の目的を達成でき、第1のケースと第2のケースとの接着剤で固定するにあたって、外観品質の低下を招く虞のない表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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