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公開番号2024037429
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2022142296
出願日2022-09-07
発明の名称表示装置
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20240312BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】低コスト省スペースで、虚像と実像との表示を可能とする表示装置を提供する。
【解決手段】表示面110aに画像を形成する表示部110と、画像の表示光を視認側に反射可能とする反射部121と、を備える表示装置であって、表示部は、可撓性を有する有機ELディスプレイであり、視認側に水平方向に張り出すメータフード10の視認側端部11と、メータフードの下側面12とに折り曲げられて支持されており、表示部において、視認側端部に対応する第1表示領域111と、下側面に対応する第2表示領域112と、が形成されて、第1表示領域における第1画像111aを実像として表示し、第2表示領域における第2画像112aの表示光を、反射部で視認側に反射させて虚像として表示する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
表示面(110a)に画像を形成する表示部(110)と、
前記画像の表示光を視認側に反射可能とする反射部(121)と、を備える表示装置であって、
前記表示部は、可撓性を有する有機ELディスプレイであり、前記視認側に水平方向に張り出すメータフード(10)の視認側端部(11)と、前記メータフードの下側面(12)とに折り曲げられて支持されており、
前記表示部において、前記視認側端部に対応する第1表示領域(111)と、前記下側面に対応する第2表示領域(112)と、が形成されて、
前記第1表示領域における第1画像(111a)を実像として表示し、前記第2表示領域における第2画像(112a)の表示光を、前記反射部で前記視認側に反射させて虚像として表示する表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記表示部において、前記メータフードの奥側で、前記第2表示領域から下側に折り曲げられて前記視認側を向く第3表示領域(113)が形成され、
前記反射部が前記視認側から見て、前記第3表示領域を避けた位置に配置されており、
前記第3表示領域における第3画像(113a)をもう1つの実像として表示する請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記反射部は、反射機能および透過機能を有するハーフミラーであり、
前記表示部において、前記メータフードの奥側で、前記第2表示領域から下側に折り曲げられて前記視認側を向く第3表示領域(113)が形成されており、
前記第3表示領域における第3画像(113a)の表示光を前記ハーフミラーで透過させて、もう1つの実像として前記虚像と重なるように表示する請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第3表示領域の下側端部(1132)を前記視認側および前記視認側とは反対側に移動させる移動部(131)を備える請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第2画像の表示光に対する前記反射部の傾斜角度を変更する角度変更部(132)を備える請求項3に記載の表示装置。
【請求項6】
前記反射部は、反射機能および透過機能を有するハーフミラーであり、
前記反射部の奥側に照明板(140)が設けられ、
前記照明板の照明光を前記ハーフミラーで透過させて、前記虚像と重なるように表示する請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記表示部において、前記メータフードの前記視認側端部から上側面(13)にも連続するように折り曲げられて支持される上側表示領域(114)が形成されており、
前記上側表示領域における上側画像(114a)の表示光を、前記視認側に反射させるもう1つの反射部(122)を有し、
前記上側画像の表示光を、前記もう1つの反射部で前記視認側に反射させてもう1つの虚像として表示する請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
車両の助手席側に設けられ、
前記第1画像として、前記第2画像の表示内容を示すタイトルを前記第1表示領域に表示する請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第2表示領域に、前記第2画像の表示光が前記視認側に向かないように方向制御するライトコントロール部材(150)が設けられた請求項1~請求項8のいずれか1つに記載の表示装置。
【請求項10】
前記第1表示領域に、前記第1画像に対応する視認者のタッチ操作を受け付けるタッチパネル(160)が設けられた請求項1~請求項8のいずれか1つに記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
表示装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の表示装置は、反射鏡、第1の有機ELディスプレイ、および第2の有機ELディスプレイ等を備えている。
【0003】
第1の有機ELディスプレイは、メータフードの下面に設けられ、第1の表示画像は反射鏡で反射されて視認者に虚像として視認される。また、第2の有機ELディスプレイは、反射鏡の奥側で視認者に対して対向するように設けられ、第2の表示画像は反射鏡を透過して視認者に実像として視認される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-189302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の特許文献1では、虚像と実像との表示を行うにあたって、2つの有機ELディスプレイを必要としており、コスト増を招く共に、配置スペースの確保が必要となる。
【0006】
本開示の目的は、上記問題に鑑み、低コスト、省スペースで、虚像と実像との表示を可能とする表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
【0008】
本開示では、表示面(110a)に画像を形成する表示部(110)と、
画像の表示光を視認側に反射可能とする反射部(121)と、を備える表示装置であって、
表示部は、可撓性を有する有機ELディスプレイであり、視認側に水平方向に張り出すメータフード(10)の視認側端部(11)と、メータフードの下側面(12)とに折り曲げられて支持されており、
表示部において、視認側端部に対応する第1表示領域(111)と、下側面に対応する第2表示領域(112)と、が形成されて、
第1表示領域における第1画像(111a)を実像として表示し、第2表示領域における第2画像(112a)の表示光を、反射部で視認側に反射させて虚像として表示する。
【0009】
この開示によれば、1つの有機ELディスプレイによって、虚像と実像との表示が可能となり、低コスト、省スペースでの対応が可能となる。
【0010】
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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