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公開番号2024057550
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022175044
出願日2022-10-12
発明の名称(10k+3)の倍数の判別用具
出願人個人,個人
代理人
主分類G09B 19/02 20060101AFI20240417BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ある自然数(10a+b)が(10k+3)の倍数か否かを、比較的容易に幅広く判別できるようにして、用具として利用・応用し、事務処理・情報処理・データ処理や計数処理に役立てる。
【解決手段】自然数(10a+b)について、{a+(3k+1)b}をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁少なくなるので、操作{a+(3k+1)b}で得られる数字に、{a+(3k+1)b}を繰り返すと、最終的に(10k+3)の倍数(2倍若しくは3倍など)又は(10k+3)になる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作{a+(3k+1)b}の繰り返しを利用することによる(10k+3)の倍数を判別する用具を提供できる。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
2桁以上のある自然数(10a+b)(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、以下同じ)について、(10k+3)(kは1以上の自然数、以下同じ)の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=(10k+3)N(Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、次の操作{a+(3k+1)b}をおこなうと、{a+(3k+1)b}=(10k+3){(3k+1)N-3a}となるので、この操作{a+(3k+1)b}をすることにより、もとの自然数(10a+b)は(10k+3)の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作{a+(3k+1)b}をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁少なくなるので、上記の操作{a+(3k+1)b}で得られる数字に、次々とこのような操作{a+(3k+1)b}を繰り返すと、最終的に(10k+3)の倍数(2倍若しくは3倍など)又は(10k+3)になる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作{a+(3k+1)b}の繰り返しを利用することによる(10k+3)の倍数を判別する用具。
続きを表示(約 4,400 文字)【請求項2】
2桁以上のある自然数(10a+b)(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、以下同じ)について、(10k+3)(kは1以上の自然数、以下同じ)の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=(10k+3)N(Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、次の操作{a+(3k+1)b}をおこなうと、{a+(3k+1)b}=(10k+3){(3k+1)N-3a}となるので、この操作{a+(3k+1)b}をすることにより、もとの自然数(10a+b)は(10k+3)の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作{a+(3k+1)b}をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁少なくなるので、上記の操作{a+(3k+1)b}で得られる数字に、次々とこのような操作{a+(3k+1)b}を繰り返すと、最終的に(10k+3)の倍数(2倍若しくは3倍など)又は(10k+3)になる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作{a+(3k+1)b}の繰り返しを利用することによる(10k+3)の倍数を判別するカード、書類、書籍、メール、パソコン、スマートフォン、携帯電話、磁気媒体、記録媒体、電子媒体、印刷物、表示物、計算資料、教育資料、事務器具、計算機、電子機器、電気機器、映像又は画像などの用具。
【請求項3】
2桁以上のある自然数(10a+b)(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、以下同じ)について、(10k+3)(kは1以上の自然数、以下同じ)の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=(10k+3)N(Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、次の操作{a+(3k+1)b}をおこなうと、{a+(3k+1)b}=(10k+3){(3k+1)N-3a}となるので、この操作{a+(3k+1)b}をすることにより、もとの自然数(10a+b)は(10k+3)の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作{a+(3k+1)b}をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁少なくなるので、上記の操作{a+(3k+1)b}で得られる数字に、次々とこのような操作{a+(3k+1)b}を繰り返すと、最終的に(10k+3)の倍数(2倍若しくは3倍など)又は(10k+3)になる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作{a+(3k+1)b}の繰り返しを利用することによる(10k+3)の倍数を判別する講演、講義、情報、電子情報、放送又は放映などの用具。
【請求項4】
2桁以上のある自然数(10a+b)(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、以下同じ)について、(10k+3)のkを1とした13の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=13N(Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、kを1とした次の操作{a+(3k+1)b}、すなわち(a+4b)をおこなうと、a+4b=13(4N-3a)となるので、この操作(a+4b)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は13の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a+4b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁少なくなるので、上記の操作(a+4b)で得られる数字に、次々とこのような操作(a+4b)を繰り返すと、最終的に13の倍数(2倍若しくは3倍など)又は13になる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a+4b)の繰り返しを利用することによる13の倍数を判別する用具。
【請求項5】
2桁以上のある自然数(10a+b)(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、以下同じ)について、(10k+3)のkを2とした23の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=23N(Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、kを2とした次の操作{a+(3k+1)b}、すなわち(a+7b)をおこなうと、(a+7b)=23(7N-3a)となるので、この操作(a+7b)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は23の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a+7b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁少なくなるので、上記の操作(a+7b)で得られる数字に、次々とこのような操作(a+7b)を繰り返すと、最終的に23の倍数(2倍若しくは3倍など)又は23になる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a+7b)の繰り返しを利用することによる23の倍数を判別する用具。
【請求項6】
2桁以上のある自然数(10a+b)(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、以下同じ)について、(10k+3)のkを4とした43の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=43N(Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、kを4とした次の操作{a+(3k+1)b}、すなわち(a+13b)をおこなうと、(a+13b)=43(13N-3a)となるので、この操作(a+13b)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は43の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a+13b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁少なくなるので、上記の操作(a+13b)で得られる数字に、次々とこのような操作(a+13b)を繰り返すと、最終的に43の倍数(2倍若しくは3倍など)又は43になる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a+13b)の繰り返しを利用することによる43の倍数を判別する用具。
【請求項7】
2桁以上のある自然数(10a+b)(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、以下同じ)について、(10k+3)のkを5とした53の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=53N(Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、kを5とした次の操作{a+(3k+1)b}、すなわち(a+16b)をおこなうと、(a+16b)=53(16N-3a)となるので、この操作(a+16b)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は53の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a+16b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁少なくなるので、上記の操作(a+16b)で得られる数字に、次々とこのような操作(a+16b)を繰り返すと、最終的に53の倍数(2倍若しくは3倍など)又は53になる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a+16b)の繰り返しを利用することによる53の倍数を判別する用具。
【請求項8】
2桁以上のある自然数(10a+b)(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、以下同じ)について、(10k+3)のkを7とした73の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=73N(Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、kを7とした次の操作{a+(3k+1)b}、すなわち(a+22b)をおこなうと、(a+22b)=73(22N-3a)となるので、この操作(a+22b)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は73の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a+22b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁少なくなるので、上記の操作(a+22b)で得られる数字に、次々とこのような操作(a+22b)を繰り返すと、最終的に73の倍数(2倍若しくは3倍など)又は73になる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a+22b)の繰り返しを利用することによる73の倍数を判別する用具。
【請求項9】
2桁以上のある自然数(10a+b)(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、以下同じ)について、(10k+3)のkを8とした83の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=83N(Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、kを8とした次の操作{a+(3k+1)b}、すなわち(a+25b)をおこなうと、(a+25b)=83(25N-3a)となるので、この操作(a+25b)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は83の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a+25b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁少なくなるので、上記の操作(a+25b)で得られる数字に、次々とこのような操作(a+25b)を繰り返すと、最終的に83の倍数(2倍若しくは3倍など)又は83になる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a+25b)の繰り返しを利用することによる83の倍数を判別する用具。
【請求項10】
3桁以上のある自然数(10a+b)(aは10以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、以下この請求項同じ)について、(10k+3)のkを10とした103の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=103N(Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、kを10とした次の操作{a+(3k+1)b}、すなわち(a+31b)をおこなうと、(a+31b)=103(31N-3a)となるので、この操作(a+31b)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は103の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a+31b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁少なくなるので、上記の操作(a+31b)で得られる数字に、次々とこのような操作(a+31b)を繰り返すと、最終的に103の倍数(2倍若しくは3倍など)又は103になる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a+31b)の繰り返しを利用することによる103の倍数を判別する用具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複雑な数字や桁数の多い数字(ある自然数)を因数分解したり、その約数を見つけたり、素数の判別や事務処理・情報処理・計数処理・データ処理に役立ち、13などの(10k+3)(kは1以上の自然数、以下同じ)で表される数の倍数か否かを判別することや、更に事務処理・情報処理・計数処理・データ処理に利用・応用できるカード、書類、書籍、メール、パソコン、スマートフォン、携帯電話、電子媒体、磁気媒体、記録媒体、印刷物、表示物、計算資料、教育資料、事務器具、映像、画像、講演、講義、電子情報、情報、放送、放映、計算機、電子機器又は電気機器などの用具に関する。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
大きい数字(ある自然数)を因数分解したり、約したりすることはよく行われることであり、従来より、2、3、4、5、6、8、9、11等の素数やその数倍の数字を判別することはよく知られている。
【0003】
また、(10k+3)で表わされる自然数の中の13等の倍数を判別することは、以下の特許文献に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平06-130894号公報
特開平07-325542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、従来の先行技術文献よりも、2桁以上の(10k+3)(kは1以上の自然数、以下同じ)で示される13などの倍数を幅広く容易に判別することができるものであり、特に、桁数の多い自然数について、13などの(10k+3)の倍数か否かを判別するのに役立つほか、事務処理、情報処理、計数処理、データ処理などに利用・応用したり、素数の判別や因数分解などに役立てるものである。
従来の先行技術文献でも(10k+3)で示される13などの倍数を判別することができたが、さらに幅広く容易に判別できるようにすることが課題であった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、2桁以上のある自然数(10a+b)(aは1以上の自然数、bは0または1桁の自然数、aの上限は特に制限無し、以下同じ)について、(10k+3)((kは1以上の自然数、kの上限は特に制限無し、以下同じ)の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=(10k+3)N(Nは1以上の自然数、Nの上限は特に制限無し、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対し、次の操作{a+(3k+1)b}をおこなうと、{a+(3k+1)b}=(10k+3){(3k+1)N-3a}となるので、この操作{a+(3k+1)b}をすることにより、もとの自然数(10a+b)は(10k+3)の倍数であることが判明する。
そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作{a+(3k+1)b}をおこなうと、もとの自然数(10a+b)の桁数が操作1回で基本的に1桁少なくなるので、上記の操作{a+(3k+1)b}で得られる数字に、次々とこのような操作{a+(3k+1)b}を繰り返すと、最終的に(10k+3)の倍数(2倍若しくは3倍など)又は(10k+3)になる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作{a+(3k+1)b}の繰り返しを利用することによる(10k+3)の倍数を判別する用具を提供する。
上記の(10k+3)の例として、kを1にすると、13の倍数を判別する用具になる。
また、kを2にすると、23の倍数を判別する用具になり、kを4にすると、43の倍数判別の用具、kを5にすると、53の倍数を判別する用具、kを7にすると、73の倍数判別の用具、kを8にすると、83の倍数判別の用具、kを10にすると、103の倍数判別する用具、kを17にすると173の倍数判別の用具、kを23にすると233の倍数判別の用具、kを29にすると、293の倍数を判別する用具、kを52にすると523の倍数判別の用具、kを59にすると、593の倍数を判別する用具、kを61にすると613の倍数判別の用具、kを74にすると743の倍数判別用具、kを77にすると、773の倍数を判別する用具、kを82にすると、823の倍数を判別する用具、kを98にすると、983の倍数を判別する用具、kを112にすると1123の倍数判別の用具、kを128にすると、1283の倍数を判別する用具、kを221にすると、2213の倍数を判別する用具、kを325にすると、3253の倍数を判別する用具、kを511にすると、5113の倍数を判別する用具、kを637にすると、6373の倍数を判別する用具、kを782にすると、7823の倍数を判別する用具、kを862にすると、8623の倍数を判別する用具、kを2375にすると、23753の倍数判別の用具、kを9175にすると、91753の倍数判別の用具になる。kの大きさはここでは4桁まで示したが、1桁、2桁、3桁、4桁の数字はあくまでも例示であり、他の1桁~4桁までの数字も利用でき、5桁以上にしても同様に10000以上の数字が可能であり、kの上限は特に制限なく利用できる。特に末尾が3の(10k+3)のkの桁数の大きい数字(例えば素数など)の判別に役立つ。このように(10a+b)で示される2桁以上の自然数について、kを1以上の自然数にすれば、2桁以上の(10k+3)の倍数を判別することが可能であることが判明した。
なお、操作{a+(3k+1)b}で得られる数字が末尾として0や00など、0が続く場合は、これらの0を省いた残りの数字だけで続きの操作{a+(3k+1)b}をおこなっても、倍数判別が可能である。
【0007】
ここで、(10k+3)のkを2にした23の倍数判別をおこなう。自然数23の1倍から12倍の数について、倍数判別の操作{a+(3k+1)b}をおこなうと、kは2なので、操作は{a+(3×2+1)b}=(a+7b)となる。よって、23、46、69、92、115、138、161、184、207、230、253、276についてそれぞれ操作(a+7b)をおこなうと、23→2+7×3=23。46→4+7×6=46(23の2倍)。69→6+7×9=69(23の3倍)。
92→9+7×2=23。115→11+7×5=46(23の2倍)。138→13+7×8=69(23の3倍)。161→16+7×1=23。184→18+7×4=46(23の2倍)。207→20+7×7=69(23の3倍)。230は0を省くと23。253→25+7×3=46(23の2倍)。276→27+7×6=69(23の3倍)。以上のように自然数23の1倍から12倍の数について、(10k+3)のkを2にした23の倍数判別の操作の結果は、(10k+3)のkを2にした23の1倍、2倍、3倍の循環となった。
【0008】
次に、(10k+3)のkを17にした173の倍数判別をおこなう。自然数173の1倍から9倍の数について、上記と同様な倍数判別の操作{a+(3k+1)b}をすると、kは17なので、その操作は{a+(3×17+1)b=(a+52b)となる。よって、173の1倍から9倍の数について、それぞれ(a+52b)の操作をすると、173→17+52×3=173。346→34+52×6=346(173の2倍)。519→51+52×9=519(173の3倍)。692→69+52×2=173。865→86+52×5=346(173の2倍)。
1038→103+52×8=519(173の3倍)。1211→121+52×1=173。1384→138+52×4=346(173の2倍)。1557→155+52×7=519(173の3倍)。以上のように自然数173の1倍から9倍の数について、(10k+3)のkを17にした173の倍数判別操作の結果は、(10k+3)のkを17にした173の1倍、2倍、3倍の循環となった。
【0009】
さらに、(10k+3)のkを637とした6373の倍数判別をおこなう。自然数6373の1倍から6倍の数について、上記と同様な倍数判別の操作{a+(3k+1)b}をすると、kは637なので、その操作{a+(3k+1)b}={a+(3×637+1)b}=(a+1912b)となる。
よって、6373の1倍から6倍の数について、それぞれ(a+1912b)の操作をすると、6373→637+1912×3=6373。12746→1274+1912×6=12746(6373の2倍)。19119→1911+1912×9=19119(6373の3倍)。25492→2549+1912×2=6373。31865→3186+1912×5=12746(6373の2倍)。38238→3823+1912×8=19119(6373の3倍)。以上のように、自然数6373の1倍から6倍の数について、(10k+3)のkを637とした6373の倍数判別操作の結果は、(10k+3)のkを637とした6373の1倍、2倍、3倍の循環になった。
【0010】
本発明は上記の方法を利用・応用した2桁以上の(10k+3)で表される数の倍数を判別するカード、書類、書籍、メール、パソコン、携帯電話、スマートフォン、磁気媒体、記録媒体、電子媒体、印刷物、表示物、計算資料、教育資料、事務器具、計算機、電気機器、電子機器、映像又は画像など、用具として利用・応用するものであり、さらに、講演、講義、情報、電子情報、放送又は放映など用具として利用・応用してもよい。その材料は特に制限はなく、公知のものが使用でき、その大きさも利用目的によって自由に設定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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