TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024057894
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164872
出願日2022-10-13
発明の名称構造体
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20240418BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】カバーパネルのうねりの発生を抑制すると共に、カバーパネルを容易に着脱可能とする構造体を提供する。
【解決手段】非支持状態において平面状を成すカバーパネル110と、カバーパネルと対向する底面部141が湾曲形成されており、底面部に沿うように強制的に湾曲されたカバーパネルを支持するリアケース140と、を備える構造体であって、カバーパネルの対向する2辺に対応する領域の裏面に形成されて、底面部側へ突出して2辺のそれぞれの方向に連続形成されたリブ122と、底面部において、リブに対向する領域に連続形成されて、リブが底面部の板厚方向に挿入嵌合される溝部144と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
非支持状態において平面状を成すカバー部材(110)と、
前記カバー部材と対向する底面部(141)が湾曲形成されており、前記底面部に沿うように強制的に湾曲された前記カバー部材を支持する筐体(140)と、を備える構造体であって、
前記カバー部材の対向する2辺に対応する領域の裏面に形成されて、前記底面部側へ突出して前記2辺のそれぞれの方向に連続形成されたリブ(122)と、
前記底面部において、前記リブに対向する領域に連続形成されて、前記リブが前記底面部の板厚方向に挿入嵌合される溝部(144)と、を備える構造体。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記リブには、弾性材から成り、前記底面部に係合する爪部(123)が設けられた請求項1に記載の構造体。
【請求項3】
前記底面部には、弾性材から成り、前記リブに係合する係合部(148)が設けられた請求項1に記載の構造体。
【請求項4】
前記リブには、前記溝部からの抜けを防止する抜け防止部(122b)が設けられた請求項1に記載の構造体。
【請求項5】
前記リブおよび前記溝部が連続形成される方向は、前記底面部の湾曲する方向と交差する方向である請求項1に記載の構造体。
【請求項6】
前記カバー部材は、透明であり、
前記カバー部材の裏面に、前記カバー部材と共に湾曲された表示部(130)が設けられた請求項1~請求項5のいずれか1つに記載の構造体。
【請求項7】
前記表示部には、表示制御用の駆動回路(133)が、フレキシブル配線(132)を介して接続されており、
前記駆動回路は、前記底面部に形成された挿通孔(147)に挿通されて、前記底面部の外側面(141a)に固定された請求項6に記載の構造体。
【請求項8】
前記カバー部材の前記リブの形成されない他の辺に対応する領域と、前記底面部との間に、弾性部材(121)が設けられた請求項1~請求項5のいずれか1つに記載の構造体。
【請求項9】
平面状を成すカバー部材(110)と、
前記カバー部材と対向する底面部(141)を有し、前記カバー部材を支持する筐体(140)と、を備える構造体であって、
前記カバー部材の対向する2辺に対応する領域の裏面に形成されて、前記底面部側へ突出して前記2辺のそれぞれの方向に連続形成されたリブ(122)と、
前記底面部において、前記リブに対向する領域に連続形成されて、前記リブが前記底面部の板厚方向に挿入嵌合される溝部(144)と、を備える構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、構造体に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
構造体として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の構造体(冷間成形ガラス製品)は、カバーパネル(ガラス基板)、機械的リテーナ、およびフレーム等を有している。
【0003】
カバーパネルは、構造体の視認側面を形成する板材であり、単体状態では、平面に形成されている。機械的リテーナは、カバーパネルの対向する2辺に沿うように、カバーパネルの裏面に所定間隔で複数、設けられている。それぞれの機械的リテーナには、カバーパネルの面方向の外方に突出するガイドピンが設けられている。
【0004】
フレームは、カバーパネルを湾曲させて保持する枠状の筐体であり、カバーパネルの対向する2辺に対応する2つの壁部には、湾曲して連続するガイド溝が形成されている。そして、フレームの2つの壁部に対して、隣り合う他の1つの壁部が外された状態で、ガイドピンがガイド溝に順にスライドして挿入されることで、カバーパネルは湾曲形状となるように強制されて、フレームに固定されている。カバーパネルがガイド溝に挿入された後に、他の1つの壁部が、2つの壁部に装着されるものと思われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許出願公開第2020/0399142号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記の特許文献1においては、カバーパネルは、ガイドピンの位置では、フレームに固定(支持)されるが、ガイドピンの間においては、フレームに対して固定されておらず、自由端となっている。よって、湾曲形状に強制される際の反力によって、カバーパネルは元に戻ろうとする部位ができ、カバーパネル全体で見た時に、うねりが発生してしまう。
【0007】
また、カバーパネルは、ガイドピンをガイド溝に対して、移動(スライド)させることで、フレームに対して着脱可能となるが、フレームの一部を取り外す必要がある。更には、スライド方向に対応するカバーパネルの寸法分の移動量(スライド量)が必要となるため、着脱時の作業スペースが大きくなる。
【0008】
本開示の目的は、上記問題に鑑み、カバーパネルのうねりの発生を抑制すると共に、カバーパネルを容易に着脱可能とする構造体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
【0010】
本開示では、非支持状態において平面状を成すカバー部材(110)と、
カバー部材と対向する底面部(141)が湾曲形成されており、底面部に沿うように強制的に湾曲されたカバー部材を支持する筐体(140)と、を備える構造体であって、
カバー部材の対向する2辺に対応する領域の裏面に形成されて、底面部側へ突出して2辺のそれぞれの方向に連続形成されたリブ(122)と、
底面部において、リブに対向する領域に連続形成されて、リブが底面部の板厚方向に挿入嵌合される溝部(144)と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
英語教材
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
からくり表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示システム
25日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
18日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
29日前
個人
教具及び教育システム
17日前
船井電機株式会社
表示装置
16日前
オンキヨー株式会社
模擬臓器モデル
26日前
光精工株式会社
情報伝達装置
23日前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
ナルックス株式会社
発光表示装置
29日前
日本精機株式会社
表示制御装置、表示装置
25日前
株式会社デンソー
構造体
9日前
個人
(10k+3)の倍数の判別用具
10日前
リンナイ株式会社
表示装置
19日前
個人
(10p+1)の倍数の判別用具
19日前
個人
(10t+9)の倍数の判別用具
1か月前
株式会社リコー
表示装置
1か月前
個人
デッサン自動採点システム
24日前
個人
(10y+7)の倍数の判別用具
1か月前
個人
シート部材
1か月前
株式会社デンソー
表示装置
1か月前
シャープ株式会社
パネル保持構造
19日前
株式会社デンソー
表示装置
4日前
エムケー精工株式会社
表示装置および表示システム
1か月前
株式会社セイホウ
積層ラベル
9日前
シャープ株式会社
情報表示装置及び情報表示方法
1か月前
TOPPANホールディングス株式会社
カードホルダー
1か月前
シャープ株式会社
制御装置及び液晶表示装置
1か月前
株式会社デンソー
表示装置
1か月前
三菱電機株式会社
表示装置
2日前
株式会社JVCケンウッド
表示システムおよび表示方法
26日前
株式会社JVCケンウッド
表示システムおよび表示方法
26日前
株式会社喜多俊之デザイン研究所
ディスプレイユニット
23日前
日本無線株式会社
動揺模擬システム
24日前
続きを見る